掌のほくろは意外と目にすることが多く、どのような意味があるか気になるところです。掌には9つの丘と呼ばれる部分があるのですが、親指の付け根の膨らみの辺りは金星丘になります。
ここにほくろがある場合、健康に関わるものが読み取れたりします。心身の健全さを保つには良い指針になりそうです。それでは、この金星丘のほくろの意味について詳しく解説していきます。
手相占いで金星丘の場所の意味とは?
金星丘(きんせいきゅう)は、親指のつけ根の膨らみのある領域を指します。愛情の丘とも呼ばれ、愛情や思いやりの深さなどを現す丘として知られています。肉親や故郷との縁の強さも示します。
ここに豊かな膨らみがあり発達していると、何事にも情熱的、精力的に携わります。夢や目標に向かって前向きに行動します。精神的な強さが成功につなげられます。愛情豊かで人の面倒見が良く、誰にでも優しく接する温かい心を持ちます。
家庭運にも恵まれ、結婚すれば良き父や母になれます。この他、健康、スタミナ、官能、魅力にも優れます。一方、平坦だと、体力などは弱めになります。
金星丘のほくろの意味
金星丘にほくろがある場合、基本的に健康に関わる運気が低迷しやすいとされます。病気やケガが多くなり、何事も消極的になりがちです。健康を損なうことで、他の運気にもマイナスの影響を与えることがあります。肉親や故郷、先祖との縁が薄くなりがちです。
活きぼくろがあると、運気の低迷はあるものの、それを乗り越えて行ける力を持つとされます。活きぼくろは黒々としたツヤがあり、程よく盛り上がっているものです。左右対称でバランスの良い形なら、より一層乗り越える力は強くなります。
一方死にぼくろだと、より一層運気を低迷しやすくなります。死にぼくろはツヤがなく平らで薄茶色のものを指し、色調がハッキリとせず大きさは大小両極端だったりします。こちらの場合、警告として注意する必要があります。
金星丘にほくろが突然できたときは?
ほくろは少しずつ盛り上がってできることも、気が付いたら突然できていることもあります。医学的な原因もあるはずですが、ほくろ占い的な意味もあります。
手相は、考え方や周りの環境が変わると如実に変化することが知られています。ほくろ占いは手相に含まれるので、同じことが言えます。
ほくろが突然現れた場合は、何らかの理由によって急激に健康運が低迷したことを示します。体力的に無理な事は控えた方が良さそうです。病気やケガのリスクも高まります。
左手の金星丘のほくろ
手相は利き手でない手に生来の特質が現れるとされています。日本では右利きの人が多いので、一般的に左手で生来のものを読み取ることが多くなります。
この左手の金星丘にほくろがある場合、生まれながらに健康運が低迷しているとされます。体力的に弱く、幼少期から病気やケガが多くなるようです。何事も消極的になり、精神的な弱さもあります。しかし年齢を重ねて考え方や環境が変わると、ほくろが消えたり活きぼくろになり、健康運が上昇することが考えられます。
右手の金星丘のほくろ
手相では利き手に将来の特徴などが現れるとされています。日本は右利きの人が多いため、一般的に右手からこれからのことを読み取ることが多くなります。
この右手の金星丘にほくろがある場合、年齢を重ねたり、人生経験を積むうちに健康運が低迷するようになったとされます。後天的に健康を損ねたり、積極性に乏しくなった可能性があります。生活環境などの原因を見つけて改善する必要があります。そうすれば、ほくろが消えたり活きぼくろになり、健康運が上昇することが考えられます。
金星丘のほくろの対策
左右どちらの利き手に現れているかで、先天的なものか後天的なものかがわかり対処の仕方が変わります。
利き手にほくろがある場合、健康運を低迷させる原因が後天的に生じたことになります。その原因には生活環境や考え方、価値観や体力的な衰えなどが考えられます。いずれにしましても、それらを改善すれば、健康になれるわけです。
一方の利き手でない手にある場合、生来の健康運を低迷させる原因を取り除けば、健康になれると言えます。場合によっては家庭環境や考え方を改める必要があります。
まとめ:健康に注意する手相
金星丘のほくろは健康運が低迷していることを示します。健康を損なうことで何事も消極的になり、他の運勢にもマイナスの影響を与えます。
突然ほくろができた際は、何らかの理由によって急激に健康運が下がったと言えます。利き手に現れると後天的に、利き手でない手に現れると先天的に健康運が低迷することになります。金星丘にほくろが見られたら、健康に注意する必要があります。