厄年を迎える人、不運なことが続いて厄を払いたい人などは、厄除けに効果のある神社仏閣で祈願したいですよね。
関東には、関東厄除け三大師や関東三大不動など、古くから厄除けスポットとして有名な名所があります。
今回は、厄除け神社、お寺として有名な名所、パワースポットなどを厳選しました。初詣に行く際や、厄払いをしたい方などはぜひ参考にしてください。
【関東】厄払い・厄除けにおすすめの神社10選
厄払い、厄除けで有名な関東の神社・お寺を紹介します。厄除け効果が高いとされる有名な神社を厳選しましたので、ぜひチェックしてください。
■1. 佐野厄除け大師(栃木県)
毎年100万人以上が初詣に訪れる厄除けの名所
佐野厄除け大師は、栃木県にある有名な厄除けのお寺です。正式名称は「春日岡山転法輪院惣宗官寺(かすがおかさんてんぽうりんいんそうしゅうかんじ)」と言い、「春日岡」や「惣宗寺」とも呼ばれます。
厄除け元三慈恵大師を安置しており、古くから厄除け・方位除けの名所として人気です。初詣は毎年100万人以上の参拝客で賑わうとされています。
厄除け、方位除け祈願だけでなく、水子供養、その他様々な祈願ができるお寺です。お札やお守りは郵送にも対応しています。
■2. 川崎大師 平間寺(神奈川県)
災厄を消除する厄除け大師
「関東厄除け三大師」(日本厄除三大師)の一つとして有名なのが、「川崎大師 平間寺」(かわさきたいし へいけんじ)です。
「厄除けのお大師さま」としても親しまれ、初詣には多くの参拝客で賑わいます。
厄除けをはじめ、諸願成就の護摩祈願を行っています。
境内には大本堂や薬師殿、八角五重塔、仏教の経典が納められている経蔵があります。
営業時間:12月31日6:00~1月1日20:30、ほか平日6:00〜18:00
アクセス:京急大師線「川崎大師駅」徒歩8分
公式サイト:http://www.kawasakidaishi.com/
■3. 西新井大師(東京都)
足立区最大のパワースポット
神社や仏閣など、歴史あるスポットが数多く存在する足立区にあるのが「西新井大師(にしあらいだいし)」です。
江戸時代には女性の厄除け祈願所として賑わっていましたが、近年では「関東厄除け三大師」の一つとして、主に首都圏から多くの参詣者が訪れています。
境内には、梅や桜、牡丹、藤、あじさいなどが咲き、四季折々の美しい景色も楽しめます。
■4. 観福寺(千葉県)
「日本厄除三大師」の霊場
「観福寺(かんぷくじ)」は、川崎、西新井とともに日本三大厄除弘法大師に数えられています。
本尊には平将門の守護仏と言われる聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)を祀り、境内には、弘法大師の像のほか、国の重要文化財指定の釈迦如来などがあります。
また、江戸時代の測量家である伊能忠敬の墓があることでも知られ、多くの参拝客が訪れます。
営業時間:9:00〜16:30(祈祷の受付時間)
アクセス:JR成田線「佐原駅」徒歩25分
公式サイト:http://www.city.katori.lg.jp/05sightseeing/sights/015.html
■5. 成田山 新勝寺(千葉県)
初詣に大人気のパワースポット
千葉県にある成田山新勝寺(なりたさん しんしょうじ)は、初詣や祈願で人気の高いパワースポットです。成田山不動尊を祀っており、関東厄除け三大不動の一つに数えられています。
境内は、東京ドーム約3.5個分にも及ぶ自然豊かな公園や、重要文化財にも指定される複数の御堂があるのが特徴です。
厄除けのお祓いはもちろん、炎の中に特別な薪を投入して祈願する御護摩(おごま)祈祷を申し込むこともできます。
■6. 高幡山 金剛寺(東京都)
関東三大不動の一つでもある由緒あるお寺
高幡山不動尊 金剛寺(たかはたふどうそん こんごうじ)は、約1100年もの歴史があるお寺です。関東三大不動の一つに数えられています。
境内には、重要文化財の「仁大門」や「不動堂」(ともに重要文化財)など、歴史的文化財が多数あります。
厄災除、六三除、家内安全など様々な祈願ができる「護摩修行」も実施しており、不動明王の前で薪を焼き尽くし、ご本尊に祈りを捧げることができます。
■7. 箱根神社(神奈川県)
頼朝や家康も参拝したパワースポット
箱根神社(はこねじんじゃ)は、元々多くの武将が訪れる心願成就、勝負の神として名を馳せていました。
境内には89段の石段があることから、「89」=「やく(厄)」を落とすという意味があるといわれ、厄年にも縁起のいいスポットとして知られているのです。
また、境内の「九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)新宮」縁結びの神様のほか、安産や夫婦円満にご利益があるといわれているため、合わせて参拝するのもおすすめです。
営業時間:8:30〜16:00(祈祷の受付時間)
アクセス:箱根登山バス「箱根神社入口」徒歩15分
公式サイト:https://hakonejinja.or.jp/
■8. 居木神社(東京都)
緑豊かな都会のオアシス
閑静な住宅街に鎮座する「居木神社(いるぎじんじゃ)」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)を主祭神とし、開運招福、除災厄除などのご利益があります。
「厄落とし絵馬」と呼ばれ、自分の手で型抜き文字を押し出して厄落としをする絵馬が人気です。
病門除け・災難除け・鬼門除けなど自分に合った絵馬を選んで挑戦してみましょう。
また、境内には大きな桜の木があり、春になると見事な花を咲かせ、見る人を楽しませます。
■9. 鹿島神宮(茨城県)
一世一代の勝負事におすすめ
茨城県にある「鹿島神宮(かしまじんぐう)」は、息栖神社(いきすじんじゃ)とともに東国三社の一社としても知られ、最強の厄除け効果を期待できる神社として有名です。
東京ドーム15個分におよぶ境内地には、御手洗池や鹿園、さざれ石のほか、杉の木やモミの木が生い茂り、緑に囲まれた空間になっています。
神々しい雰囲気が放つ力強いパワーで、新年の運気を高めてみましょう。
■10. 川越氷川神社(埼玉県)
創建から1500年以上を数える
川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)は、埼玉県・川越の総鎮守としても信仰を集めている神社です。
縁結びの神様としても有名で、各所に縁結びのスポットが置かれていることから、良縁を求める参拝客やカップルに人気があります。
境内には、御神水が流れる「祓いの川」があり、人形とよばれる和紙に名前を書いてそっと流すと、心身の厄を洗い流すことができるといわれています。
営業時間:9:00〜17:00(祈祷の受付時間)
アクセス:西武新宿線「本川越駅」徒歩20分
東武バス「川越氷川神社」徒歩すぐ
公式サイト:https://www.kawagoehikawa.jp/
■11. 多気山不動尊(栃木県)
「たげさん」の愛称で親しまれる寺院
「多気山不動尊(たげさんふどうそん)」は真言宗智山派の寺院として、古くから宇都宮氏代々の祈願所として栄えてきました。
交通安全や火災防止、商売繁盛などのご利益が得られ、不動明王(漢字、梵字)、馬頭観音(ばとうかんのん)、寿老人(じゅろうじん)の4種類の御朱印がいただけます。
毎年5月に行われる迫力満点の「大火渡り祭り」のほか、初詣や厄除けのお不動様としても親しまれています。
■12. 萬満寺(千葉県)
古くから厄病除けとして信仰される
萬満寺(まんまんじ)は、鎌倉時代に創建された臨済宗の寺院です。
境内には、国の重要文化財に指定されている仁王尊金剛力士像が安置され、鎌倉時代の彫刻士である運慶が作ったと考えられています。
春と秋には、「仁王股くぐり(病除け)」とよばれる御開帳が行われます。
御開帳の期間に仁王様の両足の間をくぐると、病魔災害を防ぎ、丈夫になるといわれているのです。
営業時間:9:00〜16:00(祈祷の受付時間)
アクセス:JR「馬橋駅」徒歩3分
公式サイト:https://www.city.matsudo.chiba.jp/miryoku/kankoumiryokubunka/odekakemap/sanpo-map/manmanji.html
(松戸市役所)
■13. 小網神社(東京都)
大都会にたたずむ強運厄除の神社
日本橋七福神の一つでもある「小網神社(こあみじんじゃ)」は、こぢんまりとしていますが、仕事運や金運アップにご利益があるとされ、平日でも多くの参拝客が訪れます。
また、映画「麒麟の翼」に登場したことでも有名で、映画ファンの間でも人気だといわれています。
小網神社のお守りを受けて戦地に赴いた兵士が、無事に生還したという説もあり、その運にあやかって運が上がるように祈願する人が多いのです。
■14. 笠間稲荷神社(茨城県)
有名な日本三大稲荷の一つ
茨城県笠間市にある「笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)」は、日本三大稲荷の一つとしても有名な神社です。
産業の守護神として人気が高く、毎年350万人もの人が参拝に訪れるパワースポットでもあります。荘厳な鳥居と広い境内では、すがすがしい雰囲気を感じることができるでしょう。
厄払いの他にも厄除け祈願や開運招福のご祈祷をしてくれます。また郵送での祈祷もできるので、遠方の人は調べてみてください。
電話番号: 0296-73-0001
アクセス:JR水戸線笠間駅で下車して徒歩約20分またはタクシーで約5分
URL:http://www.kasama.or.jp/
■15. 深大寺(東京都)
東日本最古の国宝仏や元三大師像を安置
調布にある深大寺(じんだいじ)は、東京都内で人気の厄除け神社です。国宝仏の「釈迦如来像」や、厄除け大師として有名な「元三大師」像を安置しています。
厄除け祈願のほか、「降魔札」という魔除けのお札も頒布していることでも有名です。また、元三大師はおみくじの創始者とされているため、深大寺のおみくじも人気があります。
神社で厄除けをする時期は?
厄除けをする時期は具体的には決まってはいませんが、元旦から節分(2月3日)の時期にかけて行うのが一般的とされています。
旧暦では、立春の2月4日から次の年の立春までが一年と考えられていたため、立春の前日である節分ごろまでに厄除けを受ける風習があったといわれています。
しかし、あくまでも風習であり、神社ではいつでも祈祷ができるため、都合のいい時期にいくのがよいでしょう。
まとめ:神社で厄除けをして運勢アップ!
関東にある厄払いにおすすめの神社をご紹介しました。
仕事運や財運、恋愛運アップのご利益が期待できる神社も数多くあるため、厄年の人はもちろん、地震の運をより良くしたいという人も必見です。
この機会に厄除け・厄払いを体験して、運勢アップを期待しましょう。
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