【2023年】花まつりを行う東京の有名寺院は?花まつりの由来や歴史も解説

【2023年】花まつりを行う東京の有名寺院は?花まつりの由来や歴史も解説

東京で行われる花まつりイベントのほか、花まつりの由来や歴史についてご紹介します。花まつりに出かけ、春の訪れを感じてみて下さい。


花まつりのアイキャッチ

花まつりって?

花まつりとは、お釈迦さまの生誕をお祝いする仏教行事のことをいいます。

お釈迦さまの誕生日である4月8日を中心に、寺院などではさまざまなイベントが行われます。

お菓子が振る舞われたり、抽選会などのイベントが催されたりなど、子どもから大人まで幅広く楽しめます。

花まつりにはどんな歴史がある?

花まつりは、紀元前463年の4月8日にお釈迦さまが誕生されたことが発祥となっています。(※諸説あり)

ネパール国のルンビニーで生まれたお釈迦さまは、生まれてすぐに7歩歩み始め、「天にも地にもただ独り私として尊いのである(天上天下唯我独尊)」と宣言されたといわれています。

もともとは、「灌仏会(かんぶつえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」と呼ばれていましたが、たくさんの花で飾った花御堂(はなみどう)が作られることから、明治以降になって「花まつり」と呼ばれるようになりました。

花まつりはどんなことを行う?

花まつりの画像

1. お釈迦さまの仏像にひしゃくですくった甘茶をかけてお参りをする
2. 甘茶をいただく
以上が、花まつりでの一般的な手順とされています。

これには、「お釈迦さまが産まれた瞬間に、産湯(うぶゆ)を使わせるために9匹の竜が天から清浄の水を注いだ」という伝説がもとになっており、無病息災を祈る意味が込められているのです。

甘茶とは?なぜ甘茶をいただく?

甘茶の画像

甘茶とは、「アマチャ」という木の葉を煎じて作った飲み物です。強い甘味が感じられますが、砂糖が入っていないのが特徴です。

花まつりでは、花御堂に祭られたお釈迦さまに甘茶をかけますが、これはお釈迦さまが生まれたときに、九頭の龍が天から甘露の雨を降らせたという言い伝えに由来しています。

また、甘茶には、「飲むと不老不死になる」「甘茶で子供の頭をなでると、健康な子供に育つ」などといった伝説があるというのです。寺院によっては甘茶を振る舞うところもあるため、この機会に味わってみて下さい。

自宅で甘茶をいただくのもよい

花まつりは、必ずしも寺院で行わなければいけないというものではありません。

寺院が近くになくお参りできないという場合には、自宅で甘茶をお供えし、いただくというかたちでお祝いするのももちろん可能です。

市販の茶葉やティーバッグなど、お好みに合わせて用意してみて下さい。

【東京】有名寺院の花まつりに行ってみよう!

今回は、東京の有名な寺院で行われる花まつりをご紹介します。
地域によって催し内容が異なる場合があるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
近所の寺院でもやっている場合があるので、気になった際には調べてみましょう。 

護国院(上野)

護国院大黒天の画像

東京都台東区に位置する「護国院(ごこくいん)」は、1625年に建立しました。

その後、境内に釈迦文珠(しゃかもんじゅ)、普賢の三尊像を安置し本尊としたところから、このお堂は「釈迦堂(しゃかどう)」(現在の本堂)と名づけられました。

花まつりではお釈迦さまの生誕を祝う法要が行われ、甘茶が振る舞われます。
また、周辺の桜など周りの景色もいっしょに楽しむことができます。

【護国院大黒天 花まつり】
場所:護国院大黒天
(東京都台東区上野公園10-18)
開催日:4月8日(土)
開催時間:10時〜
公式サイト:なし
アクセス:東京メトロ「根津駅」徒歩5分

浅草寺(浅草)

浅草寺の画像

観光地としても人気の浅草にある「浅草寺(せんそうじ)」。都内最古の寺としても知られています。

花まつりの時期になると、本堂内陣や本堂前、五重塔前には花で飾り付けられた「花御堂(はなみどう)」が置かれ、中にはお釈迦さまの誕生仏が安置されます。

参拝者はこの仏像に甘茶をかけ、お釈迦さまの遺徳に感謝します。
また、本堂では「仏誕図(ぶったんず)」を掛けて法要が行われ、境内や参道では甘酒が無料で提供される予定です。

【浅草寺 仏生会】
場所:浅草寺
(東京都台東区浅草2丁目3-1)
開催日:4月8日(土)
開催時間:なし
公式サイト:https://www.senso-ji.jp/
アクセス:都営地下鉄浅草線「浅草駅」徒歩5分

大観音寺(人形町)

大観音寺の画像

人形町駅からすぐのところにある「大観音寺(だいかんのんじ)」は、浅草寺を本寺とする聖観音宗(しょうかんのんしゅう)の寺です。

花まつりには、境内には草花で飾った花御堂が作られ、お釈迦さまを安置します。参拝客には、甘茶とお菓子が振る舞われ、人形町の景品などが当たる抽選会が行われることも。

また、お寺の本堂が開扉され、東京都の指定有形文化財である「鉄造菩薩頭(てつぞうぼさつとう)」が公開されることでも有名です。賑やかな雰囲気で、年齢問わず毎年多くの参拝客が訪れています。

【人形町大観音寺花まつり】
場所:人形町大観音寺
(東京都中央区日本橋人形町1丁目18-9)
開催日:4月上旬
開催時間:-
公式サイト:http://www.ningyocho.or.jp/
アクセス:東京メトロ「人形町駅」徒歩1分

増上寺(御成門)

増上寺の画像

東京タワー近くにある「増上寺(ぞうじょうじ)」は、勝運や仕事運アップが期待できるパワースポットとしても人気の寺院です。

花まつり時には、大殿前広場に誕生仏が安置され、お釈迦さまを花でいっぱいに飾って祀ります。
たくさんの花を飾る華やかな様子が、フォトジェニックだとSNSでも話題になりました。

法要後、希望する参拝客には、2種類の薬草で作られた特製の甘茶の無料接待があります。

【増上寺 潅仏会】
場所:増上寺
(東京都港区芝公園4丁目7-35)
開催日:4月8日(土)
開催時間:11時〜
公式サイト:https://www.zojoji.or.jp/event/
アクセス:都営三田線「御成門駅」徒歩5分

築地本願寺(築地)

築地本願寺の画像

「築地本願寺(つきじほんがんじ)」は、東京都内における代表的な寺院の一つとして知られています。特徴的な外観の建物は、建築家である伊東忠太の設計により出来上がりました。

境内・本堂で行われる「きらめく築地はなまつり」では、花まつりの法要のほか、稚児行列、宝探しラリーなど子どもたちが楽しめる体験コンテンツが充実しています。(※稚児行列の参加受付は終了しています。)

また、屋台やキッチンカーが多数出店するなど飲食コーナーもあり、家族で楽しむことができます。

【築地本願寺】
場所:築地本願寺
(東京都中央区築地3-15-1)
開催日:4月9日(日)
開催時間:10時〜16時
公式サイト:https://tsukijihongwanji.jp/
アクセス:東京メトロ日比谷線「築地駅」出口1直結

花まつりで一年の健康を祈願しよう

花まつりの由来や歴史、東京で行われる花まつりについてご紹介しました。
今回ご紹介した以外にも、全国的に寺院では花まつりが開催される予定です。
見ているだけで華やか、穏やかな気持ちになれる花まつりをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

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