「周波数を上げると現実が変わる」と聞いたことはありますか?
スピリチュアルの世界では、周波数を上げることで、より良い現実を引き寄せる、幸せを感じやすくなるとよくいわれます。
けれど実際、「周波数を上げる」とはどういうことなのでしょうか?
そして、どうすればその状態を保つことができるのでしょうか?
今回は、周波数とは何か、上げるための方法、高い状態を保つコツなど、周波数について、スピリチュアルな観点から分かりやすく解説していきます。
周波数とは?高い・低いの話ではない

まず大前提として、 周波数には上下の優劣はありません。
人それぞれが持っているもともとの波動やエネルギーの質が違うだけで、「高い=良い」「低い=悪い」ということではないのです。
多くの人が「周波数を上げる」と聞くと、「頑張って成長しなきゃ」「悟らなきゃ」というようなイメージを持つかもしれません。
しかし、本当の意味での「周波数を上げる」とは、 本来の自分に戻ることなのです。
疲れやストレス、他人との比較などで、私たちは知らないうちに本来の自分のエネルギーを覆い隠してしまっています。
だから 「上げる」というより、「不要なものを手放して、本来の状態に戻る」感覚のほうが近いかもしれません。
周波数は人それぞれの個性
私たち一人ひとりには、もともと固有の波長があります。
明るく社交的な人もいれば、静かで内省的な人もいるように、持っている周波数はそれぞれ異なります。
だからこそ、「誰かみたいにしなきゃ」「こうならないと幸せになれない」という考え方は、逆に自分の周波数を乱してしまうことがあります。
自分のリズムを取り戻すことこそが、最も自然に周波数を整える第一歩なのです。
周波数を上げる方法3選
ここからは、実際に周波数を整え、本来の自分に戻っていくための3つのステップを紹介します。

■1. 自分自身を大切にする
まず大切なのは自尊心を持つこと。
自分を丁寧に扱う人ほど、他人や目に見えない存在へのリスペクトも自然と深まります。
たとえば、
* 無理をして誰かに合わせない
* 自分の気持ちを我慢しない
* 「自分はこれでいい」と受け入れる
こうした日々の小さな選択が、あなたの波動を穏やかに保ってくれます。
「自分を大切にする」とは、わがままになることではありません。
自分の内側の声をちゃんと聞いて、それを尊重することなのです。
■2. 「ありがとう」を習慣にする
次に大切なのが、感謝のエネルギーです。
感謝は、最も波動を整えるエネルギーのひとつです。
「無理やり感謝しよう」ではなく、自然と湧いてくる「ありがとう」を大切にしてください。
たとえば、
⚫︎朝起きたときに「今日も目が覚めてありがとう」
⚫︎夜寝る前に「今日も一日ありがとう」
と言うなどです。
ほんの数秒でも構いません。
日常の中で自然に感謝を思い出すことで、心が柔らかくなり、エネルギーの流れが整っていきます。
感謝は無限に供給できるエネルギーです。
与えるほどに、自分自身も満たされていくのです。
■3. 過去を許す・手放す
私たちが波動を乱す大きな原因の一つが、過去への後悔と未来への不安です。
「どうしてあの時あんなことをしたんだろう」「これから大丈夫かな」
そんな思考のループにハマってしまうと、心が「今この瞬間」から離れてしまいます。
ただ、「過去を許そう」と無理やり言い聞かせる必要はありません。
無理に手放そうとすることは、逆に自分を苦しめることにもなります。
大切なのは、「今の自分はそう感じているんだな」と、ただその感情を認めること。
それだけで、少しずつ心の中の緊張がほどけていきます。
手放しとは、「忘れる」ことではなく、「許せない自分も受け入れること」なのです。

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日常でできる!周波数を保つ習慣4選
周波数を上げることができたとしても、それを保つのは簡単ではありません。
でも、日々のちょっとした心がけで、穏やかに整った状態をキープすることができます。

■1. 好きなことをする
「好きなことをする」とは、好きなことを仕事にしたり、社会的にすごいことを成し遂げるという意味ではありません。
小さなことで大丈夫す。
たとえば、「今日は少し昼寝をしたい」「この本を読みたい」「この景色を見たい」など、自分がしたいと感じることを実行してみましょう。
自分の「今したい」を素直に叶えてあげることが、最もシンプルで強力な波動調整です。
■2. やりたくないことをやめる
同時に、「やりたくないことをやめる」勇気も大切です。
無理な付き合いや、心が重くなる関係から少し距離を取ることも、エネルギーを守るための立派な行動です。
自分の心が「行きたくない」「やりたくない」とサインを出しているなら、それを無視せず尊重してあげてください。
それが、自分への信頼を取り戻す一歩になります。
■3. 自然・動物・子どもと触れ合う
自然の中には、ありのままの生命のリズムがあります。
森林浴や日光浴、月光浴、海辺の散歩などは、乱れたエネルギーを整えるのにとても効果的です。
また、子どもや動物と遊ぶのもおすすめ。
彼らは「今、この瞬間」を純粋に生きていて、そのエネルギーに触れるだけで、心が洗われるように感じます。
■4. 睡眠と水を大切にする
肉体の状態も、波動に大きく影響します。
十分な睡眠をとり、水をしっかり飲むこと。
それだけで、エネルギーの巡りは驚くほどスムーズになります。
寝る前にスマホやパソコンをオフにして、静かな空間で休むのもおすすめ。
電磁的なノイズを減らすことで、深い睡眠が得られやすくなります。

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上がった周波数を保つコツ
「上がった周波数を保つ」ために一番大事なのは、心地よさを軸に生きることです。
人のエネルギーは常に変化しているので、ずっと同じ状態でいようとする必要はありません。
その時々で「今の自分にとって心地いいもの」を選ぶ。
それだけで、あなたの波動は自然と調和した状態を保てます。
頑張って「高い波動でいよう」とするよりも、
正直に、素直に生きること。
それが一番確実に、あなたを本来の周波数へと戻してくれます。
まとめ
周波数を上げる方法や、保つ方法について解説しました。
周波数を上げるとは、本来の自分に戻ることです。自分を大切にし、感謝とともに生きることで、心地の良い方向へ向かうことでしょう。
手放しや許しは、無理に行う必要はありません。許せなかったり、執着してしまう時は、その感情を感じきってしまいましょう。やりたくないことや見たくないことにはフォーカスせず、好きなことや心地いいことにフォーカスし続ける努力をしましょう。
そうした積み重ねが、少しずつあなたのエネルギーをクリアにしていきます。
そして結果的に、現実のほうが優しく変わっていくのです。
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タロット占い師。占いの館でプロデビュー後、対面鑑定やオンライン鑑定で実績を積む。その後、渋谷パルコ、西武池袋本店など、人気カルチャーイベントにも占い師として多数出展。衣食住と占いを繋ぐライターとしても活動中。