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生き方がわからない人がやるべきこと40個【年代別に解説】

生き方がわからない人がやるべきこと40個【年代別に解説】

毎日ただ勉強や仕事、家事をして特に楽しみもなく過ごしている…という人は意外と少なくありません。没頭できる趣味も見つからずどうやって生きたらいいのかわからない人のために、この記事では40項目のやるべきことリストを差し上げます。生き方に悩んでいる方はぜひ実践してみてください。


「生き方がわからない…」今、自分の生き方に迷う人が増えています。決して不幸なわけじゃない、友達がいないわけでもない、天涯孤独なわけでもない、生き方に悩む特別な理由がないのに、今の生き方に疑問を感じて、根拠のない不安に襲われることがあります。

「生き方がわからなくて悩んでいるなら生き方を探せば良い」という人もいるでしょう。しかし、そもそも生き方がわからない人は、どうやって自分だけの生き方を探したら良いのか、その方法がわからないのです。

そこで今回は、生き方がわからない人がやるべきことを年代別に列挙し、それぞれの年代で考えるべきことについて解説します。

生き方がわからない理由

生き方がわからない理由は、人によってそれぞれ違います。「人に流されてばかりで自分の希望がない」「やることが多過ぎて常に追われている」「大きな不便はないけど漠然と将来に不安を感じる」「人生が楽しくない」などです。

大きなトラブルに直面したわけではないけれど、ふと「このままでいいんだろうか」「自分にはもっと違う生き方があるのではないか」と思うのですが、「では、違う生き方とは?」と考え始めると、その答えが出ません。

理由は違えども、生き方がわからないという非常に抽象的な悩みの根底には、子供の頃に植え付けられた価値観が影響していることが多いです。その価値観とは、以下の3つです。

・将来の夢を見つけなさい
・人に迷惑をかけてはいけません
・人に合わせる協調性を持ちなさい

誰もが子供の頃大人から言われていたと思います。しかし、この3つには大きな矛盾があるのです。自分だけの夢を見つけなければならないのに、それと同時に人に迷惑をかけず合わせろと言うのです。夢とは個人が抱くもので、独創的なものです。一方、人に迷惑をかけず合わせるというのは、自分の意思を抑圧することでもあります。この相反する教えが、知らずに心を縛り付け、自由に生きようとする自分を無意識に留めてしまいます。そして、生き方そのものがわからなくなってしまうのです。

だから、生き方がわからない時は、一度周囲との枠を取り払い、自分が何をしたいのか、どんなことが好きなのか、ただそれだけを追求する必要があります。しかし、人は1人では生きていけませんから、自分の希望を明確にした上で、どうすればそれを成し遂げながら周囲とのバランスをとれるのかを考えなければなりません。

生き方を考える前に知っておくべき自分の特徴を知る4つの質問

いきなり生き方を考えようとしても、漠然とし過ぎて難しいものです。また、「自分はこんなことがしたい」と思っても、あなたの能力や気質と求めることが真逆の場合、好きに生きようとすることで、余計に困難な事態に陥ってしまう可能性があります。

だから、生き方を考える前に「自分とはどんな人間か」を、まず考え、自分の特徴を把握した方が良いのです。そこで、生き方を考える前に知っておくべき自分の特徴についてお話ししします。

①求めたいのか求められたいのか

人には「求められることを喜びに感じるタイプ」と、「自分が求めたことを叶えてもらうことに喜びに感じるタイプ」がいます。

恋愛に置き換えると、好かれた相手と付き合った方が幸せを感じるタイプと、自分が好きな相手を追い続けることに幸せを感じるタイプです。

生き方には色々ありますが、求められる場所に収まる生き方と、自ら求めたことを追求する生き方があり、自分の特徴と逆の生き方を選ぶと、大きなストレスを抱えることになります。求められ高い評価を受けても、自分がやりたいことを求めるタイプだと、「これは本当に自分がやりたいことではない」と感じて心が満たされません。一方、本当は求められることに喜びを感じるタイプなのに、我が道を貫こうとして上手くいかず評価がついてこないと、自分の存在価値を見失いそうになります。

自分の心を満たす生き方を考えたいなら、自分が喜びを感じやすい環境に身を置くことが大切です。

②自分で決めたいのか皆で決めたいのか

生き方を考えようとした時、「自分の人生なのだから自分で決める」と思いがちです。しかし、人によっては自分だけで全ての決断をすることを重荷に感じるケースがあります。この場合、「自分だけの人生」という思い込みから全てを自分で決めようとしても、「本当にこれで良いのだろうか」「皆はこんな自分のことをどう思うだろう?」と、常に不安を感じてしまいます。だから、自分の人生の生き方を考える時でも、たくさんの人に相談し、アドバイスや感想を参考にした方が、最終的には納得のいく生き方を見つけられる可能性が高まります。

一方、自分のことは自分で決めたい派の場合、悩むことがあったとしても、1人でじっくり考えて決めたという事実が自信に繋がります。そして、例え上手くいかなくても「自分で決めたことだから仕方ない」と受け止めることができます。逆に、このタイプが人に相談し、「せっかくアドバイスをしてくれたから…」と、自分の考えとは違う意見を取り入れて結論を出すと、上手くいっても達成感をイマイチ感じられません。また、失敗した場合は「やっぱり自分だけで決めれば良かった」と大きく後悔してしまいます。

③自由でいたいのか束縛されたいのか

「自由でいたいのか束縛されたいのか」と聞かれると、多くの人は「自由がいいに決まっている」と思うかもしれません。しかし、自由は孤独に通じます。人の考えや行動に影響を受けず、自分のやりたいように自由に振る舞うというのは、実は勇気と強い意志が必要なのです。また、束縛されて自由を阻害されることを喜ぶ人なんていないと思いがちですが、束縛とは必要とされることであり、愛情ゆえの行動です。もちろん程度というものがありますが、束縛したりされたりするのは、そこに人のつながりがあり、何かに属しているということです。

生き方には色々ありますが、自分が自由でいたいタイプか束縛されたいタイプかを知るのはとても重要です。1人が苦にならず、独創性を持って突き進むタイプは、自由な生き方を考えると良いでしょう。このようなタイプが何かに属し続け、自分の能力を縛られるのは、耐えがたいストレスです。逆に、束縛されたいタイプが自分を誤解して1人で決断しようとすると、自分の決断に全てがかかっているというプレッシャーにつぶされてしまいます。

④安定が欲しいのか冒険が欲しいのか

「自分の生き方」「将来の夢」という言葉は、平凡ではない大きな野望のようなものを感じさせます。しかし、自分の生き方が「安定した職場で定年まで働き、貯蓄をしっかり貯めて老後を安心して過ごす」でも良いですし、将来の夢が「公務員」「一部上場企業の正社員」でも良いのです。しかし、自分が求めて安定した職業に就いているのに、子供の頃に抱いた将来の夢のイメージに縛られ、「本当にこれが自分の求めた生き方なのだろうか…」と、漠然とした不安に襲われてしまうことがあります。

人が生き方に迷う時というのは、迷う余裕がある状況です。切羽詰まり、目の前のことをこなさなければ生きていけないような危機的状況の時、人は生き方がわからなくなるのではなく、逃げ出したいと追い詰められます。とりあえず明日の心配をせずに生きていける平穏な毎日の中、人はふと生き方に迷い込みます。堅実な毎日を送っている時に「生き方がわからない」と感じると、自分は安定ではなく冒険を求めているのではと思うことでしょう。

しかし、自分が安定を求めているのか、それとも冒険を求めているのかの結論は、時間をかけて出す必要があります。誰もが「冒険したい」という気持ちを持っているけれど、安定を捨ててまで欲するものなのか、ちょっとした冒険だけで満足できるのかは別の話なのです。これは、安定か冒険か、どちらかを選ばなければならいという極端な話ではありません。自分に合った安定と冒険のバランスを見つけることが、あなたが求める生き方の答えを出すコツです。

生き方がわからない人がやるべきこと40個【10代編】

1.自分の好きなことを考える
2.自分の嫌いなことを考える
3.自分の得意なことを考える
4.自分の苦手なことを考える
5.世の中の構造に興味を持つ
6.世の中にある職業を調べる
7.進路を真剣に考える
8.人生は途中でいくらでも方向転換できることを知る
9.失敗を恐れない
10.失敗して当たり前だと開き直る
11.まずやってみる
12.わからなければ人に聞く
13.悩んだら生身の人間に相談する
14.教えてくれる人を大切にする
15.自分を決めつけない
16.限界を計算せず動いてみる
17.とことん遊ぶ
18.とことんサボる
19.とことん勉強する
20.アルバイトをする
21.無理にでも好きな人を作る
22.無理に付き合う必要はない
23.告白する
24.仲間を巻き込む
25.仲間と秘密を共有する
26.仲間と色々な場所へ出かける
27.傷ついた時は泣く
28.つらい時は人を頼る
29.我儘を言う
30.親を上手に使う
31.たくさんの人と言葉を交わす
32.世界は広いことを知る
33.見識を広める
34.大人の言うことを疑ってみる
35.生涯の友を作る
36.壮大な夢を持つ
37.歴史を深く知る
38.決められたルールの矛盾点を探る
39.人と違うことを個性にする
40.思い出を作る

10代は将来について最も考えさせられる時期

10代は人によって何度も受験を経験する年代です。中学受験、高校受験、大学受験、資格試験など、テストという形で何度も自分の能力値を突き付けられます。それと同時に、「将来どのような進路を選ぶか」という具体的な問題を考えさせられます。大人たちは当然のように、「あなたの将来の夢は?」と聞いてくることでしょう。それに正直に答えて、そのまま大人が応援してくれることもあるでしょうが、時には「世の中そんなに甘くない」「それをするにも、とりあえず大学を出てからで遅くない」など、自分から夢を聞いておきながら、その答えを否定してくるかもしれません。

10代はまだ大人の庇護なくして生きてはいけない年代です。自分の生き方を探しているのに、そこにどうしても大人の意見が介入します。また、大人の力がなければ得られない情報もあります。そして、自分の希望と大人の希望の狭間に立ち、益々生き方がわからなくなることもあります。最も将来について考える機会が多い時期なのに、1人だけの力でじっくり考えることが難しいのが10代なのです。

10代は周囲の迷惑を考えず自由にできる時代

大人の庇護がなければ生きていくのが難しい10代ですが、それは「守られる立場であり、まだ自分が守らなければならないものはない」という意味でもあります。そして、「まだ子供」で許される年齢ということです。だから、生き方がわからなくなった時は、あなたが思うがまま、自由に行動してみましょう。小さな頃から「人に迷惑をかけないように」と育てられてきた人には抵抗があるかもしれませんが、犯罪行為以外であれば、何をしても割とどうとでもなるものです。

自由に行動するためには、自分は何をしたいのか把握する必要があります。だけど生き方がわからないあなたは、「何がしたいのかわからない」と思うかもしれません。そして、自由に振る舞うことの難しさに直面することでしょう。でも、それで良いのです。自由でいるためには、自分の強い意志が不可欠で、且つ大きな責任が生まれるのだと実感することが大切なのです。自由でいられる年代の内に自由を経験し、自由の意味を知ることで、生き方への指針を見つける材料になります。

教えてくれる人を大切にしよう

10代は学びの時代です。あなたのために教えてくれる人が周囲にたくさんいますよね。それは先生であったり、親であったりします。しかし、自分に物事を教えてくれる人というのは、時に煩わしい存在です。成長したあなたは、「そんなこと言われなくてもわかっている」「自分で考えることができる」と、反発心を抱くこともあるでしょう。

しかし、自分に何かを教えてくれる人は、あなたにとってとても貴重な人なのです。あなたのことを思い、あなたの人生のためになればと教えてくれているのです。突っぱねることは簡単ですが、全てを自分だけで学ぶのは困難ですし、何より人の教えを乞うことなく1人だけで学ぶと、価値観が偏ってしまいます。そして、人の好意を無下にし続けることで、自分の味方を減らしてしまいます。

大人になると、教えて欲しくても「自分で考えろ」と言われる場面が増えます。教えてくれる人がいるというのは、決して当たり前のことではないのです。だから、教えてくれる人を大切にし、言葉に耳を傾け感謝しましょう。生き方がわからなくて悩んだ時、教えてくれる人があなたの悩みに寄り添ってくれます。

10年後今の自分を思い出した時に恥ずかしくなるくらいが丁度良い

10代も後半に入ると、思考力も社会性も大人のように成長しますよね。今考えている進路は、あなたが大人になった時に直結するようなものですから、「失敗できない」と思うかもしれませんし、堅実な道を選ぼうとして「本当にこれが自分の求める生き方?」と迷うかもしれません。でも、10代の若いあなたには未来の可能性が無限にあります。だから、自分の気持ちに正直になって、羽目を外す体験をして欲しいと思います。そして、思いきり生き方に悩んで、友達と語り合い、そのことを記憶に刻んでください。

10年後、あなたは今よりずっと成長していることでしょう。その時、今の自分を思い出して「あの頃は若かった」「思い出すのも恥ずかしい」と思うくらいが丁度良いのです。そう思えることが成長であり、生き方がわからず悩んだ自分を受け止められる大人になったということです。だから、やりたいと思ったことは、何でも挑戦してみてください。失敗や成功を繰り返し経験しながら、少しずつ生き方を探して行けば良いのです。

生き方がわからない人がやるべきこと40個【20代編】

1.お金のかかることをする
2.好きな物を買う
3.ブランド店に行く
4.海外旅行をする
5.お洒落に敏感になる
6.お洒落にお金をかける
7.脱毛サロンに行く
8.合コンする
9.街コンに行く
10異業種交流会に行く
11話題のレストランに行く
12.お酒をたしなむ
13.新人のポジションを謳歌する
14.若いからできることをする
15.自分の仕事に興味を持つ
16様々な年代と交流する
17.やらされるのではなく自らやる
18.常に新しい方法を考える
19.その道に詳しい人を探す
20.自主的にスキルアップを目指す
21.今の会社で働き続ける未来を真剣に考える
22.社会人だから行ける場所に行く
23やりたいことを考える
24.仕事しながらやれることを全てやる
25やりたいことと仕事を天秤にかける
26転職した自分を想像する
27.転職という選択肢を真剣に考える
28.親と語り合ってみる
29.結婚について考える
30.自分という人間について考える
31.自分の立ち位置を知る
32.自分を演出する術を手に入れる
33.良くも悪くも恋愛をする
34.お金を貯める
35.知識を蓄える
36.役立つ人脈を作る
37.社会の矛盾点を知る
38.立場が上の者が人格者とは限らないことを知る
39.むやみな焦らない
40.自分の価値観を固めない

20代は人格が完成すると言われる時期

20歳で成人式が行われ、20代は立派な大人という認識です。しかし、人格形成が完成するのは25歳だという説があります。脳科学では、人の脳の成長は25歳で落ち着き、その後60歳頃まで能力は殆ど衰えないと言われているのです。この見解から、人格形成が完了するのは25歳であり、基本的な人格はそれ以降変えるのは難しい、逆を言えば25歳までの性格は案外柔軟に変わる可能性を秘めていると言えます。

だから、20代前半は「自分はこうだ」と決めるにはまだ早く、20代後半は自分を知るのに適した時期ということ。20代は学生から社会人に転進する人が多い年代でもありますから、自分が大きく変革する可能性が高い時期なのです。生き方は環境や考え方によって変わりますから、変化の多い20代に生き方がわからなくなるのは、自分と向かい合い、変化を真摯に受け止めようとする気持ちの表れです。

20代はお金と時間を最も自由に使える時期

10代と20代の一番大きな違いは、学生から社会人への転身です。社会人になることによって、自分の力で一定の収入を得ることができるようになります。収入の一部を仕送りしたり家に入れたりする人もいるでしょうが、独身者であれば、働いた収入の多くは自分のためだけに使うことができます。また、体力的に最も充実するのが20代で、寝る間を惜しんで時間を作っても何とかなる無理の効く年代です。

30代になると既婚者が増えます。結婚すると、お金にも時間にも制約が生まれます。家族を持ち、守るものができると、自分のためだけではなく、家族のためにお金と時間を費やすようになるのです。あなたはまだ30代で結婚すると決まっているわけではないかもしれませんが、可能性はありますよね。だから、20代は自分だけの判断でお金も時間も自由に使えるんだという意識を強く持ちましょう。そして、今の内にお金や時間が必要なことを経験しておくのです。

経験しなければわからないことはたくさんあります。生き方がわからないときは、とりあえず色々な経験をしてみるというのも1つの手段です。やってみて、初めて「自分はこれが好きだ」「向いている」「思っていたのと違った」ということが明確になります。20代ならば、今しかできないお金の使い方、時間の使い方を経験してみましょう。背負うものができた時、「あの時もっと色々やっておけば良かった」と後悔しないように。

仕事について真剣に考えてみよう

20代で初めて社会人となる人は多いです。正社員になる場合は、「定年までこの企業で働く」という前提があります。だから、就職活動中、自分の生き方や適性を真剣に考えて決めたことでしょう。しかし、どんなに一生懸命頑張って決めた仕事でも、現実がイメージと大きく異なることがあります。その業界で働くこと、その企業で働くことが初めてなのですから、むしろイメージ通りである方が稀かもしれません。会社とは、中に入らなければわからないことだらけなのです。

だから、20代が仕事に対して「これが自分の求めたもの?」と悩み、生き方がわからなくなるのは、仕方ないことだと言えます。それを表す数字が、厚生労働省が発表している新規学卒者の離職状況です。この調査では、平成26年3月卒の新規大卒就職者の離職率は、以下のようになっています。

1年目:12.2%
2年目:22.8%
3年目:32.2%

今や、転職は当たり前の時代となりましたが、大学時代に懸命に就職活動して、新卒という特別な切符を持って入社した企業を、3年以内に3割以上が退職しているのです。それだけ、初めての社会人生活は、20代を悩ませ迷わせるものなのでしょう。「生き方がわからない」と悩んでいる人の中には、「会社を辞めようか」と安易に考えている人もいることでしょう。

しかし、生き方がわからなくなった時こそ、仕事について真剣に考えるチャンスです。人生と仕事は切っても切れない関係で、仮に今の会社を辞めても、生きていくためには働き続けなければなりません。そして、人生の大半を費やすのが働く時間です。仕事を辞めるかどうかの前に、「自分にとって仕事とは?」ということについて考えなければ、生き方の答えを出すことは難しいです。20代は転職に有利な年代ですが、それだけに、本当に転職するなら、自分の生き方に合った職場を見つけなければ、同じことを繰り返してしまい、時間を無駄にするだけになってしまいます。

あなたにとって働くとはどんなことですか?子供の頃「将来の夢は何ですか?」と聞かれ、大抵は自分の好きな事と仕事を絡めた答えを思い浮かべたことでしょう。しかし、人によっては好きな事を仕事にして苦しくなる場合もあります。仕事はお金を稼ぐ手段であり、生き甲斐は趣味として金銭とは絡めない方が幸せだという人もいるのです。もちろん、好きな事を仕事にして、やり甲斐を感じながら充実した毎日を送る人もいます。自分は仕事に何を求めているのかを考え、今の仕事とどう付き合っていくのかが見えれば、生き方のヒントとなることでしょう。

逃げずに自分と向かい合おう

20代は、学生という枠で横並びでいられた10代とは違い、競争を強制される年代です。学生時代は好き嫌いだけで選べた人間関係も、社会人になるとそうはいきません。そのため、「勉強すればテストの点数に反映される」というわかりやすい努力の形から、その人が元々持っていた人を見る力や処世術、相手の好き嫌いや時の運などに大きく結果を左右されます。強い理不尽さを感じることもあるでしょう。

だけど、問題に直面した時、責任転嫁をして「自分は悪くない」と思うと、本当の答えを見失ってしまいます。生き方がわからない時こそ、辛いこともラッキーなこともひっくるめて、自分と向かい合う必要があるのです。自分に何が足りなかったのか、自分の何が良かったのかを丁寧に考えることで、次に活かせるようになります。そして、「こうすれば良いのかも」というアイディアが生まれ、生き方について柔軟且つ器用に考えられるようになります。

時には受け入れ難い自分に直面することがあるかもしれません。だけど、それを認めてこそ大人と言えます。大人になるというのは、現実と上手に付き合っていくことでもあるのです。誰にでも自分の中に嫌悪する部分を持っていることでしょう。「それも自分なんだ」と認めることで、本当に自分がしたい生き方を見つけることができます。

生き方がわからない人がやるべきこと40個【30代編】

1.世間が持つ30代のイメージを把握する
2.中堅の自覚を持つ
3.人の上に立つ心構えを持つ
4.焦らない
5.言い訳をやめる
6.目の前にあるものを確実にこなす
7.自分の魅力を知る
8.自分の長所を知る
9.自分の短所を知る
10.自分のダメな部分を受け入れる
11.必要なものを考える
12.余計な荷物を背負っていないかを考える
13.人間関係を断捨離する
14.持ち物を断捨離する
15.目標を具体化する
16.目標を達成するための計画を立てる
17.目標のための自己投資を惜しまない
18.有言実行する
19.悩んだら結論を出す
20.「察して欲しい」は諦める
21.自分の言葉で気持ちを伝える
22.日記やブログを始める
23.丁寧な食事を心がける
24.ゆっくり休む日を作る
25.好きな事を改めて取り組んでみる
26.親と対等に話をする
27.親が30代だった時の話を聞く
28.家族について考える
29.10年後の自分を考える
30.恋愛に臆病にならなくて良い
31.新しいことにチャレンジしても良い
32.自分を優先させても良い
33.新たに学び直す
34.苦手なものに挑戦する
35.今やるべきことを把握する
36.様々な適齢期を気にしない
37.人の人生を模倣しない
38.計画的にお金を使う
39.若さを過信しない
40.後輩から学ぶ

30代のスピードは20代の比ではない

20代の時、「10代よりずっと時間が早く感じる」と思った人は多いでしょうが、30代のスピード感は20代の比ではありません。年を取るにつれ1日が早く過ぎ去り、あっという間に1年経ってしまいます。「生き方がわからないけど、とりあえず日々のことをやって、自分のことは後でじっくり考えよう」と思っていると、気が付いたら既に30代も後半に突入…なんてことになり兼ねないのです。

だから、30代は有言実行、決めたら即行動が基本です。生き方がわからないのであれば、考えて「とりあえずこれを試してみよう」と思うことがあったら、タイミングなどを考えずにすぐに取り掛かりましょう。30代は思い立ったが吉日を実行すべき年代です。

もう「若いから仕方ない」は使えない

20代では、「まだ若い」「まだ新人の部類」と周囲が思っているため、失敗したり努力不足だったりした場合も、「仕方ない」と多めに見てもらえました。しかし、30代は違います。世間から見ると立派な大人で、仕事では責任を背負うポジションになったり、子供が生まれて親になったりしている人もいることでしょう。しかし、本人の感覚としては、20代の頃と大きく変わらないと感じる場合も少なくありません。人は徐々に大人になるので、30代になったからいきなり大人の自覚が出るわけではないのです。

でも、社会の認識と自分の感覚のギャップは埋めることができません。あなたが自分をまだ未熟だと思っても、世間はそう見てくれません。「若いから仕方ない」は、30代では通用しないのです。そのプレッシャーを苦しく感じ、益々生き方がわからなくなることがあるかもしれません。そんな時は、改めて自分の良いところと悪いところについて考えてみましょう。周囲の期待に応えられる部分と、そうではない部分があると思います。それを自覚することで、周囲からのプレッシャーと上手に付き合えるようになります。

時には、「もう30代なのに、自分はなんてダメなんだろう…」と落ち込むこともあるでしょう。だけど、ダメな部分がない人などいないし、人は足りない部分があるからこそ魅力的なのです。30年以上生きてきて染みついたダメな部分を克服するには、かなりの努力が必要です。乗り越えることを諦める必要はありませんが、30代にったら自分のダメな部分を受け入れてあげましょう。そうすることで、自分を否定せず、前向きに考えられるようになります。

どんな形でも結論を出す癖をつけよう

30代で立ち止まっていると、あっという間に40代になってしまいます。生き方に悩み、自分と向かい合う時間は大切ですが、ただ悩むだけではなく、とりあえずでも良いので結論を出すことが大切です。仮にその結論が間違いだったとしても、決して無駄にはなりません。結論を出したからこそ「これは違う」と気付くことができたということなのです。何もしないままでは、何が違うのかもわからないまま、ただ年を重ねてしまいます。

30代は焦りの年代だからこそ焦らないよう自分に言い聞かせよう

30代になると、友達の色々な人生模様を見ることになります。キャリアを積んで管理職になったり、結婚して家庭を持ったり、自分の夢を叶えるため会社を辞めたり、自らの能力を信じて起業したり。自分なりの生き方を見つけて頑張っている友達を見た時、生き方がわからないと悩んでいると、より一層「自分は今のままでいいんだろうか」と悩み、焦ってしまうかもしれません。世間的にも、転職や婚活は30代の内が良いと言われるため、「何かやらなきゃ」「結果を出さなきゃ」と、無性に焦ってしまうのが30代です。

でも、焦ると本当に大切なものを見失ってしまいます。焦って慌てて手を伸ばしたものが、あなたが本当に求めるものである可能性は低いです。焦りは判断力を鈍らせます。だから、「焦らなくていいんだ」と自分に言い聞かせ、じっくりと生き方について考えてくださいね。

生き方がわからない人がやるべきこと40個【40代編】

1.無理し過ぎない
2.健康に気を遣い始める
3.自分の体質を知る
4.体力をつける
5.今までの人生を振り返る
6.子供時代を思い出す
7.幸せだったことを描き出してみる
8.辛かったことを思い出す
9.困難を乗り越えた自分を認める
10.やり残したことはないか考える
11.自分史としてまとめる
12.「まだ若い」「までできる」と思い込む
13.たまには思いっきり若作りする
14.旧友に会う
15.今から目指したいことはないか考える
16.新しいことを学び初心に戻る
17.大人の責任について考える
18.社会の中の自分の立ち位置を考える
19.人を育てることに力を入れる
20.尊敬される大人を目指す
21.見栄を張るのをやめる
22.できないことは「できない」と認める
23.年齢だけで人を判断しない
24.若い世代と交流する
25.感謝の気持ちを持つ
26.やらねばならないことを整理する
27.課題は1つずつ丁寧にこなしていく
28.親の老いを受け止める
29.子離れの準備を始める
30.夫婦の絆を確かめる
31.恋愛は諦めなくて良い
32.自分のためだけの時間を作る
33.何事も諦めない
34.学生時代の知識が古いことを知る
35.年令意識が過去と違うことを知る
36.友人を大切にする
37.精神的な余裕を持つ
38.大まかな生涯プランを考える
39.世の中の不条理を知る
40.経験を自慢げに語らない

40代はそろそろ老化を感じ始める年代

40代に入ると、健康診断でひっかかったり、風邪が長引いたり、老眼が始まったりと、体の衰えを感じ始めます。体力の現状維持にもこまめな運動などの努力が必要で、頑張れば体がついてきた30代とは違い、リアルに自分の老化を感じるのが40代です。

だから、40代に入ったら自分の体を思いやり、良い体調をキープできるリズムを守っていきたいものです。無理し続けると体力が持たず、不調が続いてしまいます。人は体調が悪い状態が続くと、気弱になり思考もネガティブになります。無理し過ぎて常に疲労感を持った状態では良い考えが思い浮かばず、「生き方がわからない」という悩みが深くなる一方です。「もう40代だし…」と、老け込む必要はありませんが、過信も良くありません。「まだ40代」と自分を奮い立たせつつ、健康管理はしっかり行うことが大切です。

40代は追われる年代、そして求められる年代

体力の衰えを感じ、若い頃と同じ頑張りが効かないと実感しているのに、家族のことや仕事のことでやらなければならないことが多いのが40代です。結婚している人は子育てに追われ、働いている人は仕事に追われ、場合によっては親の介護に追われている人もいることでしょう。体力の衰えをヒシヒシと感じる40代ですが、まだ無理の瞬発力は効いてしまうため、体の辛さを感じつつも、やるべきことをこなしてしまいます。そして、益々疲れ果てていきます。そして、「自分の望んだ生き方はこんな形だっただろうか」と、生き方を見失ってしまいます。

でも、人には求める時代と求められる時代があると思うのです。若い頃は、親に愛を求め、自分のやりたいことを求める時代で、今は自分が親となり、あるいは職場で重要な立場となり、求められる時代なのです。今まであなたが積み重ねてきた大切なことから求められ、それに応えるのが40代だと考えたら、少し迷いがなくなるのではないでしょうか。

やらねばならないことに押しつぶされないようにしよう

多忙な40代は、体力とやるべきことの調整をとりながら、何とか毎日をこなしていく、そんな年代です。だけど、少しずつやらなければならないことが増えていき、気付いたらパンク状態ということも少なくありません。厚生労働省が発表した「平成28年版過労死等防止対策白書」では、1週間の就業時間が60時間以上の就業者の割合で最も高かったのが40代男性、脳・心臓疾患による過労死等に係る労災補償の請求が急に増えだすのも40代(平成27年度決定件数30代77件、40代185件、50代208件、60代187件)、精神障害による労災補償の請求が決定されるのが最も多いのも40代(平成27年度決定件数30代382件、40代406件、50代229件、60代32件)なのです。

家庭でも仕事でも責任が増え、それに応えようと頑張り続けた結果、体調を崩したり精神を病んだり、最悪過労死してしまっては本末転倒ですよね。40年以上積み重ねたからこその責任感は立派ですが、それに押しつぶされないよう、時には「できない」と人に助けを求めることも必要です。

人生の前半を振り返り後半への期待に胸膨らませよう

2016年、ついに日本人の平均寿命は男性でも80.98歳を超えました。女性の平均寿命は87.14歳です。40代は丁度折り返し地点です。生き方がわからなくなった時は、40代の今が節目だと思って、人生の前半を振り返ってみましょう。子供の頃から今まで丁寧に思い出すと、あなたが頑張ってきたこと、辛かったこと、嬉しかったこと、乗り越えたことなどの記憶が蘇ってくることでしょう。そして、その時の自分が今のあなたに生き方のヒントをくれるはずです。

40年という月日は長いですよね。誕生から40歳までと、40歳から80歳までとは時間のスピード感覚が違うかもしれませんが、それでも同じ40年です。これまであなたが成し遂げてきたのと同じ時間がまだ残されているのです。今からいくらでも新しいことを始められます。そうやって、人生の後半への期待に胸膨らませて前向きに考えれば、生き方がわからず漠然と老後に感じていた不安を小さくすることできるでしょう。

生き方がわからない人がやるべきこと40個【50代編】

1.定年までの後10年何をするかを考える
2.力を抜いた働き方を覚える
3.自分は何歳まで働きたいのかを考える
4.今後のお金の支出を把握する
5.老後プランを考えて表にまとめる
6.自分の社会的価値について考える
7.起業計画を立ててみる
8.副業について勉強する
9.今から初心者になることを想像する
10家族に自分の性格について聞く
11.古い友人と老後について語り合う
12.人脈を広げる
13.SNSを始める
14.自己啓発本を書いてみる
15.様々なテーマでエッセイを書いてみる
16.今から新しい趣味を探す
17.10年20年先まで続けられることを始める
18.世界について勉強する
19.行ってみたい場所をリストアップする
20.やりたいことをリストアップする
21.定年後の夢に必要なお金を計算する
22.本格的な子離れを覚悟する
23.子供以外の生き甲斐を用意する
24.妻、夫との会話時間を大切にする
23.親と旅行に行く
26.親孝行をする
27.体調には充分注意する
28.自分の体を過信しない
29.自分の能力を過信しない
30.人生の手本となる人を見つける
31.反面教師を見つける
32.謙虚になる
33.今までの価値観に縛られない
34.自分の存在価値を高める
35.世の中の変化に適応する
36.社会的立場を考えて行動する
37.過去にすがり付かない
38.新しいことに挑戦する
39.変化した世界情勢を知る
40.年下が優れていることを受け入れる

50代は第二の人生の準備期間

50代は「定年退職」という言葉が身近に感じる年代です。日々の仕事をこなしながら、会社を辞めたらどうするのか、漠然とした不安を感じることもあるでしょう。また、30歳前後に生まれた子供の場合は成人を迎えて独立し、親としての役割が一段落して強く親離れ子離れを感じる年代です。50代は、今まで歩んでいたステージが一区切りする時代。だから、今までがむしゃらに頑張っていたことが手を離れ、その先の生き方がわからなくなってしまうことがあります。

仕事や子育てに生き甲斐を感じていると、それが終わることに強い寂しさを感じます。その寂しさを何で埋めるのか、新しい生き甲斐を探して第二の人生を楽しむための準備期間が50代です。幸い第一の人生から第二の人生に代わる時期は、前以てわかっています。だから、今の内に自分が何をしたいのかを考えましょう。生き方がわからないと悩む50代が考えるべきは、今の生き方よりも10年後の生き方です。そこを目標として計画を立てていきましょう。

50代は出費が多く倹約が必要な時期

結婚して子供もいて、且つマイホームを持っている場合、50代は出費が多い時期です。子供は大学生になり、その学費と場合によっては月の仕送りが必要になります。マイホームのローンも引き続き払い続けなければなりません。総務省統計局が発表している「家計調査年報(家計収支編)平成28年」では、年代別だと50代が最も1世帯当たり1ヶ月間の総支出が多かったのです(~29歳160,422円、30代243,215円、40代290,532円、50代296,283円、60代247,525円、70歳~202,563円)。

やりたいと思ったことに取り組むのが、生き方を見つける方法に繋がります。しかし、50代の場合は出費が多いため、金銭の制約がつきまといます。だから、50代は「自分の生き方とは何か」「自分はどんなことをやりたいのか」と、思考を働かせる作業を中心にし、支出が一息つく60代を楽しみにして、じっくり計画を練っていくのがおすすめです。

会社を辞めたら新人だという自覚を持とう

50代になると、会社の中ではそれなりの地位につき、周囲からの信頼も厚く、頼られ指導する立場になっています。しかし、それは会社の中に限定されたことで、定年後新しい世界に飛び込んだ時、あなたは新人という立場になります。それを今から自覚しておきましょう。新人の立場は、決して居心地が悪いものではありません。ニューフェイスとして迎え入れられ、新しいことを色々と教えてもらえるのが新人です。そう考えれば、会社を辞めた後の新しい生活に、大きな希望を持てるようになります。

幸せな老後を送るために大切にするべきは人間関係

50代は第二の人生に向けた準備期間です。何を優先して準備すべきか、それは人間関係です。50代で生き方がわからなくなったら、人脈作りから始めてみましょう。定年して会社という集団から個に戻った時、充実した生き方を感じさせてくれるのは人との触れ合いです。家族との時間、友人との時間、新たに始める仕事で出会う人との時間などが、喜びと充足感を与えてくれます。そして、これらの人間関係は日々の積み重ねから得られるものです。

「定年したら家族が冷たい」「会社を辞めて初めて自分に友達がいないことを知った」という事態にならないためにも、50代の今、信頼できる人間関係を作っていきましょう。

人生を充実させるコツ6つ

年代別に生き方がわからない人がやるべきことについてお話してきましたが、最後に人生を充実させるコツを紹介します。

①1日10分1人で考える時間を持つ

生き方がわからない時は、自分と向かい合う時です。でも、忙しさに追われていると、自分としっかり向き合うことができません。だから、1日10分で良いので、1人で考える時間を持つよう心がけましょう。10分ならば、寝る前や入浴時、移動時間などを使って確保することができると思います。

たった10分ですが、10分間自分のことだけを考えると、意外な気付きがあるものです。自分は何をしたいのか、何が辛いのか、何が不安なのかを考え自覚することが、生き方を見つける第一歩です。

②自分にとって大切なことの順位付けをする

自分のことを考えると、やりたいこと、やりたくないことなどが具体的になります。しかし、やりたいことだけをやり、やりたくないことから逃げることができるとは限りませんよね。大人になれば役割ができ、それを成し遂げる義務があります。あなたが自由にできる時間は限られているのです。

だから、あなたにとって大切なことを挙げ、順位付けをしていきましょう。最も優先すべきこと、後回しで構わないこと、やらねばと思っていたけど実はやらなくても何とかなることを整理していくのです。すると、時間を上手に使えるようになり、あなたが「これをやりたい」と強く思うものに取り組めるようになります。

③嫌な事から逃げる技を磨く

「自分がやらなければならない」というのが、実は思い込みであることは少なくありません。また、「断るくらいなら嫌でもやってしまった方が楽」という理由で、やりたくないことでも引き受けてしまう人がいます。しかし、嫌な事を強制され続けると当然ストレスを感じますし、それに時間を取られて自分らしい生き方ができなくなってしまいます。だから、嫌な事から逃げる技を得ることが必要です。上手に断る方法、上手に人に投げる方法、頼まれない雰囲気にする方法など、自分の性格を把握しながら自分なりの方法を会得していくのです。そうすれば、嫌な事に取り組む時間を最小限にすることができます。

もちろん、嫌でも逃げられないこともあります。それは嫌々でもやるしかありません。でも、あなたの中で、できればやりたくない嫌な事を「やるべきこと、やらなくても良いこと」に分別できれば、心の負担は軽くなります。

④自分の気持ちを言葉で伝える

自分のやりたい事を訴え、嫌な事から逃げるためには、自分の気持ちを周囲に言葉で伝える必要があります。察して欲しくて一生懸命行動で伝えようとしても、なかなか伝わらないものです。周囲に気を配り、自分の気持ちを外に出さずに合わせてしまう人も多いですが、そうすると「本当は嫌なのに」「別のことをしたいのに」という気持ちに気付いてもらうことはできないのです。

自分らしい生き方がわからない時は、少し我儘になってみましょう。もしかしたら、あなたがずっと遠慮してきたことを訴えたら、周囲は笑顔でそれを受け入れてくれるかもしれません。今まで勝手に遠慮して我慢していたことに気付くかもしれません。また、人に我儘を言って受け入れてもらうことで、その人との信頼関係が強まります。集団生活するうえで協調性は不可欠ですが、お互い譲ったり譲られたりしてバランスをとることで、快適な関係を築いていくことができるのです。

⑤目標は事細かに設定する

やりたいことを見つけたら、漠然としたままにせず、細かく目標を設定していきましょう。計画の詳細を考えれば考えるほど、あなたが求めた生き方に近づくことができます。

・やりたいことをするには何が必要なのか
・どの順番で行えば良いのか
・必要な時間やお金はどれくらいか
・実行するまでにどんな準備が必要か

最低でも、この4項目は必ず調べましょう。調べて計画を立てていく内に、「なんだか面倒臭い」「そこまでやるほど熱意がない」と感じることがあるかもしれません。その場合は、自分の正直な気持ちに従うのが吉です。実行に移すまでに気合が抜けるのは、本当にやりたいことではないということです。「やりたいと思ったけど、実はそれほどでもなかった」というのは、案外良くあることです。次のやりたいことを探しましょう。

心が本当に求めるものに出会った時、「面倒」という気持ちは沸かず、自然と夢中になれます。それに出会うためにも、どんなに小さなことでも「やりたい」と思ったら、時間と手間をかけて計画を練ることが大切です。

⑥実行力と行動力を手に入れる

生き方がわからない時は、自分の心に素直になり、可能な限り好きなことを追求することで、何を求めているのか徐々に明確化することができます。しかし、「やりたい」と思ったことでも、それを追求するというのは、実行力と行動力が必要です。「いつかやろう」と思っているだけでは、永遠にそのいつかはやってきません。

生き方がわからない人は、流されやすいタイプが多いです。自分の意思でここまで生きてきたという実感がないからこそ、生き方がわからなくなるのです。生き方に悩む人は、情に厚く、思いやりがある優しい人も多いです。他人ファーストだから、自分の気持ちに鈍感になってしまうのです。

生き方がわからないなら、自分ファーストになってみましょう。あなたがやりたいと思ったら、周囲を気にせず行動を起こすのです。腰が重いタイプは、「私はこれをやろうと思ってる」と、あえて周囲にアナウンスして、やるしかない状況に持ち込むのも1つの手段です。自分が心から求めたものを自分の意思と力で達成した時、「これが自分の生き方だ」と実感することができるでしょう。

まとめ

生き方が多様化している現代、「生き方がわからない」と悩む人は少なくありません。「あの人は自分の生き方を良く知っていて、人生を謳歌している」と思っていたとしても、もしかしたら、葛藤を繰り返した過去があるかもしれないのです。生き方がわからないと悩むのは、それだけ人生を真剣に考えている証です。また、悩むことは決して無駄な事ではなく、自分を豊かにしてくれる経験になるものです。だから、大いに悩んでください。悩んだからこそ答えを出すことができます。

どうしても生き方に行き詰った時は、思考をシンプルにしましょう。自分がやりたいことを可能な限り優先し、嫌だと心が拒否することは、全力で逃げる術を考えるのです。そして残ったものが、あなたの人生にとって大切なものです。

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