真っ青な空、海の色。青色といえば爽やかでクール、さらに知的なイメージもあり、青はとても好感度の高い色です。好きな色を聞かれて青を選ぶ人はかなり多いのではないでしょうか。
また、青には若さ溢れるイメージがあるので、青い服を着るとはつらつとして若返ったような気持ちになります。スポーツウェアなどでも、青を選ぶとキリっと気持ちが引き締まった気分になるのではないでしょうか。
サッカー日本代表の公式ユニフォームも青。くっきり鮮やかな青をデザインしたサムライブルーは、力強くストイックなイメージでとにかくかっこいいですよね。
そんな青色の財布が風水でどんな意味をもつのか説明します。
風水で青の意味とは?
空や海の色でもある爽やかな色、青。
クールで爽やか、そして流れる水のイメージを持つ青い色には、別の一面があります。
◯五行思想における5つの要素(エレメント)
風水を考えるうえで欠かせない、五行思想。五行思想の中で表されるエレメントは、木・火・土・金・水の5つです。それぞれ陽と陰の意味をもち、例えば陽の木は天に向かって伸びる大きな樹木、陰の木はツタなどのつる草などを意味します。
◯青が意味するものは水、北の方角、冬
風水で、木の要素が持つ色は青、方角は東、季節は春です。
青い色が持つイメージは爽やかでクールな感じですが、風水ではどちらかというと暖かい春のイメージになります。
風水で青い財布の意味と効果9つ
風水において、青い財布の意味と効果とはなんでしょうか。
五行思想の木の要素が持つ、新しいものが生れる春のイメージ。そして、水の色というイメージからくる、流れる水のイメージの2つがあります。
■1. お金の流れをもたらす
青い色が持つ効果で、お金の流れが生まれます。
収入が途絶えがちだったり少ない人は、青い財布を持つことで収入が増え、お金が流れてくるようになります。ただし、その分流れ出ていくお金も増えるので、使いすぎてしまわないよう注意が必要です。
■2. お金を生み、育ててくれる
青い色が持つ風水効果により、お金を生み出し、お金を育てる効果が期待できます。ただし、自分でお金を稼ぐ努力もすることが必要になります。
何もしないでお金が湧いて出てくるわけではありません。自分でも努力をすることで、お金を生み育てる効果がより高まります。
■3. 落ち着きと冷静さを与えてくれる
青には興奮を抑え、クールダウンしてくれる効果があります。トラブルに見舞われたときや失敗してしまったときなど、さまざまなことに冷静に落ち着いて対処できるようになります。ちょっとしたことであわててしまいがちな人は、青い財布を身近に持つことでパニックになるのを防いでくれます。
■4. 衝動買いや無駄遣いを抑えてくれる
青い色が持つクールダウン効果で冷静になり、無駄遣いや衝動買いを抑えることができます。
無計画にお金を使ってしまう癖のある人にはおすすめです。
■5. お金が流れてしまうので要注意
青い財布にはよい効果もありますが、場合によっては、実はお財布には不向きな色でもあります。青い財布がお金の流れを生み出すと同時に、お金を流していってしまうのです。
お金は循環するものなので、たくさん稼ぐと同時にたくさん使い、常に流れ続けるという状態は悪いものではありませんが、流れに乗れなくなってしまうとちょっと困った状態に陥ってしまう可能性もあります。
■6. やる気度を高めて金運上昇
青い色が持つ風水効果によって何事にもやる気をもたらすとされています。青には水が後からとめどなく流れるというような、尽きることのないやる気を宿すことが知られています。
瞬発的なやる気でなく、持続性のあるやる気を発揮し、仕事などで大きな業績が上げられるはずです。やる気ばかりでなく、集中力のアップも期待できます。やる気などを上げることで、金運上昇へとつながります。
■7. 出費が自分への投資中心になる
青く彩られた財布を使うことで、お金の出費は自分のためになることが中心になる効果が期待できます。娯楽的な要素の出費は抑えられ、資格の取得や才能などを磨くことにお金を使うことになるはずです。
この自分への投資が功を奏して、収入アップなどにつながります。自分の存在価値が高められ、お金の巡りを良くするとされています。自分をステップアップさせたい人におすすめです。
■8. 過去を清算してお金を増やす
青い色に秘められた風水効果には、過去を清算して全てを水に流すというものがあります。青には過去のわだかまりなどをリセットし精算する力があることが知られています。トラブル続きの金銭関係などにきれいさっぱりと区切りをつけます。
特に青い財布は、これによって低迷していた運気を一掃し、金運などを高めると言われています。新しい金運環境に切り替わり、お金が増やせるはずです。
■9. 対人関係を良好にしてお金を生む
青には澄み切った空や清新なイメージが漂います。この青を財布に彩ることで、お金につながる対人運を良好にするとされています。人からの好感度がアップし、ハツラツとした魅力を放ちます。誠実さが際立ち周りから信頼されやすいようです。
悪い運気を流し落とし、良好な対人関係となり、お金の巡りが良くなります。恋愛運もアップし、玉の輿なども期待できます。お金も対人運も手にしたい人におすすめです。
青い財布は薄い淡い青色を選ぶべき?
青い財布に金運アップの効果をさらに期待するなら、真っ青や濃い青ではなく薄い青を選ぶのがおすすめです。
青に白が混じることで、青い色が持つ効果にプラスして白い色が持つ浄化作用が加わり、青と白の金運アップの効果がダブルで期待できます。
また、青色が薄まることでお金の流れが弱くなるので、お金の出入りがそれほど激しくなくなる効果があります。
運気アップに適した青色の取り入れ方
青い色は金運アップに効果を発揮しますが、同時にお金が流れて出てしまうという悪い影響も与えてしまう色でもあります。
ちょっと使い方が難しい青を財布に使うには、財布の中を工夫してみましょう。
財布の表面ではなく財布の内側、財布の裏地などに青を取り入れる方法がおすすめです。または、青と白などのバイカラーの財布も効果的です。
青い財布の恋愛運や健康運は?
せっかく財布選びに風水を取り入れるなら、金運アップの効果だけでなくさまざまな開運効果も期待したいですね。
青い財布には、金運アップ効果のほかに、冷静になれる、落ち着きを与えてくれるという効果があります。
それ以外の恋愛運や健康運アップ効果については、木の要素が持つ暖かい春の意味合いから、ほんの少しなら期待できるようです。
青い財布を買ってしまったときの対処法
青い財布を買った後に後悔してしまう人もいるようです。青い財布は少し珍しい色ですよね。
使っていると色合いも落ち着いてくるのでしばらくの間使ってみて様子を見てもいいでしょう。薄い青色の運気もいいので、薄い青色を待ってみてもいいかもしれません。
また、それまで待てない人はリメイクする方法もありますが、革製品のリメイクは難易度が高く、デザイン性も変わってしまうおそれがあるので、注意が必要です。
もしダメならタイミングを待って買い直しを検討してみてください。
まとめ
青が持つ風水の意味と、青い財布が意味する風水の効果についてご紹介しました。青にはお金の流れを作ってくれるという意味がありますが、同時に、お金が流れていってしまうという側面もあります。
お金の流動性を理解することで、青い財布の効果を上手に取り入れることができます。