就職難の時代と言えますが、自分に適した職に就くのが良いことに違いはありません。向いていない仕事を続けていたり、仕方なくやっていたのでは努力のし甲斐がなく、成功もつかみにくくなります。漠然と将来への不安や焦りを感じることもあるでしょう。
そういった際に役立つのが仕事線です。自分の適性を知り、何が向いているのかわかります。これを知れば毎日充実するはずです。
それではこの仕事線の意味などについて詳しく解説していきます。
手相占いで仕事線(職業線)の意味と見方とは?
仕事線は感情線の真下で小指の下から始まり真横に伸びる線を指します。感情線と知能線の間で横に伸びる線です。職業線とも呼ばれ、仕事に対する姿勢を示し仕事に生き甲斐を持っている人に現れます。
これが見られる場合、仕事運に恵まれ抜群の集中力で仕事をこなすとされます。仕事に自分の能力をに存分に発揮します。仕事一筋で趣味が仕事のような人生になります。
生活のために働くよりも、仕事の成果を社会に還元することを望みます。多少給料が安くても、自分が決めた仕事ならとことん打ち込めます。
女性の場合、専業主婦に向かず結婚後も仕事をするキャリアウーマンになるようです。またスポーツ選手やアーティストなどに多く見られるとされます。
仕事線で人生の転機の年齢はわかる?
仕事線が長く伸び、運命線を横切っている場合、その位置で人生の転機がわかるとされます。運命線は手のひらの真ん中辺りを40才とするのが目安です。
しかし短い仕事線では具体的に年齢はわからないのですが、利き手に現れていた場合、比較的近い将来に何らかの転機が訪れるはずです。
仕事線が長くても運命線が短い場合、運命線が長く伸びていると想定して年齢を推察します。また感情線と知能線の間に現れる線なので、どうしても後半生に転機が訪れやすくなります。若い段階での人生の転機を見るには運命線や生命線、結婚線などに着目する必要があります。
いずれにしても仕事線が現れていた場合、人生の転機に良くも悪くも仕事が大きく影響することになります。
右手の仕事線
手相は利き手に将来の運勢が現れるとされます。日本では右利きの人が多いので、一般的に右手には将来のものが現れることになります。
この右手に仕事線があると、いろいろと人生経験を積んでいくうちに仕事運に恵まれるようになったとされます。
後天的に仕事に対する集中力が増し、ひたむきになれたようです。仕事に大きな生き甲斐を感じるようになり、仕事中心の生活になったとされます。仕事で社会に還元したい気持ちが強くなったはずです。
左手の仕事線
手相は利き手でない手に生来のものが現れます。日本は右利きの人が多いので一般的に左手で生来のものを読み取ります。
この左手に仕事線があると、生来仕事運に恵まれているとされます。幼少期では、勉強で集中力を発揮し、将来の仕事に関わる素質が育まれていきます。
自分が望む仕事に生き甲斐を抱いているとされます。しかし年齢を重ねると、仕事に対する考え方が変わる可能性があります。その場合、仕事線は消えることもあります。
女性の仕事線
基本的には男女で違いはないのですが、捉え方が若干変わるかもしれません。女性の場合、仕事線がポジティブなものならば、結婚後も仕事を続けた方が良いと言えます。
しかしネガティブな意味合いなら、専業主婦として家庭に収まった方が幸せがつかめます。ポジティブなもので一時的に専業主婦になる場合、集中力に優れている面は家事や育児に活かされ、家庭円満が築けます。しかし長くは続けず仕事に復帰した方が幸せがつかめます。
男性の仕事線
基本的に男女の違いはないのですが、捉え方が若干変わります。男性の場合、仕事一筋になり家庭を疎かにする可能性があり、妻や家族の理解が必要と言えます。結
婚が仕事上の転機にはなりにくいようです。仕事が順調でも家庭不和や妻に愛想を尽かされることもあるので、家庭に目を向けることが大切になります。
抜群の集中力と仕事に生き甲斐があり大きな成果がつかめます。いろいろと活躍が期待できますが、ワーカホリックになりがちです。
仕事線が薄い
薄い場合、仕事に対する情熱はあるものの、自分が主体とならないとされます。機転が利き周囲の状況を見ながら人を支援することに優れています。
柔軟性と協調性があり一人で取り組むよりも、人とチームを組んで成果を手にするとされます。細やかな配慮ができ、いろいろな面でバランスを取ることに長けています。
社交的で誰に対しても上手に気遣いができます。思いやりがあり人の失敗を責めることはなく、責任などを分かち合います。
仕事線が濃い
濃い場合、自分の考え方や価値観をしっかり持っているとされます。仕事に対する情熱が強く、エネルギッシュに取り組みます。
仕事運に恵まれ、大きなチャンスを必ずものにするとされます。責任感が強く何事も最後まで諦めず、才能を出し切ることができます。
何らかの問題や困難に遭遇しても上手に乗り越えられます。仕事に対する努力が人一倍強いので、最終的にかなり大きな成果を手にします。向上心があり、高い目標を掲げています。
仕事線が短い
運命線に達していないものを指します。この場合、仕事と心身のバランスが最良の関係にあるとされます。仕事に熱中するものの、健康に配慮し適度に体を休めているようです。
仕事を優先する生活をしていても疲れることがなく、精神的に安定しています。その分、周りの人に配慮が行き届き対人関係は良好となります。
好きな仕事に打ち込める環境にあり、生き甲斐を感じているはずです。仕事による人生の転機が訪れると大好転するとされます。
仕事線が長い
運命線に達していたり越えているものを指します。この場合、仕事に熱中するあまり自分を見失っているとされます。仕事一筋で、一日中仕事のことが頭の中を駆け巡っているようです。
体力的にも精神的にも限界に達している可能性が高くなります。やりがいや充実感とはほど遠い状態になり、仕事に押しつぶされているかもしれません。
一度立ち止まって、冷静に状況を見極める必要があります。運命線を大きく越えると、危険度が増すようです。
仕事線と反抗線の違い
「あやまりま線」とも呼ばれる「反抗線」は、仕事線と似た位置に現れます。
いずれも感情線の下に現れますが、始点が手のひらの側面にあるのが反抗線で、始点が手のひら面の端にあるのが仕事線になります。短めで第二火星丘(小指の下方で感情線の下)に収まるのが反抗線です。
この反抗線が見られる場合、意志が非常に強く頑固さが際立つとされます。自己主張が強く、自分の考えなどを絶対に曲げないようです。正義感も強く、人とぶつかることが多い面があります。
まとめ:人生の転機がわかる
仕事線は感情線と知能線の間で小指下方の掌面の端から始まる横線です。これがあると仕事に対する姿勢がわかり、仕事に生き甲斐を持っているとされます。
男女で意味合いに違いはありませんが、捉え方が若干変わります。薄ければ仕事に情熱を持ち人と協力して成果を手にし、濃ければ情熱を持ち大きなチャンスをものにすることがわかります。
似た線に反抗線がありますが始点が違います。この手相は仕事に関わる人生の転機がわかるとも言えます。