二黒土星の性格には「真面目」「努力家」「愛情深い」「嫉妬」「目立たない」など様々な要素があります。しかし、全ての二黒土星が同じ傾向を持つわけではなくグラデーションがあります。生まれた年の干支によって出方が変わります。
今回は二黒土星の干支と性格の傾向を紹介します。
二黒土星の生まれ年と干支
九星気学の星は九つあります。干支は12種類があります。どちらも順番を変えることなく巡っているため、本命星と干支には変わらない組み合わせがあります。生まれた年、干支の組み合わせを紹介します。
1926年(昭和元年)寅年
1935年(昭和10年)亥年
1944年(昭和19年)申年
1953年(昭和28年)巳年
1962年(昭和37年)寅年
1971年(昭和46年)亥年
1980年(昭和55年)申年
1989年(平成元年)巳年
1998年(平成10年)寅年
2007年(平成19年)亥年
2016年(平成28年)申年
2025年(令和7年)巳年
寅年(とら年)生まれの二黒土星の性格
寅年生まれの二黒土星はとても意思が強く自分の信じた道を貫きます。状況によっては頑固者と思われてしまう事もあるかもしれません。悩む事の多い二黒土星には少々珍しく前向きで積極的な傾向があります。
しかし、意志の強さと積極性から視野が狭くなってしまうことがあるので、立ち止まり振り返って反省することも必要になります。客観的で冷静な思考をもっているので間違ったまま突き進むということはあまりありません。
奉仕の精神が強く、自分が先頭に立って行動するタイプではなく、人を影から支えることを得意とします。
愛情面においては感情的になりやすい傾向があり、嫉妬や束縛が多くなります。肝心な所で偏った判断や行きすぎた行動をしてしまい失敗することがあります。
巳年(へび年)生まれの二黒土星の性格
巳年の二黒土星は愛情深く、後輩の面倒見もよく努力家のため多くの人から信頼をされます。しかし、自らがグループのナンバーワンになることはなく、一歩引いた目立たない立場になることを好みます。リーダーとして指揮をするタイプではなく、参謀として組織を支えるタイプでしょう。
冷静な判断力と慎重で緻密な計画性をもっているので参謀としてはとても心強い存在です。別の見方をすると裏から手を回す、相手を罠にはめるといったことも出来てしまう恐ろしい存在でもあります。
好き嫌いがはっきり分かれます。とくに恋愛には奥手な面もありパートナーの獲得に苦労する傾向があります。大きく稼ぐという欲求はありませんが、節約志向、貯蓄能力が高いためお金に不自由することはありません。
申年(さる年)生まれの二黒土星の性格
申年生まれの二黒土星は頑固者の要素が強い傾向があります。自分の好きな物や自分のやり方に強いこだわりを持つため、周囲との衝突を起こすことがあります。
意志の強さや集中力、実行力は高いため、周囲への気配りや思いやりの心を持つと多くの人から信頼され、比較的早い時期から成果を認められます。
頭の回転が速く積極的ではありますが、一歩道を踏み外すと計算高く貪欲となってしまうため、謙虚で誠実な心をもって素直さを忘れなければ晩年まで安泰しているといえます。
基本的には頑固ですが、急に気の利いたことをする、トラブル発生時に機転の利いた行動を起こすなど意外な発想力を発揮することがあり周囲を驚かせることが希にあります。
亥年(いのしし年)生まれの二黒土星の性格
亥年生まれの二黒土星は独立心が強く、一人でも目標に向かって努力ができます。義理人情に厚く、頼られることで実力を発揮します。多くの人に好かれますが頼られると断り切れず無理をしてしまい、失敗に繋がることがあります。
目立たず地道に取り組む事が出来るタイプで人情に厚いこともあり、流れをつかむと20代の早い時期でも成果を出して成功を収めます。二黒土星は大器晩成のタイプと言われますが亥年生まれは早期に結果を出す人がいます。
温和で素朴の様に見えますが内心には強い意思があり頑固な一面があります。そのため、人の意見を聞かない事があり、度が過ぎると孤立してしまいます。
まとめ
二黒土星の生まれ年による性格の特徴を紹介しました。同じ二黒土星でも特徴にはグラデーションがあります。積極的なタイプや頭の良いタイプ、頑固なタイプ、参謀タイプといった違いがあります。
この記事が自分と向き合うきっかけや友達や大切な人との向き合い方を考える参考になれば幸いです。