男と女の感性って違うんだな、と感じたことがありませんか?特に、「モテる女」観については驚くほど違うものです。
女性がなりたい顔と、男性人気が高い顔はまったくの別物。女性から見ると完璧とはいえない顔でも、男性の目にはとびきり魅力的に映る顔があります。それがずばり「モテ顔」といわれる顔のこと。
今回は、モテ顔になりたい、モテ顔について知りたい、少しでもモテる顔に近づきたいという方のために、男ウケの視点から見たモテる女の顔の特徴、モテ顔の要素について具体的に紹介します。
モテる女の顔とは?
女性が「かわいい」「キレイ」と感じる顔と、男性にモテる顔はけっこう違うものです。
女性は完璧にキレイ、完璧にかわいいものに憧れやすいものですが、男性人気が高いモテ顔女性は、必ずしも非の打ち所のない完璧な美人ではないこともあります。
女性から見ると、なんで男性人気が高いのかよくわからないということもあるようです。
「一緒にいて楽しそう。一緒にいたい」「セクシー」「付き合いたい」「結婚したい」
男性がこのような感情を抱く女性の顔をモテ顔とします。このように感じる顔はいったいどのような顔なのでしょうか。もう少し詳しく掘り下げます。
男性に好かれる顔と美人は違う?
男性に好かれるモテ顔と美人は、まったく別ものです。モデル体型、陶器肌、メイクもファッションセンスもばっちり、どこから見ても隙がない美人が、意外とモテないなんてことも。
近寄りがたいほど「いい女」オーラを出している美人と付き合いたいと考える男性は、あんがい少ないようです。
「キレイな人だね。でも……」
「かわいいとは思うよ。でも……」
高嶺の花のような女性、かわいいけれど、恋愛対象にはならないキャラの女性が「モテ顔」と呼ばれない理由は、ずばり、男性が敬遠してしまう顔はモテ顔ではないから。では、モテ顔の特徴はどのようなものなのでしょうか。具体的に紹介していきます。
モテる女の顔の特徴15個
これから紹介する要素のすべてを兼ね備えている女性のみが「モテる顔」なのではありません。モテ顔はバランスが重要。いくつかの要素が当てはまれば、モテ顔になれる可能性大です。チェックしてみてください。
■1. 小顔よりもバランス
多くの女性が理想として挙げるのが「小顔」。美容整形でも、小顔施術が人気を集めています。ですが、男性にとっては、小顔かどうかはさほどの問題ではないようです。
むしろ全体のバランスがよいことが重要。もちろん、小顔が好きな男性もいますが、決して「小顔」=モテる顔というわけではないのでお間違いなく。顔のサイズ同様、輪郭もモテ顔とは関係ありません。
顔のバランスが良いと言われる顔には黄金比が存在します。その黄金比の美人顔について知りたい人は以下の記事を見てください。
■2. にこやかな目元
キツい目つきが好きな男性もいますが、少数派です。モテる女の顔の特徴として、目元が優しい、にこやかというのは重要な要素。
さらに、自分に関心をもっていそうな視線、いつも楽しそうに笑っている目元などが人気です。
ちなみに、男性は、女性ほどには涙袋を重視していません。とはいえ、涙袋は「ホルモンタンク」と呼ばれる部位でもあるので、「涙袋に色気を感じる」という男性も一定数いるのもまた事実です。
■3. キレイな歯
モテ要素でもっとも重要なのは「清潔感」でしょう。男性は一緒にいて楽しい女性、そして清潔感がある女性を好みます。笑顔がかわいい女性、さらに歯がキレイな女性が人気です。
一時期は八重歯女子が流行ったりしましたが、今は歯並びがキレイな女性が人気の傾向。
さらに、キレイにホワイトニングされている、輝くような白い歯は清潔感があり、モテ顔を構成する重要な要素です。コーヒー好き、ワイン好きの女性はホワイトニングをしてケアしましょう。
■4. 長いもしくは濃いまつ毛
女性の目元をチェックする男性が多いため、できるだけ印象に残る目、きらきら輝いている目は重要です。
長いまつ毛は黒目を大きく見せて、目元をはっきり見せる視覚的効果があります。女性の横顔を見たとき、長いまつ毛だな、と感じると愛おしさが増す男性も多いようです。
とはいえ、男性からは意外と不人気なのが「不自然なまつエク」や「つけまつ毛」。自まつ毛で勝負できるよう、まつ毛美容液などで「まつ育」に励んでみるとよいでしょう。
■5. きらきらした黒目、澄んだ白目
女性には「二重デカ目」が根強い人気ですが、不自然な感じがするのはNG。違和感があるデカ目は苦手という男性は多いです。整形したデカ目はみんな同じに見えるという説も。
男性ウケがいいモテ顔は、ぜったい二重でないとダメというわけではないと覚えておくといいでしょう。つぶらな瞳、黒目がちな目が好きという男性も多いもの。やはり、モテ顔はバランスが重要なのです。
■6. 薄めのメイクでイケる
男性は濃いメイクは苦手。しかし、すっぴんは色気がない感じがします。男性の理想は、薄いメイク。素肌感、素顔感が残せる下地や、クッションファンデなどを駆使して、濃く見えないメイクを研究してみましょう。
目のまわりのメイクが濃すぎないことも重要です。いざというとき、薄いメイクでも勝負できるくらいの準備はしておきたいところ。肌づくり、長いor濃い自まつ毛づくりをしましょう。
■7. キレイな肌
男性が思うモテ顔女性の条件として、必ず上位に挙げられるのが「キレイな肌」です。透明感がある肌、美白、陶器肌……など、女性が追求する「完璧肌」ではなくてもOKなのです。
毛穴が目立たない、産毛が処理されている、ニキビやデキモノがない「触ったらなめらかそうだな」と想像させる肌が◎。
ほどよい血色に色気を感じる男性が多いようですから、肌に合った自然に見えるチークを見つけてメイク上手を目指しましょう。
■8. ぷるぷるの柔らかそうな唇
アヒル口女子が人気だったのは過去のこと。今は不自然、わざとらしいのはNGです。やはり自然体でよく笑う口角が上がった唇が人気。
厚さ・薄さについてはそれぞれの好みですから、唇の厚みについてはモテ顔に影響しません。がさがさにひび割れている、皮むけしている唇では、モテ顔にはなれませんので、唇のケアは重点的に。思わずキスしたくなる、ぷるぷるの唇をキープしましょう。
■9. ほんのり自然に赤らむ頬
顔色を左右するのに重要な頬。頬に赤みがさしていると、「もしかして照れてる?」「脈あり?」とドキドキしてしまう男性が多いものです。
モテ顔は、自然な血色に見えるメイクで演出してみては?自分の肌に合った血色メイクを研究しましょう。舞妓さんが目の際に赤い色のメイクを施すのは、ずばり、色っぽく見えるため。赤色を上手に使いこなせばモテ顔になれます。
■10. 主張が少ない鼻
すらっとした鼻筋、小さな鼻などが、男性人気が高いようです。顔のなかで、一番に視線がいくのが「目」なので、個性が少なめの鼻が◎。
入れすぎのノーズシャドーや、鼻筋を演出するギラギラのハイライトには注意。さらに、鼻の毛穴が黒ずんでいるのはもっともNG。近づいたときに恋が冷めてしまいます。清潔感第一の精神で手入れをしてみましょう。
■11. おでこが出せる人
おでこのかたちがキレイで、自信があることが重要なのではありません。おでこを堂々と出せる、風通しのよさが重要。モテ顔といわれる男性人気の高い女優・モデル・タレントは、役やお仕事によっておでこを出しています。
前髪が似合う甘いモテ顔もありますが、時と場合によってはおでこを出してもOKという肌づくりと自信をもっておくとよいです。
■12. 手入れが行き届いている髪
清潔感がある女性の特徴として、髪がキレイという条件を挙げる男性は多いもの。髪の毛がキレイだとモテ顔に見えるので、ヘアケアには力を入れましょう。じっくりとツヤ髪を育てたいならば、アミノ酸入りのシャンプーを使ってみて。
オイルのつけすぎでべたついている髪が苦手、不潔に見える、頭を洗ってなさそうな印象を受けるという男性が多いので、オイルの使用量には注意が必要です。
■13. 整形でもOK!イキイキした表情が大事
男性が整形に偏見をもっている……というのはもう過去のこと。今は整形容認派の男性が多くなりました。整形よりもNGなのは、むしろ、コンプレックスで自信がない暗い顔。ひがみ・妬み・嫉みが強くていじけた表情をしている女性はモテません。
整形でもOK!コンプレックスと前向きに向き合いましょう。明るくイキイキしている整形顔ならモテ顔まっしぐらです。
■14. 健康そうなオーラ
ガリガリに痩せたスレンダー女性が好みの男性もいますが、少数派です。多くの男性はある程度ハリがある肌、体型、顔を好む傾向。こけた頬よりは、柔らかそうな頬が好きです。
体型、顔、性格が健康そうに見えることが重要。もちろん、体型だけではありません。ヘルシーなオーラを発する女性はモテます。イキイキとした雰囲気を醸し出せるよう、毎日を明るく楽しく!
■15. 表情が豊かでポジティブなオーラが好き
モテる女性のポジティブさは表情、目つき、口元など、顔に出ます。表情が豊かな女性は、男性にとって魅力的なのです。
イキイキした表情こそ、モテ顔のなかでもかなり重要な要素といえます。ポジティブは一日にしてならず。物の見方を変える、なんでも良いほうへ受け取る、誰かのためになることをするなど、ポジティブな思考を身につけていきましょう。
モテ顔の女性芸能人
明確な定義がない「モテ顔」。男性が好むモテ顔とはどのようなものなのか、モテ顔の女性芸能人を紹介しながら、どこにモテ顔要素があるのか紹介していきましょう。
◯石原さとみ
「モテ顔代表」といえるのが、石原さとみさんです。ぽってり唇、きらきらとした瞳、そしてよく笑うのも、男性人気が高い理由。モテ顔の重要な要素に、誰にでも分け隔てない性格のよさも含まれています。男性も女性も惹きつける小悪魔系モテ顔です。
◯浜辺美波
にこにこ笑っているイメージが強い浜辺美波さんも、モテ顔です。華奢で透明感があって、一緒にいて楽しそうなのが高ポイント。幅広い世代に支持されているのは、清潔感があるためでしょう。肌や髪、歯並びもキレイな、清楚系モテ顔です。
◯新垣結衣
突然の結婚発表で「ガッキー・ロス」が巻き起こったのも記憶に新しい新垣結衣さん。ガッキーも、長年、モテ顔代表選手でした。大きめの口、キレイな歯並び、きらきらした黒目がちな瞳、白い肌など、モテ要素たっぷり。一緒にいて楽しそう、純粋そうなのもモテの重要な条件。飾り気がなく、屈託のない豪快な笑顔がオーラの秘訣です。
◯深田恭子
アラフォーの深キョンも、モテ街道をひた走っているモテ女性。年を重ねるごとにかわいくなっていくと評判のおとなかわいいモテ顔です。お姉さん系で、ちょっと抜けた感じがあるタイプの女性は、男性から根強い人気です。以前は大人の色気むんむんのグラビア系がモテ顔でしたが、最近は癒し系+笑顔がかわいいタイプがモテ顔の王道に。
◯北川景子
気品があって、つんとした顔立ちですが、きつくないのがモテ顔女性の特徴。性格のよさが滲みだしている表情で、男性からも女性からも愛されている北川景子さんも最上級のモテ顔。きれい系、美人系の最強のモテ顔代表といっても過言ではありません。
モテる女の顔のメイク
モテる女の顔はある程度まで、メイクで演出できるもの。モテを意識したメイクのコツは、ずばり「濃くない・濃く感じないメイク」です。
厚塗り感、時代遅れのカラー使いなどはNGです。自分がしたいメイク、選びたいカラーよりも、似合っているかどうか、男性が魅力を感じるメイクかどうかを念頭におくことが重要。
常にアップデートされていくモテ顔ですが、いまどきのモテ顔のキーワードは「素肌感」です。
モテる女の顔の作り方5個
■1. モテ顔をつくるための下地&コンシーラー
塗っているのに素顔見せが可能なメイク術を取り入れましょう。下地でも自然なツヤが出るタイプ、白浮きせずに、顔のトーンをあげる白色下地が人気です。透明感が演出できる下地&赤みやニキビ跡を消すコンシーラーでお肌を整えましょう。
■2. モテ顔をつくるためのファンデーション
ファンデーションは厚塗り禁止です。最近はリキッドタイプのファンデーションや、クッションファンデが主流。ファンデーションを塗ったら自然光で確認しましょう。
つや肌志向か、マット肌志向か、どちらでもモテは演出可能です。マット肌希望なら、フェイスパウダーの選び方にこだわるのが◎透明感アップの期待ができるさまざまなカラーが入ったパウダーをブラシで乗せるのがおすすめです。
■3. モテ顔をつくるためのアイメイク
濃すぎるアイシャドーはNG!まぶたが腫れぼったくみえるカラーも避けておくのが無難です。できれば、ブルベ・イエベ診断で自分が似合う色を把握しておくのがおすすめ。
自然な目ヂカラが演出できるマスカラ選びも慎重に。不自然でなければカラコン効果は絶大です。橋本環奈さんのような、色素薄い系女子も男ウケ抜群。
ふちどりが大きすぎるお人形さんのようなデカ目になる不自然なカラコンは、男性に意外と不人気なので要注意です。
■4. モテ顔をつくるためのチーク
おてもやんまっしぐらの厚塗りチークに注意してください。「純粋っぽく見える顔」はモテ顔要素ですが、「芋っぽく見える顔」はモテ顔要素ではありません。
頬骨のどの位置に入れると魅力的に見えるか、研究してみましょう。面長の場合、あまり高い位置に入れるとより長く見えるので注意。自分の輪郭に合わせたメイク方法を身に着ければモテ顔になります。
■5. モテ顔をつくるためのリップ
赤リップなら透明感のある赤を。口が大きめの人が赤リップや濃い色リップを塗ると「一人で生きていける独立心の強い女性」になりすぎて、いわゆる「モテ顔」からは離れてしまうことも。
自分の顔の特徴を知りつつ、男ウケするカラーを合わせてみましょう。キスしたいと想像させる柔らかな唇を引き立たせるメイクがコツです。
まとめ
数値で測れず、つかみどころのないモテ顔について解説しました。自分の顔やキャラの特徴をつかみながら、モテ顔に寄せてみてはいかがでしょうか?モテ顔づくりで一番重要なのは、表情です。メイクや素肌づくりで自信をつけてモテ顔になりましょう。