本業で大きく成功している上に、副業でも盛んに儲けている人がいます。このように二つの分野でどちらも上手にこなしている人は必ずいます。運が強く何をやっても両立できるので、人生が充実しているはずです。
この手の人には、たいてい二重運命線が現れていて、仕事運や社会運に強く影響することが知られています。運命線が二つあるので、運勢は自力で開くことができます。
それではこの二重運命線の意味について詳しく解説していきます。
手相占いの二重運命線の意味と見方
運命線が2本現れている場合、基本的に2つの分野で活躍できる強力な仕事運や社会運を持つとされます。
本業と副業といった二足のわらじで、大きく稼ぐことができます。仕事と趣味といった形でも両方で優れた技量や才能が発揮できるはずです。女性では仕事と家事を上手く両立させることもできます。国内と海外の両方で高い評価が得られ、世界的な業績が残せる可能性も高くなります。
思いもかけない2つの分野で、成功がつかめることもあります。その上、強運を持っているので、自力で運勢を切り開くことができます。
2つの運命線が共に濃く現れている場合、より一層、成功や両立の成果が大きなものになります。副業が本業のキャリアアップにつながり、双方の相乗効果でステップアップ早まることもあります。またどちらかの運命線が薄いと、仕事や分野の選択は悩みがちになります。
右手と左手の二重運命線の違い
手相では左右の手で意味合いの解釈が変わります。利き手に現在から未来にかけてのこと、利き手でない方に生来のものや過去のことが現れているからです。
日本では右利きの人が多いので、右手でこれからのこと、左手では生来のことを読み取ることが多くなります。
これを二重運命線に当てはめると、2つの仕事や分野で活躍したい場合、右手の方(利き手)に現れていた方が期待値が高くなります。本業の成功を維持して副業でも成功をつかみたい時も同じことが言えます。また人生経験を積むうちに獲得した資質にもなります。
一方、左手(利き手でない方)では生来の素質となります。幼少期から運が強く、2つの分野で才能が発揮できてきたはずです。
しかし考え方や価値観が変化すると手相も変化します。成長するにつれて生来の素質が失われることもあります。左手にあるからと言っても、これからのことは流動的になるわけです。
男性と女性の二重運命線の違い
二重運命線の意味合いは基本的に男女での違いはありません。部分的に解釈が付け加えられることはあっても、運命的な要素には男女差はないと言えます。
2つの分野で活躍ができ、仕事運や社会運が高まっていることになります。普通の主婦が始めたサイドビジネスが大きく成長し企業のトップになっても、家庭は円満な状態にあるケースも多いと言えます。
以前は男性が仕事面の要素が強かったので、両立という点で、仕事と家事の両立というのが挙げられていましたが、最近では男性でも仕事と家事の両立という解釈ができます。仕事は男性、家庭は女性といったくくりはなくなっているわけです。
また男性は一般的に女性よりも濃く運命線が現れる傾向にあります。二重運命線の濃さを見る際は、他の4大基本線の濃さと比較する必要があります。見た目に薄いとしても女性ならば、他の4大基本線よりも濃ければ、濃いものになります。
二重運命線の片方が月丘に伸びている
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)に関わらず、どちらか一方が月丘から伸びているものを指します。月丘は小指の下方で手首寄りの領域です。
この場合、強運に恵まれ2つの分野で力が発揮できますが、人の助力が得られやすいとされます。自力で運勢が切り開けるのですが、手助けしてくれる人に恵まれ、より一層戦力が増すことになります。
人に好かれやすく対人関係は良好で、人脈が幅広くそれがいろいろな両立に役立ちます。創造性が活かせる2つの分野でも活躍が期待できます。月丘から人差し指の付け根寄りに向かう場合、2つの分野で高い地位が得られやすくなります。
二重運命線が長い
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)が共に手首のラインから中指の付け根まで長い場合、人の2倍強運に恵まれ、精神力が強くなるとされます。
先祖に見守られ守護運も強いので、不運はほとんど訪れないはずです。独立心が強く人に頼らず開運できます。本線と副線のどちらかが長い場合、ほぼ同様な意味になりますが、独立心が若干乏しくなるかもしれません。
二重運命線が短い
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)が共に短い場合、強運に恵まれる時期が短いとされます。手首ラインから掌中程までだと前半生が強運となり、掌中程から中指の付け根までだと後半生が強運となります。
知能線の辺りだけにあると、中年期に強運となります。線が見られない時期は運気が弱いので、人との協調性が開運につながります。
二重運命線が合流
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)のどちらが月丘から伸びて合流する場合、強運で前半生は人の助力を得て2つの分野で活躍ができ、後半生はその実績や経験が活かされて、より大きな成功がつかめるとされます。
どちらかが金星丘(親指の付け根の領域)から伸びて合流する場合、強運に恵まれ、親や親族の恩恵を受けて2つの分野で活躍ができ、後半生にかけてはその実績や経験を元により大きな成功につなげられます。いずれも後半生は社会的な地位が安定するはずです。
二重運命線が交差
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)が交差するものを指します。この交差している時期に不運が起こったり迷いなどが多くなるとされます。
仕事で思わぬ問題が生じたり、失敗が重なることが考えられます。健康不良や大病、何らかのトラブルに巻き込まれやすくなります。精神的なダメージを受けるかもしれません。
それでも運命線が2本あるので、その時期を乗り切ると再び強運に恵まれることになります。また元々平行だった運命線が交差すると、障害線になることもあります。
二重運命線がV字
二重運命線の本線(濃い方)と副線(薄い方)がV字になっているものを指します。
どちらかが薬指の付け根寄りに伸びる場合、強運を持ち、2つの分野で続けてきた努力が報われ、様々な幸せにつなげられるとされます。
どちらかが人差し指の付け根寄りに伸びる場合、強運で2つの分野で力を発揮するために、強い願望や向上心を持って努力を惜しまないとされます。いずれの場合も本線と副線に関わりなく、どちらかが寄っているものになります。
まとめ:様々な解釈ができる
二重運命線は運命線が2本あるので、強運に恵まれ2つの分野が力が発揮できることになります。左右の手では利き手に現われた方が期待値が高くなり、男女での意味合いに違いはほとんどないようです。
二重運命線はいろいろな現れ方をし、片方が月丘から伸びると、人の助力を得て2つの分野で力が発揮できます。長いと守護運が高まり2つの分野で力が発揮でき、短いと強運に恵まれる時期が短くなることがわかります。強運だけでなく、様々な解釈ができるわけです。