食べ方が汚い人の特徴15個！心理や性格・育ち・注意の仕方

食事をする際に、食べ方が汚い人を見かけるとついつい気になってしまうものです。特に、身近な人物の食べ方が汚いと、なんとか注意して直したいと考える人も多いでしょう。

食べ方が汚い人は、どんな特徴があるのでしょうか。心理や性格、育ちにも注目しながら解説していきます。また、注意の仕方についても紹介するので、気になった時の参考にしてみてください。

食事を共にする相手の食べ方が汚いと、なんだかご飯が不味く感じられてしまいます。同席していないにしても、レストランなどで近くに座っている人の食べ方が汚いと気になりますよね。

ましてや、好きな人の食べ方が汚いと興ざめしてしまう可能性も否めません。一緒に暮らすことになれば、3食を共に時間も増え、楽しい食事の時間が台無しになります。また、一緒に外食するのが恥ずかしくなることも考えられるでしょう。

ただ、食べ方は育ってきた環境がベースにあり、なかなか直せそうにないと感じる方も少なくありません。総合的に考えると、いくら好きな人でも、食べ方が汚いと一緒に過ごすのは無理だなと思う気持ちもよくわかります。

それでは、食べ方が汚い人はどのような特徴を持っているのでしょうか。特筆すべき15個の特徴を解説します。

1：クチャラー
口を開けた状態でくちゃくちゃと音を立てながら食事をする人のことを、クチャラーといいます。咀嚼する音が気になるだけではなく、口の中が見えるため、食事のマナーが悪く、相手に不快感を与える特徴です。

2：箸の持ち方が悪い
食べ方が汚い人に共通しているのが、箸の持ち方が悪い点です。日本人にとって箸は食事における欠かせないツールであり、食事のマナーとしても重視されます。しかし、幼少期からの癖が影響して正しく箸を持つことができない人も少なくありません。

3：肘をついて食べる
食事中に肘をつくのはマナー違反です。美味しい食事でも、目の前の人が肘をついて食べていればあまりいい気持ちはしません。肘をつく行為は、意外にも無意識に行なっている場合が多く、男性だけではなく女性でも多くみられます。

4：カトラリーの音を立てる
カトラリー（食卓用のスプーンやフォーク）を、カチャカチャと大げさに音を立てながら使う人もあまり綺麗な食べ方とはいえません。また、食器をドンと置いたりするのも要注意です。こうした音を立てて食べる行為は、日本だけではなく海外でもマナー違反とされています。

5：茶碗を持たずに食べる
日本食を食べる際に、茶碗や汁椀はできるだけ持って食べる方が美しく見えます。反対に、茶碗を置いたまま手を添えることなく食事をするのはマナー違反に当たるでしょう。見た目にもあまり綺麗とはいえません。

6：喋りながら食べる
仲間との楽しい食事は、会話をする時間でもあります。しかし、口の中に食べ物が入っている状態で喋るのはよくありません。喋りながら食べると、口の中が相手に見えてしまうため汚く感じられるでしょう。

7：大量に口の中に入れる
口の中いっぱいに食べ物を頬張るのも汚い食べ方の特徴です。一度にたくさんのものを口の中に入れると、口を閉じることができず、一緒に食べている人に不快感を与えてしまいます。口の中が見えて汚い印象を与えるため注意が必要です。

8：スマホを見ながら食べる
スマホが普及している昨今、よく見られる汚い食べ方のひとつとしてスマホを見ながら食べるケースが挙げられます。食事に集中することなくスマホを見ている姿は、あまり綺麗なものではありません。また、無意識に汚い食べ方になってしまうでしょう。

9：ゲップをする
食事中に周囲に配慮することなくゲップをする行為も、汚い食べ方に当たります。当然、食事をすると空気も飲み込むためゲップが出てしまうこともありますが、ゲップが出そうになったら口を押さえたり、音を抑えるなどの気配りが必要です。

10：食べ物を残す
特にバイキングなど自分で食べ物の量を調整できるシーンで見られるのが、必要以上に食べ物を残す行為です。食べ物を粗末に扱っている印象を与えかねない上に、作った人にも失礼といえるでしょう。

11：食器が汚い
食事の後の食器を見ると、ご飯粒がたくさん残っていたり、小皿が汚い人もよく見られます。できるだけ、食器は綺麗な状態で食べ終わった方が印象もよいでしょう。また、食べ方が綺麗でも、お皿が汚いと食べ方も汚い人だと思われます。

12：迎え舌
食べ物が口に入る前から舌を出している人も、食べ方が汚い人の一例です。食べ物をこぼしたくない気持ちが先走ってしまう結果というケースも多いようですが、側から見ているとあまり気持ちのいいものではありません。

13：こぼす
食べ物をボロボロとこぼすのも食べ方が汚い人の特徴です。口に運ぶ前に落としたり、喋りながら食べるために口からこぼれ落ちたりするケースが考えられます。食べ方が汚い人の周りは、食べカスで汚れていることが多くあるでしょう。

14：早食い
食べ物を丁寧に食べることなく、慌てた様子で口の中に掻き込む人も食べ方が汚いといえます。早食いをすると食べこぼしも多くなり、ゲップや食器の汚れにも影響するでしょう。

15：姿勢が悪い
畳の上で食事をするときに片膝をついて食べる人や椅子に座りながら足をバタバタさせるようなケースも食べ方の汚さにつながります。食べる姿勢が悪いと、食べこぼしにつながり、周囲にも不快感を与えてしまいかねません。

食べ方が汚い人はどのような性格を持っている人が多いのでしょうか。心理状態も含めて解説します。

他人の目を気にしないメンタルの強さは憧れますが、あまりにも周囲に配慮が足りないと食べ方も汚くなりがちです。こうした人は、食事時だけではなく、生活する上でのあらゆるシーンで不快感を与えかねません。

自分さえ良ければいいという考えを持っている人の多くが、周囲への配慮が欠ける傾向にあります。また、同席している人のネガティブな感情に気付きづらいといった面もあるでしょう。

食べ方に少し意識を向けるだけで、誰でも綺麗な食べ方をすることができます。しかし、注意力が散漫な人は、食べ方に意識を向けることができません。

こぼさないようにしよう、箸をきちんと持とうといった気持ちが長続きせず、気がつけばうっかりと食べこぼしたり、クチャクチャと音を立てたりするケースが多く見られます。たとえ、意識を向けたとしても、すぐに注意力が下がり、汚い食べ方になってしまうでしょう。

食べ物は、食事を作ってくれる人や生産者がいてこそ成り立ちます。また、命をいただくという考え方もあるように、動物や植物に感謝をして食べることが大切です。さらに、食事をした後は後片付けをする必要もあり、その際に食器が汚かったり食べ残しがたくさんあったりしたらどう思うでしょうか。

食べ方が汚い人はこうした食事に関する様々なシーンに対する感謝の心が低く、配慮に欠ける傾向にあります。

いつでも焦っているせっかちタイプな人も、食べ方が汚い人が多いでしょう。どうしても切羽詰まっている時は仕方ありませんが、普段からせっかちな性格であれば、急ぐ必要のない時にまで慌てて食べてしまいます。

せっかちな人はどうしても食べ方が汚くなってしまい、同席する人に不快感を与えかねません。また、食事に限らず様々なシーンで焦り気味なので、失敗も多くなります。普段から落ち着いて行動する必要があるでしょう。

意外と見逃しがちなのが、片付けた下手な人です。食べこぼしなく綺麗に食事ができる人は、普段から綺麗に過ごしている傾向にあります。

一方で、片付けが苦手で綺麗にすることにあまり意識が向いていない人は、食べ方も汚くなりがちです。

中には、自分的には綺麗に食べていると思い込んでいるケースもあり、周りが注意しても気がつかないことも考えられます。こうなると非常に厄介で、周囲も手を焼くでしょう。

食べ方が汚い人は、数日で汚くなったわけではありません。長い間培った癖であり、なかなか正せない傾向にあります。

こうした特徴から、食べ方が汚い人は育ちや親の影響が多いに考えられるでしょう。例えば、男兄弟の中で育った人は、食べ方も乱雑になる可能性があります。男の子ばかりがいると、汚れることは日常茶飯事で親もそこまで意識していられないためです。

また、家族が綺麗好きではなかったという場合も、食べ方が汚くなりがちでしょう。生まれてから過ごした環境がそうであれば、綺麗な食べ方自体がわかりません。そのほか、放任主義の家庭に育った場合も要注意です。

食べ方が汚い男性は、元々の育ちの影響もあると思われますが、本人の性格も影響しているでしょう。周りを気にしない、相手の気持ちをあまり考えない、そういった性格が原因の可能性があります。

例えば、自分の食べ方が他の人より汚い、音が立っていて相手を不快にさせる、そういったことは周りを気にしていれば、気づくことが多いです。また、過去に付き合った人や友達に指摘されることもあるでしょうから、そういった指摘を受けてもあまり気にしていないのでしょう。

また、食べ方が汚いと結婚して夫になる男性として女性に選んでもらえない可能性も高くなります。

身近な人の食べ方が汚いと、できれば注意をして食べ方を正してあげたくものです。しかし、どのように注意をしたらいいかわからない人も多いでしょう。

◯わざと食べ物の一部を落とす
おすすめなのが、わざと食べ物の一部を落とす方法です。相手の目にその状態を見せることで、間接的に食べ方の汚さを伝えられます。

◯汚れるたびにテーブルの上を拭く
汚れるたびにテーブルの上を拭くのもひとつの手段です。直接、食べ方を指摘することなく、食べこぼしや汚い食べ方を伝えることができます。

◯直接伝える
相手との関係性によっては、直接伝えるのも有効です。親子や恋人同士、配偶者など関係性が近ければ、食べ方が汚いことを伝えるとよいでしょう。相手のためと思って、オブラートに包むことなく伝える必要があります。

ただし、直接伝えるときは、誠意を持って丁寧に伝えるようにしましょう。投げやりに食べ方が汚いことだけを伝えると、喧嘩になりかねません。

自分自身で食べ方の汚さに気がついている場合、なんとか直したいと思っている人も多いでしょう。食べ方はちょっとした意識の持ち方で随分綺麗になります。

食べ方の汚い人はせっかちな人が多く見られます。あわてて食事をするとどうしても食べこぼしがあったり、音を立てたりしがちです。また、一緒に食べている人にも焦った感じを与えてしまいかねません。

しかし、ゆっくりと丁寧に食べれば、こうした問題は解決するでしょう。時間をかけて食べることに罪悪感を感じる人もありますが、悪いことではありません。時間がないときでも、丁寧に食べるように意識することが大切です。

いわゆる犬食いといわれる様に、お皿へ口を近づける食べ方はあまり綺麗ではありません。茶碗や汁椀を手に持って食べることで、見た目も美しく食事ができるでしょう。

また、器の方を口に近づけることで、食べこぼしも少なくなります。万が一、食べこぼしたとしても、再び器の中に食べ物は入るため、床やテーブルにこぼす確率は低くなります。

あまりにも大きなものを口に入れると、口を開けたまま食べる必要があり、汚い食べ方になってしまいます。

そのため、口にものを入れるときは、咀嚼しやすいサイズにカットすることが大切です。例えば、ステーキなどの大きなサイズのメニューをそのままかぶりついてしまうと、口からはみ出るだけではなくソースもこぼれやすくなります。

お皿に料理が盛られているときは、お皿の真ん中から食べるのを避けましょう。真ん中から食べると、両端にあった食材が残ったり、崩れて綺麗に食べられません。

端から食べることで、食材を順番に口に入れることができ、見た目も綺麗にいただけます。たとえ、残してしまったとしても、綺麗な形で残るためあまり汚い印象を与えません。

スマホを見ながらとか喋りながらなど、何かをしながら食事をするのをやめるだけでも随分食べ方が綺麗になります。

ながら食事をすると、食事に集中できないためついつい汚い食べ方になるためです。食事とそれ以外の行動とにメリハリをつけることをおすすめします。

食事の仕方は案外多くの人に見られています。普段の印象が良くても、汚い食べ方をするだけで興ざめさせることもあるでしょう。食事をするときは丁寧に食べることに意識を向けて、感謝を忘れずにいただきましょう。