伊勢神宮といえば、呼ばれないと訪れることができないと言われるほどパワーの強い場所です。そのため、参拝するタイミングはターニングポイントに当たる可能性が高いでしょう。
こちらの記事では、伊勢神宮のパワーが強すぎる理由を解説します。
伊勢神宮とは?
伊勢神宮は、正式名称「神宮」とされ、天照大御神を中心とした神々を祀る125の宮社の総称です。伊勢神宮は、全国各地に多数ある神社の中心でもあります。
そして、祀られている天照大御神は、八百万の神々の中でも最高神であり、太陽神です。2000年もの長い歴史を持ち、神様が自ら選んだ地だともいわれています。
ドイツの建築家である「ブルーノ・タウト」に世界建築の王座と言わしめた美しい建築は、日本古来の建築様式「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」です。
古来より「お伊勢さん」として多くの人に親しまれ、近隣だけではなく全国各地から伊勢参りに訪れる人が多く見られました。現在でも、壮大なパワースポットとして参拝者が後を立ちません。
伊勢神宮は参拝後に人生が変わる?
日本最大のパワースポットといっても過言ではない伊勢神宮は、人生におけるターニングポイントに訪れる場所だともいわれています。
例えば、伊勢神宮に訪れるつもりはなかったけれど、出張や用事があって気がつけば伊勢神宮のそばに来ていたというケースもあるでしょう。こうした時は、伊勢神宮に呼ばれているといえます。
また、伊勢神宮への参拝計画がとんとん拍子に進み、訪れた日は快晴だったというケースも歓迎されている証拠です。
こうしたタイミングで伊勢神宮に参拝すると、最強な伊勢神宮のパワーを受け取ることができるでしょう。参拝後の人生が大きく変わったという人も少なくありません。これまで辛かった日々が劇的に好転したり、なかなか達成できなかった目標に到達できる可能性もあるでしょう。
伊勢神宮のパワーが強すぎる理由5個
伊勢神宮がこれほどまでに強いパワーを持っている理由について紹介します。
■1. 天照大御神が祀られている
天照大御神は、日本人の総氏神といわれています。また、皇室の御祖神でもあり、太陽を神格化した神様です。
非常にパワフルな神様としても知られ、当然、天照大御神が祀られている伊勢神宮もそのパワーは影響しています。伊勢神宮内には、こうした天照大御神のパワーが存在する場所が点在し、訪れるだけでも心底力が湧き出る場所です。
■2. 豊受大神が祀られている
伊勢神宮の内宮には天照大御神が祀られていますが、外宮に祀られているのは豊受大神(とようけのおおかみ)です。
天照大御神の食事を司る神であり、私たちの衣食住、そして産業の守護神として大切にされています。天照大御神と同じく女神様で、温かく優しいパワーが特徴です。内宮が持つ力強いパワーと相まって、包み込まれる優しさが得られるのは伊勢神宮だからこその力といえるでしょう。
■3. 神々に選ばれた土地である
伊勢神宮ができる以前、天照大御神は当時の皇居でお祭りされていました。その後、よりふさわしい場所を求めて諸国を巡ったのち、海と山に囲まれた美しい伊勢の地を気に入り鎮座するようにお告げを受けたといわれています。つまり、神々が自ら選んだ土地でありそれだけパワーが強い場所だといえるでしょう。
■4. 龍穴の上に立っている
龍穴とは、風水術において繁栄する土地とされる場所です。龍穴に向かう流れを龍脈と言います。龍穴や龍脈は、目に見えるものではありません。しかし、穢れを寄せ付けず、清らかな地だとされています。
伊勢神宮は、まさしく龍穴の上に立っており、大地の力が吹き上がる場所です。伊勢路宮の他に、富士山や日光東照宮なども、龍穴の上にあるといわれています。
■5. 八咫の鏡が祀られている
日本神話において天照大御神が、孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けた三種の宝物を三種の神器と言います。①八咫の鏡(やたのかがみ)・②天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)・③八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を表し、そのうち伊勢神宮に祀られているのが八咫の鏡です。
天照大御神が天の岩戸に御隠れになった際に、八咫の鏡に興味を持たれ、再び岩戸の外に出られたことで世の中を照らし明るくなったといういわれがあります。こうしたパワーから、伊勢神宮に訪れると気持ちが晴れやかになるでしょう。
伊勢神宮の正しい回り方
伊勢神宮は広大な敷地にあり、大きく分けても内宮と外宮の2つのエリアになります。闇雲に回るのではなく、古来から定められた正しい順序で参拝することが大切です。
まずはじめに、外宮を訪れましょう。内宮だけ訪れる人が少なくありませんが、これは「片まいり」と呼ばれる手法で、おすすめできません。
外宮に着いたら、表参道火除橋を渡ります。渡った先にある手水舎で心身を清めてから、境内に入りましょう。外宮内にはたくさんの宮舎がありますが、正宮である豊受大神宮からお参りします。
二拝二拍手一拝が正式な作法です。この時、個人的なお願い事をするのはタブーなので控えましょう。そのため、お賽銭箱はありません。
外宮の参拝が終わったら、内宮へと進みます。五十鈴川にかかる宇治橋を渡って、神聖な世界へと入りましょう。内宮でも外宮と同じように、正宮からお参りします。
参拝方法は外宮と同様に行いましょう。どちらのお宮でも、参道の真ん中を通るのはタブーです。外宮では左側を、内宮では右側を歩くのがルールとなっているので気をつけましょう。
まとめ
伊勢神宮には壮大なパワーがあります。ベストなタイミングで訪れれば、人生が変わるほどの恩恵を得られるでしょう。お参りするときは、マナーを守って個人的な願い事をしないことが大切です。日頃の感謝を告げて、心静かに参拝するようにしましょう。