サイコパスと聞くと、人間離れした天才や凶悪犯罪者のイメージがあります。善悪の判断が付き難く、異様なまでに優れた能力を発揮します。それが良い方に発揮されることもあれば悪い方に発揮されることもあります。脳科学的に見ると正常ではなく、このようになる要因は先天的なものとされます。
いずれにしても付き合いづらく、近年その数が増えているとされますので、特徴を知って見分けたいものです。それではこのサイコパスの顔の特徴について人相占いの観点から詳しく解説していきます。
サイコパスとは?
サイコパスは、精神病の一種で「反社会性パーソナリティ障害」や「反社会的人格障害」と呼ばれるものになります。
普通の人と比べると極端に偏った考え方や行動を取り、人を傷つけても何も感じないとされます。自尊心が高く、人に対する愛情や思いやりが欠如し自己中心的になるので、対人関係に支障をきたします。
道徳観念や倫理観、恐怖を感じないといった面もあります。しかし必ずしも犯罪行為をするわけではなく犯罪と無縁のサイコパスも数多く存在します。
【サイコパス診断】結果を知るとゾッとする…!心理テストでサイコパス気質をチェック! | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/4457自分や周りの人たちが、サイコパスかどうか気になったことはありますか?サイコパスを判断する正式な検査はありませんが、心理テストでサイコパス気質があるかどうか性格診断できます。 今回は、無料でできるサイコパス診断テストを用意しました。サイコパスのゾッとする回答例なども紹介します。心理テストであなたのサイコパス度をチェックしてみましょう。
サイコパスの特徴40個と見分け方・対処法!性格・恋愛・仕事 | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/1091見た目は普通、むしろ一般的な人間よりも魅力的に見えるけれど、実は内に信じられないほどの狂気を持っているのがサイコパス。この記事ではサイコパスの特徴と見分け方、またサイコパスに接してしまった時の対処方法についてご紹介します。
サイコパスの顔つきの特徴12個[人相学]
サイコパスのそれぞれの特徴に沿った人相学から見る顔の特徴を説明します。すべてが当てはまるというわけではありません。
■1. 自己中心的な顔
自己中心的な性格なので自分のことしか考えず、人の目を全く気にしないとされます。自分勝手に振る舞い、周りを困らせることが多くなるようです。
これを人相学的に見ると、鼻先が下を向くかぎ鼻や鼻先が上向いていることが多いとされています。耳が低めの位置に付いている印象があるとも言われています。エラが張っていて、顔の輪郭が四角っぽい顔つきになります。女性ならば男顔になりますが、全体的に顔のパーツが整っているはずです。
■2. 口達者な顔
表向きは人受けが良く口達者な雰囲気が漂います。初対面の人ともすぐに会話が弾むような社交的な面があります。何らかの人を惹きつける魅力を持つことが多くなります。自分の魅力や能力を最大限に発揮する方法を熟知しているとされます。
これを人相学的に見ると、口角がハッキリと上がっているようです。笑った際には露骨に上がっている印象になります。眉間が広めで耳が大きい人が多いようです。目が大きめで瞳にブラウンの要素が入っている可能性もあります。
■3. ポーカーフェイス
何のためらいもなく嘘をつくのもサイコパスの特徴の一つで、何があっても動揺しないとされます。交渉事に強くトランプはたいてい勝ち抜けられるようです。人を騙すことに喜びを感じている面もあります。嘘のために嘘を塗り固め、より大きな嘘を構築することもあります。
これを人相学的に見ると、男女共につり目でミステリアスな男顔になるとされます。どちらかというとイケメン寄りになるようです。眉毛は太く濃いものになります。
■4. 非を認めない顔
普通の人に比べて優れているという自負があり、自分の非をなかなか認めないとされます。優秀な自分が失敗やミスをすることはなく、何らかの問題が生じた場合、他人のせいにします。自分に責任はなく、運が悪いぐらいにしか感じないはずです。
これを人相学的に見ると、眉尻が上がっているとされます。性格的に眉をきれいに整えていることが多いようです。鼻は高いか鼻先が上向いているとされます。耳の内側の肉骨部(軟骨)が出っ張っている可能性もあります。
■5. 自慢げな顔
人の話を何かと自分の自慢話につなげてしまう狡猾さがあります。相手が自分より劣るとも勝ることがない点を突いて得意に顔になります。相手が優れていると思われる話は話題をすり替え、自分のフィールドに持っていきます。
これを人相学的に見ると、高く立派なわし鼻になるとされます。異性にモテる傾向にありますが対人トラブルは多くなるようです。顎が長い可能性もあります。見た目で長く感じるのは男性で4センチ、女性で3.8センチぐらいからです。
■6. 共感できない顔
人と感情を共有できないので、目の前で人が悲しんでいたり、嬉しがっていても何にも感じるものがなく平然としています。頭の中で概念として悲しいや嬉しい状態がどんなものかは理解しています。ある意味コンピューターのような感じになります。
これを人相学的に見ると、瞳が小さいことが多いとされます。目に輝きがなく、どんより淀んでいることもあります。口が小さく、目が窪んだ感じになりやすいようです。笑顔を作る際は口元だけを動かすとされます。
■7. 人を操る顔
人を見下し自分より劣るものは自由に操ろうという意識が垣間見れます。表向きは下出に出ているように見えても、ふとした瞬間に小バカにしたような目つきをしているとされます。自分の目的のために使役することには何のためらいもないはずです。上手く操れない人には、人間としての価値が見出せないとかなり冷淡になります。
これを人相学的に見ると、三白眼になりがちで、どちらかというと上三白眼になるとされます。表情から本心が読み取られないように、目はなかなか合わせないようです。
■8. 刺激を求める顔
常に何らかの刺激がないと精神的に耐えられないとされます。刺激がないとかなりの不安感を抱き、表情もおどおどしてくるようです。自分の欲求を満たすためにスリルを追い求めたりします。人や自分の命にかかわるような危険なことを実行しようと目論みます。陰険な表情になりがちです。
これを人相学的に見ると、唇が薄く、通常は口角が下がっているとされます。口がへの字になっていたり、髪の毛の生え際が乱れている可能性が高いと言えます。
■9. 結果優先の顔
その過程にどのような苦労があっても、全く評価せず結果を重視します。もし上司がサイコパスなら、かなり汚い手を使っても成果を上げなければ認められません。人を踏み台にしてのし上がるので、横柄さが際立つ顔つきになるようです。どこかズル賢い雰囲気が漂います。
これを人相学的に見ると、目と眉の間隔が極端に狭いとされます。顔の左右の作りに大きな差異があるかもしれません。頬の外側辺りが赤黒く変色している可能性もあるようです。
■10. 良心欠如の顔
良心が完全に欠如していると言えます。全くそういうものがないので、人に迷惑を掛けていても当然のように振る舞います。人によってはこれが猟奇的な犯罪につながるようです。恐ろしく冷たい表情をし、人を震え上がらせることも考えられます。
これを人相学的に見ると、上三白眼のことが多く目がぎらぎらと輝いているとされます。瞳がゆらゆらと動き定まっていない可能性があります。口元が歪んでいたり、眉毛が渦を巻いていることもあるようです。
■11. 人を見透かす顔
何らかのスピリチュアル能力によって、相手を見透かしているように見えます。特にその能力がなくても、あるような印象が漂い相手の背筋を寒くさせたりします。どう取り繕っても嘘がばれてしまうような雰囲気があり、迂闊なことが言えなくなりがちです。
これを人相学的に見ると、眉間が狭くなっているとされます。警戒心が強く、感情を上手にコントロールできないと言えます。また両目の間も狭いことが多く、自己中心的で独特の自分の世界観を持ったりします。
■12. 精神的に病んでいる顔
周りに対していろいろな不満があり、どこか精神的に病んでいるように見えます。普段は健康的な顔をしていても、ふとした瞬間に虚ろな表情を浮かべたり、病み上がりのような顔になったりします。
これを人相学的に見ると、目が引っ込んでいるとされます。繊細さが際立ち、些細なことが気にります。物質的なことよりも精神的なものに関心が高く大切にしています。その上、左右の目の大きさが違うと、次にどんな行動を取るかがより読み取りにくくなります。
本物のサイコパスの目つき
ちょっとした天才や異端児ぶりを演出するためにサイコパス気取りの人もいますが、本物は目つきが違います。
常軌を逸している雰囲気が、ふとした瞬間に必ず漂います。特に自分の魅力を見せつけ、悦に入っている際に垣間見られるようです。目に活力がなく、どこか虚ろな目つきで周囲を見たりします。これは世の中や将来がどうなろうとも構わない、という刹那的な考えを持つからだとされます。
何らかの自分の目的が達成できるターゲットを見つけると視線を集中させますが、その際に瞳孔が開いているとされます。これは交感神経の高まりによるものです。
サイコパスの顔写真
有名人や歴史上の偉人にもサイコパスと言われる人がいます。歴史上の人物になると過去にその人が行ったことから鑑みた予測になりますが、どんな人がいてどんな顔をしているのか紹介します。
アドルフ・ヒトラー
ウィンストン・チャーチル
まとめ:見た目で見分けられる
サイコパスは精神障害の一つですが、良くも悪くも常人を越えた能力を持ちます。しかし接するにあたっては注意する点が多々あります。
自己中心的で口達者とされ、人相学的にはエラが張り、かぎ鼻や鼻先が上向いていることが多いようです。ポーカーフェイスで人と共感できないとされ、見た目は男顔で眉が太く、目に輝きがなく窪んでいる可能性があります。
他の見た目では顔の左右の差異が大きい面もあるようです。独特の目つきになり虚ろで、視線を集中させる際は瞳孔が開いているとされます。これらを知りサイコパスを的確に見分けたいものです。