サイコパスの口癖・言いそうな言葉15選！言動やセリフ

「この人の言葉は、どこか冷たさがある」「心がこもっていない」と感じるなら、相手はサイコパスかもしれません。サイコパスの場合、深く関わると一方的に利用されてしまう危険性があります。

そこで今回は、サイコパスの言動の特徴を解説！サイコパスの口癖や言いそうな言葉を紹介します。

サイコパスとは、良心が欠如した人を意味します。と言っても、極悪非道人とは限りません。サイコパスの多くは利己主義者で、自分が求める結果を得るために手段を選ばないだけです。「サイコパス＝凶悪犯罪者」のイメージがありますが、気質として持っているけれど日常生活を普通に送っている人はたくさんいます。

サイコパスの行動原理は自分への利益のみ。そのため、以下のような言動の特徴があります。

・息をするように嘘をつく
・人への共感が著しく少ない
・刺激を追い求める傾向がある
・突拍子のない言動がある
・社交的で外面が良い
・人をコントロールするのが上手

自分の利益のために、一見人当たりが良いサイコパスは多いです。しかし、言動を良く観察すると、純粋な優しさや思いやりではないことがわかるでしょう。

サイコパスは巧みな言葉で他者をコントロールし、自分の目的を達成するために平然と嘘をつくのが特徴です。サイコパスの言葉から、相手の本質を見極めましょう。サイコパスっぽい言葉を紹介します。

まるで相手を思いやっているようで、実は自分の道理を通したいときにサイコパスが言う言葉です。「君のためだよ」と言えば、善意を演出できると思っています。

「君のため」に反発されると、今度は「なぜわからないんだ」と激高して、相手を力づくにして従わせようとするのはサイコパスあるあるです。

自分の要求に対して相手が返答を渋っているときに、「私と君の仲でしょ？」と親密な関係を強調するのもサイコパスがよく使う手段です。実際にはそこまで親しくなくても、この言葉を使うことで「私は君を特別に思っている」という印象を与えます。

利用価値が高いと思った相手によく使うサイコパスっぽいセリフです。感謝の言葉で相手に報酬を与え、次も都合良く使おうと思っています。サイコパスは必要性さえ感じれば、いくらでも感謝の言葉を並べ立てます。本気で言っているように見えますが、あくまでもポーズです。

サイコパスには共感力がありません。そのため、他人が悲しんだり驚いたりしていることが理解できないのです。多くの人にとっての大事が、サイコパスにとってはささいなことなのは良くある事例。皆がどんなに慌てていても、「それがどうかしたの？」と、心底わからないといった様子で呟きます。

自分にとって都合の悪い内容は、すべて聞いていないことにしてしまうのがサイコパス。本当は聞いた記憶があっても、「聞いてないよ」と平然と言ってのけます。嘘をつくのに罪悪感がないので、言われた方は「自分は本当に言っていなかったのか…」と不安になるほどです。

聞いていなければ言ってもいないと主張するのは、サイコパスあるあるです。録音でもされていない限り、都合の悪い指摘は「そんなこと言っていない」で取り下げようとします。言った言わないのトラブルが多いのは、サイコパスの特徴です。

サイコパスは言い逃れに使うセリフのバリエーションが豊富。相手から非難されると、「実は〇〇だったんだ」と、後から理由を取ってつけるのが特徴です。もちろん、「実は」の内容が嘘なのは良くあること。後出しが多いなら、サイコパスを疑った方が良いでしょう。

コントロールしようとした相手が自分の企みに気付き理路整然と指摘すると、「それは誤解だ」と相手の解釈のせいにするのがサイコパスの特徴です。

自分の発言に一切責任を持たず、主張が通らないと言い逃れしようとします。相手に合わせてコロコロと主張を変えながら、自分の思い通りになる道を探しているのです。

自分の企みが相手に気付かれそうになった時、「君の考え過ぎだよ」と言って誤魔化そうとするのも、サイコパスが良く使う手段です。

相手の不安や疑問を受け止めて励ますような口ぶりですが、深く考えさせないための言葉になります。相手の気持ちを真剣に取り合わず、「考えすぎ」「気のせい」で流そうとするのは、全く寄り添っていない証拠です。

本音はどうであれ、優しい言葉を使うのは、サイコパスが余裕を感じているときまで。いよいよ相手からの指摘を上手に受け流せないと思うと、今度は攻撃に転じます。

「おかしいのは君の方だ」と断定し、一方的に相手を悪者にするのです。うろたえることなく冷静に「おかしいのは君」と言うので、相手は自信を失ってしまいます。

「ひどい」は、自分の主観で相手を悪者にする言葉。サイコパスも良く使います。自分が圧倒的優位に立つために、確信を持って相手に「ひどいじゃないか」と言ってのけるのです。

周囲を自分の味方につけるために、公開処刑のように公衆の面前で言うこともあります。酷く傷ついたように演技をし、周囲の同情を引いて相手を完全に排除する目的です。

サイコパスにはギブアンドテイク精神がありません。どんなに尽くしてもらっても、自分が相手のために無償で役立とうという気はないのです。

そのため、「いつも助けてるから今度は自分が…」と思ってお願いすると、「私には関係ない」とスッパリ切り捨てられます。サイコパスにどんなに恩を売っても、返ってくることはありません。

万能感が強く自信満々のサイコパスは、他者よりも自分が優れていると思っています。そのため、自分以外の人が褒められると、「どこがすごいの？」と率直な感想を述べてしまいます。共感力もないので、周囲に合わせて自分も相手を褒める発想がありません。

サイコパスは思いやりや優しさで自分を後回しにする心理が理解できません。自分の利益のためにまっしぐらです。周囲が優しさで非合理的な道を選ぼうとしても、全然賛同できません。

数の圧力で自分の主張が通らないのが不思議でたまらないときに「良くわからないな…」と呟くように言います。

効率重視で合理主義者のサイコパスは、「意味がない」と思った会話はさっさと終了させます。相手がどんなに伝えたいことがあっても、全く配慮せず、「もういいだろう」と会話をぶった切って強制終了するのです。取り付く島もない様子で相手を黙らせます。

サイコパスは必ずしも悪人ではありません。サイコパスの中にはカリスマ的なリーダーシップを持ち、素晴らしい能力で周囲を引っ張って向上する力を持っている人もいます。とは言え、共感力が乏しく利己的なのは変わりません。サイコパスっぽい言葉が多い場合は、少し警戒して適度な距離を取ると良いでしょう。