自分の魅力を磨くためにも「菩薩」のような女性を目指したいと思っている人は多いのではないでしょうか。そんなとき気になるのは、「そもそも菩薩とは…?」という疑問や菩薩のような女性が持っている具体的な特徴です。
そこで今回は、菩薩のような女性・観音様のような女性の特徴を紹介していきます。笑顔や褒め言葉などを意識して、菩薩系女子を目指してみましょう。
菩薩とは?
菩薩とは厳密に言うと、釈迦如来の修業時代を指す言葉になります。しかし現代ではそこから転じて、悟りを開くことを目指して修行をしている僧侶のことを菩薩というようになっています。
ただ、一般的に知られるものとしては、観音菩薩(観世音菩薩)、虚空蔵菩薩、弥勒菩薩、地蔵菩薩などが有名です。
菩薩=穏やかな女性のイメージもありますが、このような意味から考えると、菩薩=女性とは限らないのが実情です。
観音様や仏のような女性とも呼ばれる?
菩薩=観音様、仏のような女性という解釈を持たれることも多いです。
まず観音様ですが、正式には観世音菩薩(観音菩薩)という名前になるため、修行中のものを指す言葉としては間違っていません。ただ、観音様自身の性別は女性でも男性でもなく、人々の性ではとらえられない存在といえるのが正しい答えになります。
そして、菩薩からさらに上の位の悟りを開いた状態を如来というのが特徴です。これがいわゆる仏様にあたります。人々を救いに導いてくれる存在、そんな雰囲気を持っている人のことを仏のような女性ということもあります。
菩薩のような女性の特徴15個
菩薩のような女性には、主に以下のような特徴があります。
(1)笑顔に優しい雰囲気がある
(2)許容範囲が広い
(3)聞き上手
(4)協調性がある
(5)相手を立てることができる
(6)怒らない
(7)言葉遣いが丁寧
(8)気遣い力が高い
(9)誰にでも優しい
(10)上品な雰囲気がある
(11)悪口を言わない
(12)嘘や裏切りを許せる
(13)母性が強い
(14)些細なことにも感謝を伝える
(15)常にゆとりを持って生きている
菩薩のような女性の持つ雰囲気として特徴的なのは、優しさや柔らかさ、上品さなどです。身の回りの人に対して誰にでも態度を変えることなく、優しく笑顔で接するのが菩薩のような女性の魅力といえます。
そして許容範囲が広く、人の嘘や裏切りなど、一見するとダメだと思われることに対しても許すことができるのが菩薩のような女性です。確かに、完璧なふるまいをできる人はこの世にはいません。「誰にでも悪いところはある」という価値観を持っているからこそ、菩薩のような女性は周りの人を積極的に許して受け入れることができるのです。
しかし通常の心の状態では、人を許し、誰にでも優しく寛大に生きることはなかなかできません。だからこそ菩薩のような女性は、人一倍心にゆとりを持って生きていることが多いのが特徴になります。
菩薩のような心をもつ人の心理
菩薩のような女性はなぜそこまで優しいのか、人のダメな部分も受け入れることができるのか、その心理は非常に気になるものです。
菩薩のような女性が周りの人を積極的に受け入れることができるのは、主に身の回りのことに感謝を持とうとする心理があることが関係しています。
たとえ身の回りの人に迷惑をかけられたとしても、その人がいるからこそ助かっている部分が一つでもあれば、菩薩のような女性はそのことを大事にします。些細なことにも感謝を忘れないからこそ、人を受け入れる気持ちを持つことができるのです。
菩薩のような女性が恋愛でモテる理由
菩薩のような女性が恋愛においてモテやすいのは、男性にとって魅力を感じる要素がたくさんあるからです。聞き上手だったり、褒めてくれたり、短所を受け入れてくれたり…そんな「相手を立てようとする姿勢」には多くの男性が魅力を感じるものです。
必要以上に自己主張をしようとする人や自分本位で生きている人とは、恋愛をしても必ずと言って良いほどトラブルが起きてしまいます。そのため居心地の良さを異性から感じられることは残念ながら少ないといえます。
しかし菩薩のような女性は穏やかでいつも優しいのが特徴です。男性からしてみればその居心地の良さが非常に魅力的なので、職場などでそんな菩薩系女子に出会えれば、すぐに恋に落ちてしまうのです。
菩薩系女子になる方法7個
■1. 相手の話を肯定的に聞く
菩薩のような女性になるには、相手の話を肯定的に聞いていくことが大事です。聞き上手な女性は菩薩系女子として好かれやすく、居心地の良さを感じられるのがポイントです。
否定的な返しはせずに、相手の言うことに肯定したり共感したりすることが大事です。相手の話に自ら興味を持ち、相手の話を積極的に引き出すような姿勢もぜひ意識していきましょう。
■2. 優しい笑顔を心がける
菩薩のような女性といえば、やはり優しい笑顔が特徴的です。普段から笑顔・微笑みを意識して、身の回りの人とは明るく穏やかに接していきましょう。
優しい笑顔の女性には、どんな人でも魅力の高さを感じるものです。一緒にいると元気になれる・癒される・落ち着く…そんな印象を持ってもらえるように、笑顔で挨拶したり会話したりすることを心がけていきましょう。
■3. 悪口を封印する
菩薩のような女性は、人を傷つけたり悪意を向けたりすることはありません。そのため菩薩のような女性を目指すなら、愚痴や文句などのネガティブな言葉はできる限り封印していきましょう。
人の悪口を言うと、周りの人からは性格の悪い人・ネガティブな人という印象になってしまいます。反対に、悪口を言わない人は、周りから見て穏やかなイメージになります。悪口を言うのではなく、少しでも相手を褒めることを意識していきたいですね。
■4. 小さなことにも感謝する
大事なのはいろいろなことに感謝をもって接することです。身の回りの人、関わる物事すべてに感謝を忘れないようにすれば、謙虚さを持つことができます。そんな謙虚で丁寧な性格には、多くの人が癒しや居心地の良さを感じるものです。
自分自身が今生きていることで関わっている物事、そして人々のことを考えてみましょう。そんな気持ちから感謝を大事にして生きれば、自然と菩薩のようなふるまいができるはずです。
■5. 上品なふるまいを意識する
菩薩のような女性は、とても上品で女性らしいイメージが強いのが特徴です。そのため普段から上品かつ大人っぽいふるまい・行動は大事にしていきましょう。社会人としてのマナーある行動も重要です。
また、言葉遣いも上品さを身につけるうえでぜひ丁寧にしていきたいですね。身に着ける服も、必要以上に肌の露出はせず、穏やかで優しいイメージの色合いの服を選ぶのが望ましいでしょう。
■6. 「誰にでも悪いところはある」の考え方を持つ
菩薩のような女性が周りの人を積極的に受け入れられるのは、「誰にでも悪いところはある」という考え方を持って生きているからです。100%清く正しく生きられるならそれが一番ですが、実際のところそんな理想的な生き方ができる人はなかなかいません。
だからこそ菩薩のような女性は、あえて人の悪いところばかりに目を向けないのです。「誰にでもダメな部分はある」という思いを持っていれば、自然と周りの人を受け入れることができます。
■7. 人をよく褒めるようにする
菩薩のような女性を目指すなら、まずは積極的に人のことを褒めるようにしましょう。褒め言葉を多く伝えるようにするだけで、相手からの印象は違ってきます。優しくてポジティブな人というイメージにつながりやすくなるでしょう。
誰にでも大小問わず良いところはあるものです。些細なことでも良いので、「〇〇さんはここがすごいね」と伝えて褒めることを習慣づければ、菩薩のような女性にはきっと一歩近づくはずです。
まとめ
菩薩系女子は、身の回りの人から好印象を持たれやすい存在です。自分自身もそんな癒しや居心地の良さを与えられる人になりたい…と憧れている人は多いでしょう。
すべての物事・人に感謝して生きることで、謙虚な姿勢は自然と身に付いていきます。謙虚さや誠実さ、優しい笑顔などを意識することが菩薩のような女性を目指すポイントなので、ぜひ自分磨きの一環として心がけてみましょう。