幼少期から天涯孤独という人は少ないのですが、家族がいても愛に育まれる人がいれば、そうでない人もいます。家族や親との縁が薄いと何かと苦労が多くなり、成人後もいろいろな支援が受けられなくなります。人生は多難になりがちです。手相には家族の縁が薄いかどうかががわかるものがいくつかあります。
それでは、この家族の縁が薄い手相について詳しく解説していきます。
1. ファミリーリングに途切れがある
親指の付け根のシワが鎖状に連なるものを指します。これに途切れがある場合、家庭運が低迷し家族との縁が薄くなるとされます。自分が家族をないがしろにしたり、親からないがしろにされやすくなります。
何かと行き違いが多くなり、家庭不和となります。家族との絆が浅く、些細なことで争いが絶えず、夫婦仲も悪くなるようです。線の乱れが多い場合、より一層家庭運が不安定になります。リングの鎖の輪が多い程、情に流されたり、騙されやすくなるとされます。
2. 金星丘に濃いシワが多い
金星丘(親指の付け根あたり)にかなり濃いシワが見られるものを指します。この場合、家族との絆が弱まり、不仲な状態になるとされます。些細なことが原因で仲違いになることが多くなります。
互いに相手のことが疑心暗鬼となり、信頼できなくなります。家族の言動を何かとネガティブに捉えてしまいます。いくら説得しても家族から結婚を反対されたり、留学などが許されなかったりします。親子の縁を切られやすいと言えます。また健康面でも問題が増え、体力が乏しくなるようです。
3. 地丘にほくろ
手首のラインの真ん中辺りにほくろがあるものを指します。この場合、親や家族、先祖との縁が薄くなるとされます。親などを頼ることができず、何かと自力で運勢を切り開くことが多くなります。親や親族が原因でトラブルに巻き込まれやすくなります。
一方で親や親族に過剰に頼りにされ、身動き取れなくなることもあります。親族との関係が悪化する可能性が高まります。またスピリチュアルなものに過剰に頼ると裏目に出ることがあるようです。
4. 切れ切れの頭脳線
頭脳線が途切れ途切れになっているものを指します。この場合、忍耐力に乏しくなり、家族運が低迷するとされます。親や家族の些細な言動が気になり、腹が立って許せなくなります。家庭に居ると何かと感情的になりがちです。
自分も考えや行動に一貫性がなく、家族から不満を持たれます。何事もすぐに投げ出すことが多く、面倒なことは諦めます。家族との縁が薄いとわかっていても、その絆を深めたり修復しようとする気力は乏しくなります。
5. 切れ目のある感情線
感情線に切れ目があり、上下が互い違いに重なるような形のものを指します。この場合、親子関係が疎遠になり実家や親族との縁が薄くなるとされます。会えばそれほど相性は悪くないのですが、顔を合わせる機会が少なくなるようです。
何らかの事情により一緒に居られないことが多く、離れて暮らすことが多くなります。親や家族と過去に問題があり、それがトラウマになっている可能性もあります。会う機会を増やせば自然と絆が深まります。
6. 感情線がない
感情線が見分けられないか、極めて薄いものを指します。この場合、幼少期から家族との縁が薄いとされます。親から愛情を注がれることが少なく、見放されていることが多いようです。その分、感情の豊かさに乏しくなります。
人生の早い段階から自立しているので、何事も自分一人でやり抜く気持ちが強くなります。また相手に恵まれないのでなかなか結婚できず、結婚しても子宝に恵まれないことが多く、生涯を通して家族に恵まれないようです。
7. 結婚線が複数に枝分かれしている
結婚線の末端が細かく枝分かれしているものを指します。この場合、結婚して築いた家庭が一つにまとまらず縁が薄くなるとされます。家族の考えや行動がバラバラの方向に進みます。
話し合っても折り合いがつかず、家族それぞれの意思を貫きます。気持ちが通じ合えず、離婚したり一家離散する可能性が高くなります。互いに感謝し合ったり大切な存在だと再確認すれば、絆を深める糸口が見出せます。この結婚線で末端が下降していると、より縁が薄くなるとされます。
まとめ:家族との縁が気になったら見る
家族との縁が薄いと人生は多難になりがちですが、これを見分ける手相がいくつかあります。ファミリーリングに途切れがあると、家族との縁が薄くなり家庭不和となります。
地丘にほくろがあると、親や先祖との縁が薄くなり、自力で運勢を開くことになり、感情線がないと幼少期から家族との縁が薄くなります。家族との縁が気になったら手相を見るのも一つの手です。