友達が減っていると感じるなら、あなたの行動や考え方に理由があるのかもしれません。疎遠になっても問題ない友達なら構いませんが、ずっと付き合っていきたい友達が離れていくなら、理由を自覚して対策を取りましょう。
今回は、友達が減っていく人の特徴と理由を徹底解説します。
友達が減っていく人の特徴15個
友達が減っていく人には、以下のような特徴があります。
(1)自分の話ばかりする
(2)無意識にマウンティングしている
(3)否定的な言葉が多い
(4)噂や悪口が好き
(5)とにかく愚痴が多い
(6)気遣いができない
(7)共感力がない
(8)ドタキャンが多い
(9)お金にだらしない
(10)自己中心的で付き合いが悪い
(11)恋愛すると疎遠になる
(12)気を遣い過ぎる
(13)自分から誘わない
(14)出不精でインドア派
(15)損得勘定で物事を考える
我が強く友達よりも自分を優先するタイプは、自然と友達が離れていきます。友達関係は対等で持ちつ持たれつですから、自分だけにメリットがある付き合いをしようとすれば、周りはついてきません。恋愛至上主義で恋人がいると友達を疎かにするタイプも同様です。
また、悪気がなくてもドタキャンが多かったり、お金にだらしなかったりと、友達に実害を与える場合も、相手から疎遠にされてしまいます。
逆に、気を遣い過ぎるタイプも注意が必要です。友達と会うと疲れるため、積極的な付き合いを避けがち。友達付き合いが受け身で自分から誘わないと、友達関係は相手に任せることになります。友達から連絡が来ないだけで、付き合いが終わってしまうのです。
友達が減っていく人の理由5個
友達はできるけど、付き合いが長く続かず徐々に減っていく人には、生活や行動に理由が隠されるケースが多いです。そこで、友達が減っていく人の理由を解説します。
■1. 仕事が忙しくて友達と会う暇がない
仕事が忙しいのは、友達が減っていく大きな理由になります。休日返上状態になれば、友達に会いたくても会えません。
また、仕事で疲れきってしまえば、休日は自分を癒すだけで終わってしまいます。友達付き合いに必要な時間と体力を奪う仕事の多忙さは、簡単には改善できないため難しい問題です。
■2. 結婚して家族中心の生活をしている
結婚すると家族に費やす時間が増えるため、友達が減っていく理由になります。特に女性の場合、子供が生まれると自由に外に出るのが困難になり、友達と疎遠になりがちです。
同時期に友達も結婚すれば、共通の話題も多く友達付き合いは続きやすいです。しかし、既婚者でも独身者でも、友達の中で自分が少数派になると話が合わなくなり、何となく自分から離れてしまいがちになります。
■3. 価値観が変化する
友達と環境が変わっても、お互いを尊重して歩み寄れば友達関係は続きます。しかし、環境が変わると価値観も変化し、友達と話が合わなくなってしまうことも。
特に共感し合うことで友情を育んできたタイプは、自分と友達が違うステージに立つと、何を話してよいのかわからなくなってしまいます。会っても楽しいと思えなくなり、連絡を取らなくなってしまうのです。
■4. 友達と経済的な格差が広がる
経済的な格差も、友達が減っていく理由になります。なぜならば、生活する場所が全く変わるからです。経済的に豊かな方が、経済的に苦しい友達に合わせるのは可能ですが、それを受け入れられる器がなければ、友達関係は途切れてしまいます。経済格差を見せつけられるのが辛い人は少なくありません。
■5. 無理して友達付き合いしなくなる
友達付き合いは数多くある取捨選択の中の1つです。無理して友達付き合いを続ければ、他のこと、例えば仕事や家庭、自分の趣味などを犠牲にしなければなりません。
優先順位を考え、大人になって友達全員と付き合いを続ける時間がなくなれば、無意識に取捨選択が行われ、「ずっと友達でいたい」という人以外とは疎遠になっていきます。
友達が減っていくのが大人の証?
友達とのつながりが生活の軸だった学生時代とは違い、大人になると仕事や家庭中心になります。そのため、どうしても友達付き合いに使う時間が限定され、「この友達とは一生付き合いたい」と思える相手以外とは疎遠になるものです。
友達の数の多さもステイタスだった学生から、本当に気の合う友達だけに厳選された社会人への変化が起こっていると考えれば、友達が減っていくのが大人の証です。もちろん、大人になってからも浅く広い付き合いを好む人もいます。自分の置かれた状況に合わせて、刹那的に友達が変化する人も少なくありません。
友達が減る時期は?20代後半?
学生時代からの友達関係は、卒業後もしばらく続きます。青春時代を一緒に過ごした絆は、あなたが思う以上に強いです。
しかし、一緒の道を歩んできた学生時代の友達も、20代後半ごろにはそれぞれ状況が変わってきます。仕事に打ち込む人もいれば、結婚して家庭中心の生活になる人もいるでしょう。転勤などで遠くに引っ越ししてしまう場合も考えられます。生活リズムも大きく変わるため、お互いの都合を合わせて会うのがとても大変になってくるのが20代後半頃です。
このとき、お互いが「それでも時間を作って会おう」と思わなければ、自然消滅していきます。最初はやり取りしていたLINEや年賀状も徐々に減り、いつの間にか連絡もしなくなるのです。特に不満がなくても、大人になると友達関係が解消されるケースは少なくありません。
年々友達が減っていく人の特徴
年々友達が減っていく人には、以下のような特徴があります。
・毎日生活するだけで精一杯になり余裕がない
・友達関係に受け身で自分から連絡しない
・気を遣うタイプで1人の方が楽
この3つが揃うと、必然的に友達は減っていきます。友達付き合いする余裕がなく、しかも自発的に行動しなければ、熱意のある友達でもない限り疎遠になるものです。そこへ1人好き要素が入ると、友達が減る事態をポジティブに受け止めてしまいます。
「寂しいな」と思うことがあっても、自発的に友達を増やす努力をしません。結果、年々友達は減り、気付いたら「友達と呼べる友達はいなくなってしまった…」となりかねないのです。
成功すると友達が減る?
成功すると必ずしも友達が減るとは限りませんが、傾向はあるでしょう。なぜならば、世の中は同じ価値観じゃなければ友達付き合いを続けられない人が多いからです。
大人になって友達が減るのは、学生時代のように同じ状況ではなくなってしまうから。成功も大きな変化ですから、「同じ価値観」だけでつながっていた友達と疎遠になっても不思議はありません。
しかも、全体的に見れば成功者は少数派です。しかも、嫉妬の対象になりやすく、対等な友達として付き合う相手は減っていきます。もちろん、成功を喜んでくれ、お互いの人生に興味を持ち続ける友達となら付き合いが続きますが、上っ面の友達は去っていくでしょう。
友達を増やす方法3個
友達が減って寂しいと感じるなら、これから友達を増やせばいいだけです。友達を増やす方法を紹介します。
■1. 疎遠になった友達に自分から連絡してみる
特に理由はないけど、なんとなくお互い忙しくて疎遠になった友達がいるなら、あなたから連絡してみましょう。疎遠になっても長らく培った関係性があるので、勇気を出して連絡をしたら、あっさり友達付き合いが復活する可能性は高いです。
「地元で旧友にバッタリ会って、そこから付き合いが盛んになった」という話も良く聞きます。連絡して相手の反応が良ければ、すかさず会う約束を取り付けてくださいね。
■2. 休日外で活動する時間を作る
家にいてばかりだと、どうしても人とのつながりが希薄になります。家にいることに慣れてしまい、友達関係を作るのが面倒になるのもデメリットです。
休日は疲れていても、意識的に外で活動する時間を作りましょう。人との交流に体を慣らしていく内に、積極的に友達を作る意欲が湧いてきます。運が良ければ、出先で新しい友達ができるでしょう。
■3. SNSで気の合う人と交流を持つ
物理的に外に出て活動する時間がないなら、SNSを利用して気の合う人と交流を持ってみましょう。スマホがあればどこでも使えるのがSNSのメリットです。利用者の数が多いので、あなたと気が合う人が見つかるかもしれません。
まとめ
友達が減っていくのは、必ずしも悪いことではありません。大人になり、それぞれ歩む道が変われば、友達関係は変化します。しかし、ずっと友達でいたい相手が離れていくなら、自分の中の原因と向き合った方が良いでしょう。友達の数や付き合い方は人によって違います。自分にとって心地良い友達関係を探してくださいね。