蟹座の新月の意味・願い事と書き方は？人生・恋愛・人間関係・お金

蟹座は、6月22日～7月22日生まれの人です。

「新月デクラレーション」という言葉を知っていますか？デクラレーション（declaration）とは宣言・発表という意味です。新月デクラレーションは、新月に行う、願いを現実化する秘術のことです。

これは、アファメーションという健全な思考や行動を自然に生み出すための技法に占星術と宇宙のパワーを取り入れたスピリチュアルな開運法です。

アファメーション（affirmation）とは、肯定・確定といった意味です。たとえば、「私はもっと良くなる」「私は楽しく生きる」など、ポジティブな宣言を自分自身に行うことで前向きな考え方ができるようにするという自己啓発の役割を持っています。

ところで、月に願うと、なぜ願いが叶うのでしょうか？これは魔法でもなければ、おまじないでもありません。私たちはいついかなる時も宇宙の影響・恩恵を授かって生きています。宇宙の導きが私たちに届くとき、願いが叶うのです。

地球の願い事を宇宙に届ける窓口の役割をするのが「月」であり、それを聞き届けた宇宙が願い事を叶える力をあなたにもたらすのです。

新月に「願い」という種をまけば「成就」という実がなる。これは宇宙のサイクルとして当たり前のことです。

ただ、この成就の力をモノにするにはちょっとしたコツがあります。星座ごとのサインや願い事を書くルール、タイミングを理解することで、より新月デクラレーションはパワーを増します。

今回は、蟹座の新月にすると効果的な願い事やそのやり方をご説明いたします。

蟹座は、感情を司る水の星座に属します。愛情深さ、豊かな感情と繊細な感受性に恵まれた星座です。

蟹座の人生の使命は、「守る」ことです。何を守るかといえば、それは自分の愛するもの、そして心です。自分が心から安心し、安らげる場所と人を築き上げ、守り続けることこそが蟹座の運命です。

蟹の固い甲羅は、やわらかな内臓を守り、命に匹敵するほど大切な水を蓄えるためにあります。蟹座の人々も同じように、柔らかで繊細で危うい感受性を甲羅に包み、豊かすぎるほど大きな感情を奥ゆかしく閉じ込めて生きています。

蟹は安心できる水辺から離れ、時に果敢に陸を歩くこともあります。普段寡黙でつつましい蟹座の人々も、ここぞという時には誰よりも勇敢に戦います。それは愛するものを守らなければならない局面に陥ったときです。全ては愛のために生きている、それが蟹座です。

安定性を求める繊細で臆病な顔と、無鉄砲で勇敢な顔と、二つのまったく違う顔をひっそりと持っているのが蟹座です。

蟹座は「心の拠り所を作る」ことがテーマの星座です。
運の正体がタイミングなら、幸せの正体は「家庭」ではないでしょうか。家庭や家族は生活の基盤、人生の土台にあるものです。ここが愛と安らぎに満ちたものであれば、成功もお金も向こうからやってくるのです。豊かなモノは皆、愛があるところに集まるからです。

豊かな感情を司る水の星座にして女性の象徴である蟹座は、「愛・幸せ」に関して最も大きな力を持っている星座です。「家庭が円満であること、子孫が繁栄すること」を望むならば、かに座は何よりも強い力を貸してくれるでしょう。結婚、妊娠、出産、子育てに関する悩みもすべてOKです。

また、ここでいう「家庭」とは血縁関係のある者達の集まりという意味にとどまりません。友人や職場の仲間など、あなたが属する人間の集団、組織、すべてに適用されます。あなたが強く「ここの一員である」ということを意識している人々のコミュニティに関する悩みも蟹座に願うと良いでしょう。

家庭を含めた人間関係がうまくいっていない、自分の属するコミュニティをもっと幸せで円満なものにしたい、そんなときは蟹座の新月に願い事をしてみましょう。

蟹座の新月は、家庭や愛する人との関係性を深めたい時にうってつけです。
愛や幸せの土台は「家庭」なのではないでしょうか。蟹座は家庭に関するすべてのものごとを引き受ける星座です。

また、豊かな感情（愛情も含まれます）も司っています。よって、蟹座の新月におすすめの願い事の内容は以下のようなことにするとよいでしょう。

・ファミリーライフを充実させる
・親子関係をよくする
・子供を授かる、妊娠する
・プライベートを充実させる
・心から安らげる環境を作る
・感情をコントロールする

また、蟹座は体の部位では胸を司ります。肉体の美容や健康などについての願い事がしたいときは、これらの部位に絞りましょう。

・胸、バストに関すること

以下は蟹座の新月デクラレーションに使いたいキーワード一覧です。

◯家族に関すること
家庭、血縁関係、家族同然の仲間、妊娠、出産、子育て

◯家やプライベートに関すること
マイホーム、住まい、インテリア、安らぎ、リラックス、私生活

◯料理に関すること
栄養、食卓、食べ物、レシピ

◯優しさや愛に関すること
育てる、守る、親切にする、愛する、共感する、いたわる

◯その他蟹座らしい形容詞・副詞
愛情深い、フレンドリーな、あたたかみのある、親しみやすい

愛情深さや母性を司る蟹座の新月のパワーは、あなたに「優しさ」をもたらしてくれます。蟹座の新月は、特に恋愛や自分自身について新しい展開が起きやすくなっています。ドラマチックな展開があるかも。

また、家族や身内に関することで嬉しいニュースがありそうです。付き合っているカップルはプロポーズや妊娠発覚・結婚の決定などがあるかもしれません。気になる人がいる場合も、関係をぐっと進展させるような出来事があるでしょう。

注意したいのは、感情が高ぶりやすくなっていることです。浮かれて突っ走ると思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性があるので、ここは周囲に相談するなどして気持ちを落ち着ける努力をしましょう。

フリーの人は、未来のことについてかなり深く考えることのできる家庭的な男性との出会いがありそうです。

まず、紙とペンを用意します。紙はピンク色がいいなど諸説ありますが、どんなものでも結構です。ただ、手書きというルールは守りましょう。パソコンなどの電子媒体を使うと電磁波が月の波動を遮断してしまいます。

新月の夜、願い事を紙に丁寧に書きます。正確な新月・満月時間から10時間以内に書き終えてください。（無理であれば24時間以内で）フライングはしないようにしてください。願い事を声に出しながら書くといっそう効果的です。

また、願い事の数について特に制限はありません。2個～10個までとする文献もありますが、正確には決まっていません。

また、新月に願い事を書いたら、その次の満月には感謝を書くようにしましょう。これを忘れると、水やりを忘れた種まきも同然になってしまいます。

願い事は「アファメーション（確定）」の形で書きましょう。「デクラレーション」とは前述したとおり「宣言」という意味ですから、まず自分が「この願いを叶えるぞ！」と強く決意しなくてはなりません。

「宝くじに当たりますように」などといったような「～しますように」という願い事形式の書き方では、あなた自身の決意が弱かったり、目標達成するための熱意や自信がなかったりすることを表してしまいます。

「私は～します」という断定的な文末にしましょう。「私は～を意図します」という文末も、決意が表れていて良いと思います。

また、具体的なビジョンがあればあるほど良いです。先ほどの宝くじの例ならば、「私は宝くじで○円当たり、○○して幸せな生活を送ります」といったように、具体的な目標はどのくらいなのか、また願いが叶ったらどうするのかを詳しく記述すると良いでしょう。

過去形もNGです。「もう叶ったことなのかな？」と宇宙が考え、その願い事はスルーされてしまうでしょう。

・私は、私の両親ともうまくやっていけるような明るくて優しい人生のパートナーに出会うことを意図します。

・私は今日この日から、感謝といたわりの言葉を家族に照れること無く伝えるよう意図します。

・私は○○さんのご両親に気に入られ、結婚に賛成してもらえるようになることを意図します。

・私は○○さんと深く愛しあい、よい関係をキープすることを意図します。

・私は○月から自宅で○○教室を開き、○○人の生徒を持ってつつがなく運営を続けていくことを意図します。

・私は仕事をエンジョイしながらも、家庭のことも蔑ろにせず、家族と楽しく暮らしていくことを意図します。

・私は部下と親密な関係を築き、部下が春までに一人前になるよう熱心に育てることを意図します。

・私は、子供のやることにいちいち口出しするクセを改めるよう意図します。

・私は毎月○万円のお小遣いを両親に軽々と渡せるくらい十分な収入を得ることを意図します。

・私は、子供達に最高の教育を与えられるよう、○○円の年収を得ることを意図します。

新月の願い事は、次の満月には叶うと思っていませんか？
蟹座に願う願い事は、実はちょっと叶うまでに時間のかかる性質を持っています。蟹座は「あたたかな家庭、幸せな愛」を司る星です。そのため、家族や友人、恋人、パートナーとの関係性について願うことが効果的なのですが、相手のある願い事をした場合、叶うまでに時間がかかる傾向にあるのです。

このように新月に願い事をしてから叶うまでの期間は、書いた願い事によります。あなた自身に関する願い事ならば、あなたの決意の強さが成就を引き寄せますから、多くはあまり時を待たずして叶うでしょう。

目安は、約半年後にやってくる同じ星座の時の満月です。蟹座の新月に書いた願い事は、半年後の蟹座の満月に確認してみてください。

代償というほどでもないのですが、新月の願い事をしたら、必ずその後でしなければならないことは「感謝」です。

願いが叶った後は、ちゃんと宇宙にお礼をすることが肝心なのです。

願い事をした新月の次の満月が感謝をするタイミングです。「私は、○○することができるようになりました！ありがとうございます。感謝します」など、具体的に叶った願い事と感謝の言葉を綴りましょう。

まだ願いが叶っていない時、「叶っていないから感謝をしない、する必要は無い」と思うとしたら、ちょっと考え方を変えなくてはいけません。

「もうすぐ願いを叶えてくれる宇宙に前もって感謝しておく」という考え方をしましょう。
あなたが感謝をすれば、宇宙も愛をもって答えてくれるはずです。

また、叶いにくい願い、叶わない願いというのも存在します。あまりにも利己的な願いや、他人を不幸にするような願いは聞き届けてはもらえません。

宇宙は地球を愛に溢れた世界にすることや、この世に住む生き物があまねく幸せになることを願っているからです。周りにも幸せを与える願いや、人々に良い影響を与える可能性のある願いが叶いやすいです。

新月デクラレーションは、宇宙の導きによってあなたの願いを叶えるスピリチュアルな開運法です。ここでは、蟹座の新月に効果的な願い事の書き方について紹介して参りました。

蟹座は愛と感情、人とのあたたかな繋がりを司る星。恋愛に悩んだ時はうってつけの星です。新月デクラレーションについて興味を持ったなら、早速試してみましょう！月と宇宙のパワーを借りて、あなたも願い事を叶えてみませんか？