常に上を目指している人は、目標を達成させてもそこで満足しません。一つの通過点として捉え、次へとステップアップしていきます。後ろを振り返るより、前方に意識を集中させているようです。
このような人は向上心が旺盛で大きな成功を手にしやすくなります。手相では向上心などを司る掌丘に木星丘があり、ここに何が現れているかで様々な判断ができます。
それでは、この人差し指の下(木星丘)に現れる掌紋などについて詳しく解説していきます。
手相占いで人差し指の下(木星丘)の意味とは?
木星丘は人差し指の付け根の領域で向上心の丘とも呼ばれ、向上心や努力、野心や名誉、独立心や統率力などを司る掌丘になります。
この丘の張りやツヤが良く発達している場合、努力を惜しむことなく何事にも積極的に取り組むとされます。向上心が旺盛で上昇志向がかなり強くなります。誰にも平等に接することができ責任感もあります。
どの分野においても大成功する可能性が高くなります。プライドが高い野心家で、優れたリーダーシップを持ち、人から指図され使われるよりも、自らが人を引っ張って行く方が力が発揮できます。
組織に所属するよりも独立開業のようなものを好むはずです。これらのことから経営者、政治家、教育者などに向いています。
人差し指の下(木星丘)の十字線・バツ・クロス
木星丘にクロスとも呼ばれる+や×のような十字線が現れている場合、願いが叶う十字線となり、幸運の訪れを示す吉相になります。
願いや夢が叶う可能性が非常に高くなり、近い将来に幸運が訪れるはずです。将来像を具体的にイメージすると、より叶いやすくなります。向上心や努力が報われ、大きな成長のチャンスをつかめたり、大成功が手にできるはずです。
特に恋愛では、理想としている最良の相手に巡り会いやすくなります。恋愛は思い通りの展開となり、結婚へとつながります。結婚すれば家庭円満が実現し、幸せに満ち足りた暮らしができます。
人差し指の下(木星丘)の井の字・四角紋・スクエア
木星丘にスクエアとも呼ばれる#や井のような四角紋が現れている場合、一発逆転の吉相になります。4大基本線上や接して現れることが多いようです。
何らかのトラブルや障害が発生するのですが、それがきっかけで、当初の願いが叶うとされます。問題点などに対する善後策を講じていると、いつの間にか本来の目的が達成できるようです。名誉を汚されたり、濡れ衣を着せられたことで知名度が上がり成功をつかんだりします。
向上線や希望線と重なる場合、一時的に向上心や希望が打ち砕かれるものの、それを取り戻して幸運がつかめるとされます。
四角紋に大きい印象がある場合、聖職紋となり、良き指導者になれるとされます。尊敬と信頼を得て人を導くことができます。
人差し指の下(木星丘)の格子紋・グリル
木星丘にグリルとも呼ばれる格子紋が現れている場合、出世運が高まり、社会的に高い評価を得て成功するとされます。
人知れず頑張り抜くことができ、高い地位や目的達成のために努力を惜しまないようです。下積み時代が長くても格子紋が現れることで、近い将来に大抜擢される可能性が高まります。立場が上の人から努力が認められるはずです。
木星丘の張りとツヤが良い程、大きく出世しやすくなり、より大きな成果が手にできるとされます。一方で努力を怠ると格子模様が崩れたり、薄くなることもあります。
格子紋が薄い場合、現状あと一歩の所で努力が足りていないとされます。ここで諦めずさらなる努力を続けていると、格子紋が濃くなるはずです。
まとめ:向上心の度合いがわかる
木星丘は向上心や努力などを司る掌丘として知られています。木星丘が発達していると、努力を惜しまず何事も積極的に取り組み、向上心が旺盛となります。ここには様々な掌紋が現れ、それぞれ木星丘の意味合いを変化させます。
十字線が見られると願いが叶う十字線となり、願いや夢が非常に叶いやすくなります。四角紋があると一発逆転の吉相となり、格子紋があると出世運が高まることがわかります。向上心の度合いがわかる掌丘になります。