観音様がついている人の特徴10個！厳しい？スピリチュアル

尊い存在の一つとして知られる観音様とは、具体的にどのような意味を持つものなのでしょうか。観音様という言葉自体はよく耳にしても、わかりやすく解釈を述べることは難しいことなのかもしれません。

そこで今回は、観音様の定義について触れながら、観音様がついている人の特徴をスピリチュアルな点も踏まえて紹介していきます。

観音様の名前は、実は略称であることを知っていましたか。観音様は、観世音菩薩（かんぜおんぼさつ）という神様を省略して呼ばせていただいているのが特徴です。人々の願いを聞いてくれたり、苦しみをはらってくれたりする役目を持っています。

そして観音様は、その役目を果たすために必要に応じて姿を変える特徴があります。その変化のパターンは33種類にも及び、老若男女問わずさまざまな姿があるといいます。

願いをかなえたい、苦しみをなくして救われたい…そんな思いを常に抱いている人は多いはずです。いえ、むしろそういった気持ちを抱いてこそ人といえるのも確かです。観音様はそんな私たちに寄り添い、願いをかなえること、苦しみから解放されることのサポートをしてくれます。

観音様は、自分に厳しい人を好む傾向があります。というのも、観音様自身も修行中の身で、同じように自分にストイックでいられる人のことは積極的にサポートしようという思いを持つからです。

欲におぼれず、なりたい自分になるために律した生活ができることが重要になります。そのため身の回りに人一倍ストイックな性格の人がいるなら、その人には観音様が付いていて、いざというときは苦しみを乗り越える力を貸してくれているのかもしれません。

自分自身で実現したい目標を設定し、そのために一途に努力ができる人も観音様が付いていると考えられます。目標や自分の意思からは決してぶれず、そのためにやるべきことを一心不乱に実践していくのが特徴です。

一つの目標に向けてひたむきに努力を重ねられる人を見て、「あのエネルギーはどこから湧いてくるのだろう」と疑問に思うことはあるかもしれません。それはもしかすると、観音様のサポートによるものなのかもしれません。

観音様は観世音菩薩のことなので、「母」の要素を持つ人ともつながりが深いとみられています。そのため母性の強い人も、観音様が付いている可能性が高いです。

母性が強い人は、広い心・包容力をもって周りの大切な人を包み込みます。まさに自己犠牲精神ともいえる心の強さに、観音様は惹かれるのでしょう。

観音様は人間関係を大事にする人にも関心を持ちます。特に、ただ友達や家族と仲良く接するだけでなく、大事な人のために努力できる姿勢を重視する傾向があります。

見返りを期待せず、大事な人の幸せを願ってその人のために行動を起こせる…そんな姿勢こそまさに、観音様が人々を救う姿に通ずるものがあります。身の回りにいる大事な人のために、見返りなしでどれだけ動けるかというのがポイントです。

観音様は悟りを開くための修行中の身なので、誘惑に負けない強い精神を持った人を好む傾向があるとされます。

たくさんの物事が身の回りにあるなかでは、それに伴ってたくさんの誘惑があります。仕事や勉強に集中しなければならない折に、誘惑に負けそうになることもあるでしょう。そんななかで強い気持ちを維持できる人は、観音様がついていると考えられます。

修行をする人のように質素倹約で、必要以上の派手を好まない人も、観音様がついている可能性は高いです。

逆に派手を好み、浪費を重ねる人は、人々を救いに導きつつ修行を行う観音様とは真逆の姿になるため、観音様には好かれません。質素倹約で一つひとつのものを大事にできる人こそ、観音様には気にかけてもらえます。

観音様は過剰に自分を大きく見せようとしたり、おごりから無謀な行動を起こしたりする人のことは積極的に苦しみから救おうとしませんが、一方でとても謙虚な性格の人には積極的にサポートを行います。

おごらずに謙虚でいることを大事にする人は、自分にできることに対してコツコツ地道に努力を重ねていけます。謙虚な人は人間関係においてもうまくいきやすく、周りの人からも好かれやすいです。そんな点も、観音様には魅力を感じてもらえる点になります。

観音様はとても真面目な性格の人につくといいます。真面目な人は、決められたことをしっかりこなす、時間を守る…といった基礎的な行動が身に付いている場合が多いのが特徴です。

基本的なことでも、決められたことを必ずこなせる人は、周りからも信頼されやすいでしょう。観音様からも「この子なら願いもかなえられるだろう」と思われるため、救われやすいのです。

観音様がついている人は、逆境に強く、困難も乗り越えていける強靭なメンタルを持っています。観音様が修行をするように、つらい状況の中でもじっとこらえられることが特徴になります。

逆境に立たされれば、心身ともにつらくなり逃げ出したくなることも多いです。そんななかでも自分を律して努力を重ねられる人は、観音様のサポートを受けて困難に打ち勝っていくことができるのです。

観音様は修行中の身のため、堕落した暮らしを避けたがります。そのため逆に、毎日規則正しい生活を送っている人に積極的につくといいます。

規則正しく、早寝早起きをしている人は、まさに修行のような暮らしぶりです。必要以上に怠惰を重ねない生活が好感につながり、観音様からは好かれやすくなるのでしょう。

人々を救いに導く存在として信仰の対象となっている観音様ですが、一部では「厳しい」という印象がついていることもあります。願いを聞き、救いのために苦しみを取り除いてくれる観音様が厳しいといわれるのはなぜなのでしょうか。

それは、観音様自身が悟りを開くことを目指して修行をしているからです。よくよく考えてみれば、自分に修行を課している人が、派手や堕落を好む人を守ろうとするのはおかしな話でしょう。

そのため観音様は、ある意味派手や堕落を好む人には厳しいと考えられます。それは自分自身への厳しさからくるものです。しかしながら、同じように自分に厳しく、常に物事に真面目に向き合っていく人のことは、積極的に苦しみから解放してあげようとすると考えられます。

毎日大変なことはたくさんありますし、できるなら観音様についてもらい、その力を借りることで救いを得たいと考える人はたくさんいるでしょう。では、観音様から力を借りて救いを得るにはどうすれば良いのでしょうか。

ポイントは、観音様に気にかけてもらえる存在を目指すことです。その心がけは、日々の生活の中のささいなことにおいても実践できるでしょう。

まずは早寝早起きをし、栄養バランスの取れた食生活を意識してみてください。そして自分自身を冷静に見つめ、必要以上におごらず、謙虚さを大事にして身の回りの人を大切にしていきましょう。

そういった自分への厳しさと他人への思いやりを大切にできる人のことは、観音様も気に入ると考えられます。誘惑に負けそうになったとき少しでも自分を律して努力できれば、観音様も多くの悩み苦しみから解放してくれるはずです。

観音様がついている人は、自分に厳しいタイプの人が多いのが特徴です。修行中の身だからこそ観音様はそのような人に共鳴しやすく、積極的に救いの手を差し伸べると考えられます。

つらいことが多く、観音様に助けてもらいたいと思ったら、まずは観音様がついている人の特徴を参考にしてみてください。同じような行動・発言を意識すれば、きっと観音様の救いを得るきっかけになるでしょう。