学校を1日だけ休みたいときに使える理由25選！中学生・高校生・大学生・専門学校生、皆使える！

誰だって、「今日はしんどいから学校を1日だけ休みたいな」と思う日があります。
大人でも休みたいと思うのは普通のこと。親が「病気じゃないなら学校に行きなさい」と言っていたとしても、疲れているときは休んでパワーチャージした方が良いケースはたくさんあります。

また、なんとなくでも「しんどい」「学校を休みたい」と思うなら、心や体からのSOSの可能性もあります。理由がわからないしんどさがあるなら、ゆっくり自分と向き合う時間が必要かもしれません。

そこで今回は、学校を1日だけ休みたいときに使える理由を解説します。

学校を1日だけ休みたいなら、仮病を使うのが一番簡単です。頭痛や腹痛など、半日程度で元気になることが多い症状なら、午後から元気に動いても不自然さはありません。学校側も、具体的な症状があった方が、理由として受け入れやすくなります。

親の理解があるなら、「疲れている」「だるい」「今日の行事はどうしても参加したくない」などが理由でも、「休んでいいよ」と言ってくれるでしょう。正直に伝えた方が、あなたも気持ちがスッキリしますよね。

しかし、1日だけ学校を休みたい程度に収まらず、 長期的に学校を休みたいほど辛いなら、本当の理由を伝えて家族に相談した方が良いでしょう。無理を続けると、あなたの心が折れてしまうかもしれません。

「すっごく疲れたから学校を1日だけ休みたい」「参加したくない行事があって、今日だけ学校を休みたい」という場合は、仮病を使うのが手っ取り早いです。半日程度休むとすっかり治ることが多い「頭痛」「腹痛」「生理痛」などが、1日だけ学校を休むときに使いやすい理由になります。

特に使いやすいのが腹痛です。朝起きたら、長々とトイレにこもったり、何度もトイレに入ったりして、お腹の不調を演出しましょう。朝食は一口二口食べて、再びトイレに行き、「お腹が痛くて、出そうで出ない」「下痢っぽくて、トイレに行っても腹痛が良くならない」と訴えれば、親も無理に学校に行けとは言えません。

親から「学校どうするの？行けそう？」と聞かれたタイミングで「お腹痛いし、学校行く途中でトイレに行きたくなりそうだから、お休みしたい」と伝えましょう。

学校は欠席数をしっかり数えていて、成績表に書き込むので、完全に親に内緒にして学校を休むのは不可能です。一時的で良いので親に隠したい場合は、親が家にいるかいないかで学校を休む方法が変わります。

親が家にいるなら、学校に行ったフリをするしかありません。いつものように登校準備して家を出た後で、電話やオンラインで学校に休みの連絡を入れて、いつもの下校時刻まで外で時間をつぶします。ただし、補導されるリスクがあるので、時間をつぶす場所を選ばなければなりません。一方、親が家にいないなら、自宅から学校に休みの連絡を入れるだけでOKです。

ただし、うっかりしている親でもない限り、成績表で欠席は確実にバレます。その時の言い訳を、今から考えておきましょう。

大人は「ズル休みはダメ」と言いますよね。しかし、 「しんどい」と思っているなら、そもそもズル休みではありません。心か体、もしくは両方から「しんどい」と信号が送られてくるのは、休んだ方がいいサインであり、罪悪感を感じる必要はないのです。

そもそも、大人になって仕事を始めると、労働者の権利として「理由を問わずに休める有給休暇」が与えられます。毎日頑張っていれば、疲れて休みたくなるのは当たり前。休んだっていいんですよ。

ただし、学校に通っている場合は、親に伝えて学校を休むのが望ましい形です。下手に隠すと、返って面倒になるかもしれないので注意してくださいね。

自宅にある体温計によって、熱を出す方法は変わります。

非接触型体温計の場合は、室温が重要です。「寒い」と言って部屋を暖めてもらいつつ、布団にくるまって自分の体を保温しましょう。おでこで測るので、頭まですっぽり布団をかぶるのがポイント。ポカポカになったところで測れば、高い体温が表示されます。また、親の目を盗んで、服の中に体温計を突っ込んで脇辺りで計測すると、高めに出ます。

脇に挟むタイプの体温計でも同じ方法である程度測定される熱が上がります。その他「寒いから熱い飲み物が欲しい」と用意し、こっそり飲み物に体温計を入れてしまう方法もあります。

とりあえず1日だけ学校を休みたい場合、仮病以外ならば、家庭の都合や遠い親戚の急な不幸などの理由も使えます。学校側も、家庭や親族の都合が理由なら、違和感を持たずに応じてくれます。

ただし、先生によっては休み明けに家庭の様子を聞いてくるかもしれません。下手に家庭の事情で休むと、つじつま合わせが大変になる可能性がありますので、体調不良を理由にした方が、何かとやりやすいでしょう。

学校側は「学校でのトラブルを起こしたくない」「できるだけ不登校を増やしたくない」という思いがあります。そのため、迂闊にストレスや精神的な疲れを理由にすると、心配した先生からあれこれ聞かれるリスクがあります。短期間だけ休みたい場合は、別の理由を伝えた方が面倒事を避けられるでしょう。

一方、親に対しては、「実は今日だけ休みたい」「友達と喧嘩して休みたい」「学校がしんどい」など、精神的な理由を正直に伝えるのは大いにあり。根本的解決に向けての相談ができるメリットは大きいです。

一方、 「学校に通うのが限界」「しばらく休みたい」と思う場合は、親の協力を得て本当の理由を話し、学校から配慮を受ける権利があります。本当にしんどいならば、早いタイミングで打ち明けましょう。

親が自分に厳しく「多少の体調不良も気合で乗り切れる」「倒れるくらいじゃないなら学校へ行け」というタイプの場合、高熱や酷いけがなど、明らかに登校できない状況でもない限り、「とりあえず学校に行きなさい」「その程度で休むな」と、親に怒られるのが関の山。

ですので、学校に行く前に休みたいと説得するよりも、登校するフリをして家を出て、途中で「急に具合が悪くなって学校に行けそうにない」という流れにしましょう。

学校に携帯電話を持っていっていい状況なら、「今日は学校行けそうにないから、休みの連絡を入れて」と、親に電話をかけましょう。迎えに来てもらう方法もあります。携帯電話がない場合は、直接家に引き返して、帰宅後に休みの連絡を入れてもらいましょう。

あなたがどれだけ学校に行きたくないのかによって、対処法は変わります。1日だけ学校を休みたい場合は、事後報告する方法もあります。

自分で学校に休みの連絡を入れて1日過ごし、後から「実は今日学校を休んだ」と報告するのです。バレるまで黙っている方法もあります。

しかし、本当に学校に行くのが辛いなら、親に伝えない限り無理をし続けなければなりません。「学校を休みたい」と親に言っても認めてくれないから言えない場合は、あなたの気持ちを手紙に書いてみましょう。

伝えたいことを全て手紙に書いて渡すのです。自分の気持ちを文字に書くのは、あなたにも良いこと。なぜ、学校に行くのがしんどいのかを考え、辛さの原因を見つけるヒントになります。

「学校休みたいと言っても、親は許してくれないに決まっている」とあなたが思うのは、親への信頼を失っている証拠。今まで何度も親に傷つけられてきたのかもしれませんね。一番味方になってくれるはずの親に辛さを理解してもらえないと、心が苦しいでしょう。

1人で抱えずに、誰かに相談することが大切です。学校のスクールカウンセラーに相談する方法もあります。親の説得が無理なら、外堀から固めていく作戦です。

その他、18歳までの子供の相談を受け付けるチャイルドラインを利用するのも良いでしょう。電話またはチャットで、匿名で相談できます。もちろん、相談の秘密はしっかり守ってくれます。電話ならばフリーダイヤルなので、お金もかかりません。あなたを助けてくれる人がいますから、頼ってくださいね。

チャイルドライン公式ホームページ
https://childline.or.jp/index.html

小学生の場合、学校を休む連絡は保護者経由です。小学校によって方法は違いますが、電話でも連絡帳でもオンラインでも、保護者が連絡を行います。無断で休むと、ただちに学校から保護者に連絡が行くので、親に内緒で小学校を休むのは無理です。必ず、休みたい理由を伝えて、保護者から小学校に連絡してもらいましょう。

「ちょっとサボりたいな」程度なら、頭痛や腹痛を理由にして、1日だけ休みたいと伝えれば良いでしょう。しかし、「学校が辛い」「毎日行くのがしんどい」と思うなら、勇気を出して打ち明けてみましょう。辛い気持ちがあるなら、家族に相談してくださいね。

中学生も義務教育なので、休みの連絡は基本的に保護者が行います。高校受験の予定がある場合、欠席日数が多いと悪影響が出る可能性が高いです。そのため、親も「学校に行かせたい」という気持ちが強く、衝突しやすいので気を付けなければなりません。

リフレッシュで1日だけ休みたいなら、やはり頭痛や腹痛など、バレにくい理由を使いましょう。一方、毎日登校に辛さを感じているなら、自分で理由を整理した上でどうしたいのか考えて、家族や学校に相談することが大切です。あなたが思う以上に、大人の協力はプラスに働きます。「状況は変わらない」と諦めず、正直な気持ちを伝えてくださいね。

高校生になると、子供に任せる親が増えます。欠席連絡の方法がオンラインならば、「今日体調悪くて学校休みたいから、自分で連絡しておくね」と先手を打つ作戦もあり。もちろん、家族は心配するでしょうから、「多分寝ていれば治ると思うけど…」と言いつつ、午前中はゴロゴロして過ごし、午後は「随分元気になった」と明るい顔を見せればOKです。

ただし、リフレッシュではなく毎日の登校が辛いなら、将来設計を考えながら「高校に通い続けるか退学して他の道を探すか」の検討が必要です。高校は義務教育ではないので、出席日数が足りなければ留年してしまいます。自分と向き合いながら、家族や先生と一緒に最善の道を探しましょう。

専門学校は中高と比べ、生徒ではなく半分お客さんのようなニュアンスで捉えられることが多いようです。休みは許可制ではなく、 何か特別な行事や授業以外であれば勝手に休んでいるという声も。

ですが念の為、連絡はするようにしましょう。以下は例文です。

「おはようございます。○年生の⚫︎⚫︎です。今朝、体温を測ったら△度の熱があったので、学校をお休みさせていただきます」

連絡した方が、学校関係者との今後の人間関係もスムーズに、ストレスなく過ごせるでしょう。

「学校を休みたい」と思うのは、悪いことではありません。

ゆっくり休んで回復するなら、それが一番です。1日程度なら、仮病を使って休んでしまいましょう。

元気になってから、休んだ分を取り戻せばいいのです。