近ごろ、インターネットやSNSを中心に「2025年7月5日」という日付が、まるで特別な意味を持つかのように囁かれています。
一体この日に何が起こるというのでしょうか?
今回は、様々な情報源から語られる「2025年7月5日」に関する予言や予測を紐解き、それらにどう向き合えば良いのか、そして私たちの取るべき対策や、心の平安を保つためのヒントについて、スピリチュアルな視点も交えながら詳しく解説していきます。
なぜ2025年7月5日が注目されているの?
まず、なぜこの特定の日付がこれほどまでに注目を集めているのか、その背景を探ってみましょう。

■1. たつき諒さんの漫画『私が見た未来』
この日付が広く知られるきっかけとなったのは、漫画家、たつき諒さんの作品『私が見た未来』の中で描かれた「大災難」の予言です。
彼女は以前から自身の夢で見た内容を漫画にしており、その中で2025年7月5日に大津波が来るといった描写があるとされています。
特に、過去の震災などを予言していたとされ、その的中率の高さから、この日付への関心が高まりました。
■2. 聖書の予言、ノストラダムスの予言との関連付け?
一部では、聖書の終末予言や、ノストラダムスの予言と結びつけようとする動きも見られます。
ノストラダムスの予言とは、16世紀にフランスで活躍した医師で占星術師のノストラダムスが残した「1999年7の月、空から恐怖の大王が来るだろう……」という詩のことです。もちろん、1999年7月には人類は無事に生きのびました。
このノストラダムスの詩句が新たに、2025年7月5日を示唆していると解釈する説が浮上し、スピリチュアルな関心層の間で話題となっています。
■3. 天文学的な事象との関連付け?
特定の日付における天体の配置や、特別な天文学的現象が2025年7月5日に起こるのではないか、という憶測も聞かれます。しかし、現時点では、この日に特筆すべき異常な天文現象が起こるという科学的な発表はありません。
NASAの観測データによると、 2025年中に地球に衝突する危険性の高い大型小惑星は、その存在の可能性が極めて低いことが分かっています。そのため、「2025年に巨大な小惑星が地球に衝突する」という噂については、現時点の科学的根拠からはほぼ否定できるといえるでしょう。
一方で、注意が必要なのは数メートルサイズの小型小惑星です。これらは地球へ頻繁に落下しているのが事実です。しかし、非常に小さいため観測が極めて難しく、その衝突を事前に予測することは困難を極めます。
したがって、 2025年中に地球への小惑星衝突が全く起こらず、一切被害が出ないとは断言できません。小型の小惑星であれば、いつ、どこに落下してもおかしくない、という側面も理解しておく必要があります。
■4. スピリチュアルリーダーたちのメッセージ?
著名なスピリチュアルリーダーやチャネラーの中には、特定の未来の出来事について言及する人もいます。
その中で、2025年7月5日という日付が示唆されるケースがあり、それが人々の間で広まる要因となっていることも考えられます。
詳しくは次の項の予言まとめで解説していきます。
【完全版】2025年7月5日に何が起こるのか?予言まとめ一覧
では、具体的にどのようなことが予言されているのでしょうか。様々な情報が錯綜していますが、主なものをまとめてみましょう。

■1. 巨大地震とそれに伴う津波

最も多く語られているのが、日本列島、特に太平洋側を襲う巨大地震と、それに伴う大規模な津波の発生です。これは、前述のたつき諒さんの漫画の内容が大きく影響しています。
具体的な場所としては、「静岡から東京湾にかけて」といった指摘もあれば、「南海トラフ地震」の発生と関連付ける見方もあります。
■2. 富士山噴火

巨大地震の予言と合わせて、富士山の噴火を危惧する声も少なくありません。歴史的に見ても、巨大地震と火山噴火は連動するケースがあるため、関連付けて語られることが多いようです。
■3. 宇宙的なエネルギーの変化、次元上昇(アセンション)
地震や災害といった物理的な出来事とは別に、スピリチュアルな視点からは地球のエネルギーが大きく変化する日、あるいは次元上昇(アセンション)が起こる日と捉える見方もあります。
これは、地球全体の意識レベルが高まり、より高次元の存在へと進化していくプロセスの一部であると解釈されます。 物質的な災害ではなく、意識の変革が起こる日であると考える人もいます。

アセンションとは?アセンションする人の特徴や症状を解説。頭痛や眠くなる? | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/553この記事ではアセンションする方法、アセンションする人の特徴や症状について詳しく解説します。アセンションのことを詳しく知りたい方はぜひ見てください。
■4. 新たなパンデミックやウイルスの出現
過去の経験から、新たな疫病の発生を懸念する声も一部にあります。しかし、現時点では2025年7月5日に特化した情報はありません。
■5. 経済システムの崩壊、社会構造の変化
大規模な災害やエネルギー変化の結果として、現在の経済システムや社会構造が大きく変容するという予言もあります。
これは、より持続可能で調和の取れた新しい社会への移行を予見しているのかもしれません。
■6. ホピ族の予言
ホピ族は、古くから伝わる独自の予言を持つアメリカ先住民です。彼らの予言の中には、「第4の世界の終わり」という概念があり、これが2025年7月5日と関連付けて語られることがあります。
ホピ族の教えによれば、人類はこれまで3つの世界を経験し、現在は4番目の世界に生きています。そして、この第4の世界が終わりを告げ、新たな時代へと移行する時期が来るとされています。
具体的に、2025年7月5日に関連して語られるホピ族の予言のポイントは以下の通りです。
⚫︎青い星の出現、または星の急接近
これは、地球に大きな影響を与える天体現象を示唆していると解釈されることがあります。隕石の衝突や、何らかの星が地球に異常接近することで、地球環境に大きな変化が起こる可能性を伝えているのかもしれません。
⚫︎「2025年は引き返すことのできない年」
これは、2025年を境に、人類がこれまで歩んできた道が大きく転換し、後戻りできないような変化が起こることを意味すると考えられます。現在の社会システムや生き方が見直され、新たな価値観が求められる時代への移行を示唆しているとも言えるでしょう。
⚫︎西洋文化(資本主義)への警鐘
ホピ族の予言には、「西洋文化は世界を物として捉えてきた。それが資本主義の機能の仕方だから。しかしそれは、非生命を予告するシステムである」という強いメッセージが含まれています。これは、物質主義や拝金主義が限界を迎え、生命や自然との調和を忘れた社会システムが、やがて破滅を招く可能性があることを警告しています。
⚫︎「水没」に関する警告
予言の中で、「私は海岸から離れるように言われました、なぜなら水没するからと」という言葉も伝えられています。これは、大規模な水害や津波など、水に関連する災害が起こる可能性を示唆していると考えられます。
物質的な豊かさだけを追求するのではなく、地球や自然、そしてすべての生命との調和を大切にすること。そして、来るべき変化の時に備え、精神的、物理的な準備を進めることの重要性を伝えているのかもしれませんね。
■7. 木村秋則さんの予言
自然栽培でリンゴの栽培に成功したことで有名になった木村秋則さん。木村さんはなんとUFOにアブダクションされた体験があるというのです。
その時、宇宙人に未来の出来事についても教えてもらったそうです。その内容とは、「2025年7月に緑の星が地球に近づき、自然災害などが多発する」というもの。
なかなかぶっ飛んでいる内容ですが、これが本当であれば、ある意味ロマンがある話です。
■8. 保江邦夫さんの予言
2025年7月5日に起こることは、上から落ちてくるものだとする予言は他にもあります。それは、理論学者の保江邦夫さんの予言です。
保江さんはなんと極秘ルートでNASAの情報を入手したそうです。NASA内で噂されているというお話が、なんと2025年7月5日に隕石が衝突するというもの。
おそらく絶対に表に出ないであろう情報として、NASAがフィリピン海に隕石が衝突する可能性があると計算して導き出しているというのです。
こちらはどうやら有力な話らしく、科学では隕石の軌道はある程度予測できるというから、本当に恐ろしい予言です。
しかも、実際に2022年10月12日にNASAが小惑星の軌道変更に成功したという無人探査機衝突実験の報告があります。しかしあくまでこれは有権者のリーク情報なので、都市伝説として扱っておきましょう。
■9. SHOGENさんの予言
アーティストでありシャーマンのSHOGENさんは、アフリカ・タンザニアのブンジュ村という村に滞在した際、そこで語り継がれる日本人に関する特別な予言を聞いたとされています。この予言は、ブンジュ村の歴代村長が夢の中で日本人と出会い、特に縄文時代の日本人から受け取った「古代日本神話からの伝言」だといわれています。
ブンジュ村の予言が伝える日本人の特徴は、以下になります。
⚫︎自然との共存
日本人、特に縄文人は、自然と深く調和し、共存する生き方をしていたとされます。その象徴として、予言では「虫の音」が挙げられています。日本語は、虫の音を「リーン」「コロコロ」といった擬音語で表現し、それを言葉として認識できる「言語脳」で聞いていると指摘されています。これは、日本人が古くから自然の微細な音にも意識を向け、自然と一体となる感性を持っていたことの証だと考えられます。
⚫︎豊かな自己愛と自己肯定感
予言は、本来の日本人は非常に自己愛が高く、自己肯定感に満ち溢れていたと語っています。これは、他者からの評価に左右されず、自分自身の価値を深く認識し、自信を持って生きていたことを示唆しています。現代社会で失われがちなこの感覚が、日本人の「愛されていた記憶」として蘇っていくだろうとされています。
グローバル化が進む現代において、私たちはともすれば自身の文化や精神性を忘れがちです。しかし、この予言は、日本人が持つ独特の感性や、自然と共に生きる知恵こそが、これからの地球にとって大切なものであることを教えてくれているのかもしれません。
2025年7月5日4時18分に安全な場所とは?
まず、 予言されているような災害が実際に起こるかどうかは不確実であることをご理解ください。しかし、万が一に備えて、一般的な安全対策をしておきましょう。
屋内にいる場合は、家具の転倒やガラスの飛散に注意し、テーブルの下など、物が落ちてこない安全な場所に身を隠してください。
屋外にいる場合は、建物のそば、電柱の下、ガラス張りのビルの近くは避け、公園や広場など、落下物のない広い場所に移動してください。
交通機関にいる場合は、電車内では手すりや吊革につかまり、車を運転中の場合は、安全な場所に停車して情報を収集してください。
また、日本の限定された場所では、北海道の内陸部などの、山間部や丘陵地、地盤が安定している場所が安全だといわれています。

水難の相とは?家や風水・顔やほくろ・お祓い・神社 | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/3847水難の相とは?水難の相は、様々なことに表れます。家や風水、顔やほくろなどではどんなものが水難の相なのでしょうか。水難のスピリチュアルな意味は?水難の相のお祓い・神社なども解説します。
2025年7月5日の津波は来るとしたらどこまで来る?
この予言の範囲予測について、気象庁や地震学者は「科学的に日時・場所を特定した地震予知は不可能」との立場を取っています。
ただし、フィリピン海プレート周辺は南海トラフ地震など巨大地震のリスクが高いとされており、津波が発生する可能性は否定できません。
専門家は「もし津波が発生した場合、過去の大津波と同じく、広範囲の沿岸地域が危険にさらされる可能性がある」と指摘しています。ただし、これまでの大地震・津波の事例(特に東日本大震災など)から、大まかな目安は考えられます。
フィリピン海プレート周辺で大規模な地震・津波が発生した場合、影響を受けやすいエリアは、 日本の太平洋沿岸(関東、東北、四国、九州南部)、フィリピン、台湾。南海トラフ周辺は、東海、近畿、四国の太平洋沿岸(特に高知、和歌山、静岡など)といわれています。太平洋全体は、津波が広がればハワイ、アメリカ西海岸、南米太平洋沿岸だといわれています。
これらの科学的見解を踏まえつつも、万一に備え、避難経路や防災グッズの準備をしておくことが重要ですね。
2025年7月5日の予言にスピリチュアル的にどう向き合う?
様々な予言がありますが、それらにどのように向き合えば良いのでしょうか。スピリチュアルな視点から、冷静かつ建設的に考えてみましょう。

■1. 予言は「可能性の一つ」として捉える
まず重要なのは、予言は確定された未来ではないと理解することです。
未来は、私たちの意識や行動によって常に変化しています。予言は、私たちに気づきを与え、意識を向けるべきことを教えてくれるガイドのようなものです。
恐れるのではなく、そうした可能性もあるのか、と冷静に受け止めることが大切です。
■2. 集合意識の力が未来を創造する
私たちは、個々の意識だけでなく、集合的な意識(集合意識)によっても未来を創造しています。
たつき諒さんは2011年3月11日の東日本大震災を予言し、世界はその世界線のまま進みました。そして新しく2025年7月5日の未来予知をし、数億人の意識にそのことが知れ渡りました。
2025年7月5日の予言を人々が知らない世界線があるとしたら、 多くの人が観測した世界線になったことである意味未来を変えたといえます。
もし多くの人が不安や恐れを抱けば、それが現実を引き寄せる力になり、集合的無意識を変える可能性もゼロではありません。逆に、希望や愛、平和の意識を高めることができれば、よりポジティブな未来へと舵を切ることも可能です。

シンクロニシティの意味と幸運を引き寄せる方法9個!恋愛活用 | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/688幸運はたまたまやってくるものではなく、自分で引き寄せるものでもあります。この記事ではシンクロニシティの意味と幸運を引き寄せる方法について解説します。小さな幸せが舞い込むだけでなく、恋愛でも良い方向へ進んでいくかもしれません。
■3. 目覚めと変容の機会と捉える
スピリチュアルな視点では、2025年7月5日の予言などの大きな変化の時は、魂の成長や意識の目覚めの大きな機会と捉えられます。
もし何らかの出来事が起こるとしても、それは私たち一人ひとりが内面を見つめ直し、本当の自分と向き合い、より高次の意識へと進化するためのプロセスである、と考えることができます。
たつき諒さんの予言の新情報
ここで、たつき諒さんの予言の新情報にも目を向けてみましょう。スピリチュアルやオカルト界隈でこのような予言が話題になった際は、ある程度その日付が近づくと、「予言が予言通りに起きない可能性がある」と、ある意味でスピリチュアリストたちが逃げの姿勢になる傾向があります。
しかし、たつき諒さんは依然として、この予言をまだ発表し続けており、さらには今も夢で予知をし続けているというのです。
そして、世間で噂されている予言の震災日は2025年7月5日といわれていますが、 本当は2025年7月中だということが分かっています。
実は、たつき諒さんの漫画の中で語られていることで、予知夢を見た日が7月5日で、実際に震災が起こる時期は2025年7月中だというのです。
また、あるお寺出身の能力者の女性が言うには、 「7月5日は何も見えないが7月中には何かが起きる可能性が高い」「7月、8月、12月の可能性が高い」「”水に対する危機感がずっとある(水災害が起きる可能性が高い)」と言っています。
さらに予言者の三木大雲さんは、「空が赤く染まったら地震が起きる」と言っています。
もちろん、これらの予言が起こる可能性は100%ではありませんが、今年の7.8.12月に赤い夕日に気づいたら、防災の準備をしておくといいかもしれません。
2025年7月5日の予言、みんなで祈れば怖くない?
2025年7月5日にまつわる様々な予言が囁かれ、不安を感じている人もいるかもしれません。その中でも、感謝の祈りを捧げることは、今の世界線からもっとポジティブな世界線に移行するための実践的な行動になりえると、スピリチュアル界では本気で捉えられています。
スピリチュアルな視点では、私たちの意識や波動が現実を創造すると考えられています。恐れや不安の感情は、低い波動を生み出し、望まない現実を引き寄せる可能性を秘めています。しかし、感謝の気持ちや愛のエネルギーは、非常に高く、強力な波動を持っています。
もし、多くの人が、地球への感謝、周りの人々への愛、そして未来への希望を込めた祈りを捧げることができれば、それは計り知れない集合意識の力となります。このポジティブなエネルギーの集合体は、たとえ困難な状況が訪れても、それを乗り越えるための光となり、被害を最小限に抑えたり、より良い方向へと導く可能性を秘めているのです。
「自分一人では何もできない」と感じて不安になったとき。一人ひとりの祈りが集まることで、それは大きなうねりとなり、私たちの集合的な未来を創造する力になります。 「私たちは大丈夫、私たちは守られている」という強い信頼と、感謝の祈りを捧げてみましょう。それが、何よりも私たち自身と地球を守る、最も強力な「対策」となるでしょう。
記事執筆者 | |
![]() |
|

【決定版】宇宙の法則23選|スピリチュアルと哲学から見る世界の切り取り方 | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/4640目に見える世界を超えた普遍的な原理、23の宇宙の法則を解説。人生で遭遇する理不尽な出来事や、心の奥底のモヤモヤ、人間関係の悩みも、宇宙の法則というレンズを通せば新たな意味が見えてくるかもしれません。

【2025/5/25〜】土星が牡羊座入り|土星牡羊座時代がもたらす影響とは? | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/46342025年5月25日、土星が牡羊座入り。土星牡羊座時代に起こりやすいこととは?前回はいつで、今回はいつまで?テーマや気をつけたいことなども含めて解説!

【2025/3/30〜】海王星が牡羊座入り|海王星牡羊座時代がもたらす影響とは? | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/46332025年〜2039年は、約165年ぶりに海王星が牡羊座に入る、海王星牡羊座時代です。海王星が牡羊座に入ると起こる影響とは?詳しく解説!
タロット占い師。占いの館でプロデビュー後、対面鑑定やオンライン鑑定で実績を積む。その後、渋谷パルコ、西武池袋本店など、人気カルチャーイベントにも占い師として多数出展。衣食住と占いを繋ぐライターとしても活動中。