新年の幕開け!初詣に出かけよう
新年が始まり、「今年こそは良い年になるように...」と、
それぞれの思いを胸に初詣へと出かける人も多いでしょう。
本記事では、関東地方にある初詣にオススメの神社をランキング形式で紹介します。
初詣にどこへ行こうか迷った際には、ぜひ参考にしてみて下さい。
1位 明治神宮(めいじじんぐう)
全国で一番の参拝者数をほこる神社といえば、東京・渋谷にある明治神宮です。
参拝客は、300万人以上といわれています。
明治神宮では御祭神として、明治天皇と昭憲皇太后を祀っています。
明治天皇に対する人々の思いが国民の熱意となり、明治神宮に御霊をお祀りすることになったのです。常に国民のことを第一に考えていた、明治天皇の恩義をいつまでも忘れないようにと、明治神宮が建立されました。
明治神宮のおみくじは「大御心(おおみごころ)」と呼ばれ吉凶がない。明治天皇の御製と昭憲皇太后の御歌に解説文を付したものになっている。
明治神宮は、強力なパワースポットとしても知られています。
訪れると、新しい運命の流れを作り出し、人生をより良い方向へと変革するご利益が期待できるといわれています。
■基本情報
【住所】
東京都渋谷区代々木神園町1-1
【ご利益】
新しい人生をより良くする
【HP】
http://www.meijijingu.or.jp/
2位 成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)
初詣の参拝者数が、全国で2位の成田山新勝寺。
開運祈願に、毎年300万人近い人々が訪れるといわれています。
年が明ける少し前に門が閉ざされ、新年を迎えると同時に門が開きます。
門の前で待っていた人々が一斉に境内へと流れこみ、新しい年への祈願をします。
成田山新勝寺の参道へと続く道には、うなぎ屋が多いことでも有名です。
もちろん、大晦日から元旦になる時間帯でも、お店は開いています。
平将門が反乱を起こした際、京の朝廷は将門を呪い殺すために広沢僧正寛朝(かんちょう)を東国に派遣。寛朝は不動明王を成田山に祀り護摩祈祷を行った。そのかいあってか将門の乱は鎮圧され、ここのお不動様は霊験あらたかだということになり人々の信仰を集めるようになった。
「護摩焚き(ごまたき)」と呼ばれる儀式が有名です。
これは、人間なら誰しもがもっている煩悩を、不動明王の化身となっている炎で焼きつくすという真言密教の秘教です。
薪で燃やしてもらうことにより、願い事がより叶えやすくなるといわれています。
■基本情報
【住所】
千葉県成田市成田1
【ご利益】
開運厄除け・縁結び
【HP】
http://www.naritasan.or.jp/
3位 川崎大師(かわさきたいし)
880年の歴史がある川崎大師は、全国で3番目に初詣客が多いといわれています。
昔から「厄除けのお大師さま」として、人々の信仰を集めてきました。
成田山新勝寺と同じ真言宗の寺院で、弘法大師空海上人の御尊像が御本尊です。
880余年前、平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が、夢のお告げにより海から弘法大師の木像を引き上げた。その後、尊賢上人(そんけんしょうにん)とともに寺を建立した。これが川崎大師の起こり。
弘法大師空海上人は、今から1240年ほど前に誕生し、日本に真言密教を広めた偉大なる聖人といわれています。大師が広めた教えは、今でも脈々と続いているのです。
■基本情報
【住所】
神奈川県川崎市大師町4-48
【ご利益】
厄除け
【HP】
http://www.kawasakidaishi.com/
4位 浅草寺(せんそうじ)
浅草寺は、初詣の参拝者数の多さでも知られていますが、海外からの旅行客が多いことでも有名です。
都会にありながら、日本らしい風情を感じられることが人気の理由となっているようです。
年間を通した参拝者数は、3000万人ともいわれています。
聖観世音菩薩が御本尊であり、日本で一番古い寺院だとの説もあるほど、歴史があります。
浅草寺は風水的に「右關中(うかんちゅう)」という構造をしており、このような場所では人が多く集まり富貴に恵まれ栄えるとされる。
お正月には、「亡者送り」という儀式が行われます。
これは、冬から春へと季節を転換するための呪術といわれ、鬼の姿になった2名の僧侶が、松明を地面に叩きつけながら境内を巡ります。
そして、鬼が登場する前に前もって掘っておいた穴を神様へのお供え物で埋めます。
この穴には、冬を封じ込めるという意味が込められているのです。
■基本情報
【住所】
東京都台東区浅草2-3-1
【ご利益】
人気運が上がる
【HP】
http://www.senso-ji.jp/
5位 鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)
鎌倉にある鶴岡八幡宮は、新年の祈願にぴったりな神社です。
御祭神として、応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)を祀っています。
源氏にゆかりのある神社といわれているため、源氏に興味のある人なら見逃せないスポットです。
旗上弁財天社(はたあげべんざいてんしゃ)の裏に「政子石(姫石)」というのがある。夫婦円満のご利益がある。
出世運、行動運、健康運、勝負事、家内安全などのご利益があるとされています。
また、自分の人生に変化を与えるパワースポットでもありますが、例え望まないことが起きてしまっても、最終的には最良の方向に変わるといわれています。
■基本情報
【住所】
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
【ご利益】
縁結び・家内安全
【HP】
http://www.hachimangu.or.jp/
6位 大宮氷川神社(おおみやひかわじんじゃ)
埼玉県の大宮氷川神社は、全国に存在する氷川神社の総本社です。
主祭神として、須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っています。
須佐之男命は、ヤマタノオロチの伝説でも有名です。
毎年、ヤマタノオロチに娘を差し出さなければなりませんでしたが、最後に残った娘が稲田姫命といわれています。
後に、須佐之男命と稲田姫命が結婚をして、生まれた子どもが大己貴命といわれているのです。
心身ともにエネルギーに欠ける人は参拝するとよい。活力を得られ道を切り開く力を授かる。
責任のある仕事などでどうしても失敗できないとき、新年のご挨拶に訪れるとミスが減るといわれています。
愛と勇気と縁結びのご利益がいただけると人気の神社であるとともに、地元を愛し、頑張っていこうとする人を応援してくれる神社でもあります。
■基本情報
【住所】
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
【ご利益】
開運厄除け
【HP】
http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
7位 千葉神社(ちばじんじゃ)
千葉神社は、「妙見様(みょうけんさま)」とも呼ばれ、古くから市民に親しまれている神社です。
御祭神として、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀っています。
天之御中主神は日本神話に登場する神様で、菩薩である北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんしょうおう)と同等のものとしてみなされています。
初詣は3が日で県下有数の60万人以上が参拝、祈祷を受ける人で賑わい、その後の1月3連休におこなわれる「通りぬけ神事」には合格を祈願する多くの受験生が訪れる。
色鮮やかな社殿は、とても美しく見えます。
土地に根付いた妙見信仰が、これからの時代も続くようにとそっと見守り続けているかのようです。
■基本情報
【住所】
千葉県千葉市中央区院内1-16-1
【ご利益】
開運厄除け
【HP】
http://park.tachikawaonline.jp/shrines_temples/52_chibajinja.htm
8位 西新井大師(にしあらいたいし)
西新井大師は真言宗豊山派の寺院であり、御本尊は十一面観音と弘法大師です。
弘法大師が関東を訪れた際、悪い病気にかかって困っている村人たちを救うために、十一面観音像と自分自身の像を彫ったといわれています。
枯れてしまった井戸に2つの像を置き、護摩焚きを行うと井戸に水が湧き、その水を飲んだ人々の病が治ったという伝説があります。
また、厄災消除の祈願寺として創建されました当山は、江戸時代には女性の厄除け祈願所として名を馳せました。
近年では、老若男女問わず厄除けに訪れる寺院として、信仰を集めています。
お正月は、日毎によって参拝時間・祈願の受付が異なるため、事前に公式サイトなどで確認するようにしましょう。
■基本情報
【住所】
東京都足立区西新井1丁目15-1
【ご利益】
開運厄除け
【HP】
http://www.nishiaraidaishi.or.jp/
9位 増上寺(ぞうじょうじ)
都会の喧騒を忘れさせてくれるような緑にあふれた場所に佇む、増上寺。
東京で働く人々にとって、オアシス的な存在になっています。
増上寺へつ続く芝大門の通りには、大きな鳥居があります。それこそ、増上寺の入り口を示す、大鳥居です。
阿弥陀如来が御本尊で、然上人の浄土宗を伝える寺院として有名です。
お参りする際には、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えるようにしましょう。
浄土宗は、"救いは念仏を称えることで得られる"という「専修念仏(せんじゅねんぶつ)」の教えを中心としていました。
これからの時代を切り開いていくためにも、念仏を唱え続け、浄土往生を願う...
それこそが、法然上人が望んでいた人々のあるべき姿なのかもしれません。
■基本情報
【住所】
東京都港区芝公園4-7-35
【ご利益】
勝運・厄除け
【HP】
http://www.zojoji.or.jp/
10位 寒川神社(さむかわじんじゃ)
全国で唯一、「八方除け(はっぽうよけ)」が行われる神社といわれています。
八方除けとは、地相、家相、方位、交通、日柄、厄年などありとあらゆる災難を取り除く祈願のことです。
御祭神として、御祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(さむかわひめのみこと)を祀られているとされていますが、八幡神(はちまんじん)、菊理媛(くくりひめ)、素盞嗚命(すさのお)、稲田姫尊(いなだひめ)なども祀られているのではないかという説もあります。
悪方位から来るマイナスの気に集まる邪気邪霊を払ってくれ、方災を最小限度に止めてくれる。
そのほか、視聴率祈願の神社としても有名で、新番組を始める前に訪れる芸能関係者もたくさんいるのだといいます。
寒川神社でしか行われない八方除けは、生活に潤いを与え、限りない恩恵をもたらすとされています。福徳開運を願い、遠方から訪れる人が後を絶たないのです。
■基本情報
【住所】
神奈川県高座郡寒川町宮山3916
【ご利益】
八方除け
【HP】
http://samukawajinjya.jp/index.html
11位 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
大國魂神社は、東京五社の一つにあたる神社です。
東京五社とは、大國魂神社、東京大神宮 、日枝神社、明治神宮、靖國神社のこと指し、高い格式を有した神社の代表といわれています。
この大神は、出雲の大国主神と御同神で、大昔、武蔵の国を開かれて、人々に衣食住の道を教えられ、又、医療法やまじないの術も授けられた神様で、俗に福神、又は縁結び、厄除け・厄払いの神として著名な神様です。
年が明けた1月1日午前0時には、初太鼓打初式があります。
これは、お寺でおこなう除夜の鐘の代わりになる儀式です。
羽織袴姿の約60人の崇敬者が、1人あたり3打ずつ太鼓を叩いていきます。境内に響き渡る太鼓の音が、悪い疫病神を追い払うといわれているのです。
■基本情報
【住所】
東京都府中市宮町3-1
【ご利益】
厄払い
【HP】
http://www.ookunitamajinja.or.jp/
【出典】
IMG_2011.JPG by Takuya Oikawa
https://www.flickr.com/photos/takuyaoikawa/4238902450/
12位 神田明神(かんだみょうじん)
以前、神田明神は平将門の首塚の横にありました。
徳川家康が江戸の鬼門を守る目的で、大手町から移動したとされています。
御祭神として、御祭神として一之宮に大己貴命(おおなむちのみこと)である大黒様、二之宮に少彦名命(すくなひこのみこと)であるえびす様、三ノ宮に平将門命(たいらのまさかど)を祀っています。
明治天皇が神田明神を参拝することになり、朝廷と敵対していた平将門が御祭神ではまずいだろうという話が持ち上がりました。そのため、平将門命は主祭神から外され、末社に移されてしまったのだそうです。
昭和59年(1984)、平将門が主祭神として祀られるようになった際、平田神社に秘蔵されていた将門の神像が神田神社に遷された。年に1度、像の拝観日が設けられている。
神田明神では、午前0時の年明けとともに門が開かれます。
境内では酒がふるまわれ、年明けに始める儀式である「歳旦祭(さいたんさい)」が執り行われます。
■基本情報
【住所】
東京都千代田区外神田2-16-2
【ご利益】
除災厄よけ
【HP】
http://www.kandamyoujin.or.jp/
13位 東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)
東京大神宮は、明治天皇が東京でもお伊勢参りができるようにとの配慮から建立されました。
江戸時代より、日本には伊勢神宮の参拝をするしきたりがあり、誰もがお伊勢参りに出かけることに憧れを持っていました。
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受大神(とようけのおおかみ)、ほかにも造化の三神(ぞうかのさんしん)である、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)、そして倭比賣命(やまとひめのみこと)など数々の御祭神を祀っています。
基本的に神社でお願いするなら神主さんに任せた方がよい。下手に自分でお願いするとネガティブな思いが心に焼きついたりする。もし願い事をして願いが叶ったら御礼参りをすること。御礼参りをすることで心に焼きついた願望を消すことができる。
元旦の午前6時30分には、歳旦祭(さいたんさい)があります。
これは、年の始めの朝に神様をお迎えするための大切な儀式です。
東京大神宮では、まず神様に新年の挨拶をしてから、国家の繁栄と国民の祝福を祈るしきたりとなっています。
■基本情報
【住所】
東京都千代田区富士見2-4-1
【ご利益】
子孫繁栄
【HP】
http://www.tokyodaijingu.or.jp/
14位 三峯神社(みつみねじんじゃ)
三峯神社は秩父神社、宝登山神社と合わせて「秩父三社(ちちぶさんじゃ)」と呼ばれています。
御祭神として、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っています。
この土地を通りかかった日本武尊(やまとたける)がその風景の素晴らしさに感動をしたことから、現在の御祭神をお祀りし、日本の永久平和を祈願したというのが起源とされています。
境内の向かって左手奥に「えんむすびの木」がある。備え付けの紙に好きな人の名前を書いて納めるとよい。
元旦には、まだ夜が明けないうちから新春の歳旦祭が始まります。
祭りが終わると、元旦祈願祭が始まるのです。
これは、開運、商売繁盛、疫病消失などの願いを込めたありがたいご祈願と参拝客から人気です。
■基本情報
【住所】
埼玉県秩父市三峰298-1
【ご利益】
家内安全
【HP】
http://www.mitsuminejinja.or.jp/
15位 日枝神社(ひえじんじゃ)
日枝神社は、江戸三大祭りのひとつでもある山王祭で有名な神社です。
江戸三大祭りはほかにも、神田祭(神田神社)、深川八幡祭り(富岡八幡宮)などがあります。
御祭神として、主祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)を祀っています。
大山咋神は、日本神話に登場する日本を産んだといわれる、伊弉諾神宮と伊弉諾尊の息子とされています。
夫婦猿の像が安置されている。猿は「魔が去る」ということで神の使いと信じられた。猿は母性が強いことでも知られ安産や子育てのご利益があるとされる。
日付が変わる午前0時になると同時に「若水祭り(わかみずまつり)」が執り行われます。
これは、汲んだ若水を本殿の大神様に献上する儀式です。
新年を祝うために「ひとり翁」の舞が奉納されます。儀式的要素が強く、国の安泰への願いが込められています。
また、由緒ある山階家の現当主である十二世山階彌右衛門師が舞を舞い、見る人を圧倒させます。
■基本情報
【住所】
東京都千代田区永田町2-10-5
【ご利益】
家庭円満
【HP】
http://www.hiejinja.net/
新年の願いを込めて
初詣はまだまだ…などと思っていると、あっという間に年の瀬を迎え新年がやってきます。
「今年こそ、良い年になりますように」「家族が平穏で暮らせますように」そんな願いを胸に初詣に出かけて、今年の平和と開運を祈願してみましょう。
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