友達がいないと、現時点では困っていなくても、ふと将来に不安が過ぎるものです。友達がいないと、どのような将来が待っているのでしょうか。
今回は、友達がいない人の末路を紹介します。友達がいない原因と問題点も解説します。
友達がいない人の末路15個

友達がいない人の末路はさまざまです。
(1)強い孤独感に襲われる
(2)人を羨んでドロドロした感情を抱く
(3)いざというとき頼る人がいない
(4)友達がいない自分を責めてしまう
(5)強い劣等感に苛まれる
(6)人間不信に陥る
(7)週末に暇を持て余す
(8)ストレスのはけ口がなく辛くなってしまう
(9)誰にも相談できずに道を誤る
(10)困らないがふと虚しくなる
(11)家族や恋人に依存してしまう
(12)空想の世界に浸る
(13)自分の趣味に没頭する
(14)仕事に集中して出世を極める
(15)1人時間を大いに満喫する
寂しくて悲惨な末路を歩む人もいれば、全く困らずにお一人様を満喫する人もいます。友達がいない人の末路は、本人の価値観や行動力によって大きく変わるのです。
気を付けなければならないのは、寂しがり屋だけど自分に自信がなく、積極的に行動を起こせない人。友達が欲しいのにできない現実が受け止めきれず、自分を責めてしまいます。
「友達がいない→作ろうとしてもできない→自分はダメな奴だ→行動を起こせなくなる」と、負のスパイラルに陥り、将来に希望が持てなくなってしまうかもしれません。
友達がいない人はやばい?
友達がいない人がやばい状況になるか否かは、その人の生活や行動力、そして経済力に大きく左右されます。
もともと友達の必要性を強く感じず、1人でも生活を充実させられる人は、大きな問題はありません。経済力があれば、友達を頼らなければならない事態にもならないでしょう。
一方、寂しがり屋で人と一緒にいたいタイプや、自分では決断できず人に流されるタイプは、友達がいないとやばい事態に陥りやすくなります。自己判断ができないので、悪い人が近づいても気づけません。困ったことになっても自己解決できず、助けてくれる友達がいなければ、状況はどんどん悪化してしまいます。
大人で友達がいない人の原因5個
学生時代は同じ環境下で同級生に囲まれていたので、特に意識しなくても友達ができた人は多いです。しかし、大人になると状況は一変。それぞれ環境も生活も違うため、友達ができにくくなる人もいます。とは言え、同じような状況でも友達が多い人もいれば、全くいない人もいますよね。そこで、大人で友達がいない人の原因を紹介します。
■1. 仕事や育児などで忙しい
大人で友達がいない人の大きな原因は多忙です。仕事や育児などで忙しいと、物理的に友達付き合いする時間がありません。そのため、今までの友達と疎遠になり、新しい友達を作るきっかけも失ってしまいます。
友達付き合いする時間がないほど忙しいと、「友達作っている場合ではない」と、友達作りの優先順位がとても低くなるため、ますます友達ができにくくなります。
■2. 価値観が大きく変わった
学生時代は皆同じような環境だったので、自然と話が合い盛り上がりました。しかし、仕事や結婚など経験を重ねるにつれ、人の価値観は変わります。今までの友達と価値観が大きく変われば、付き合い辛さを感じることもあるでしょう。
お互い価値観の違いを感じれば、徐々に疎遠になるものです。新しい友達を作る余裕がなければ、友達がいない状況が続きます。
■3. 元々受け身で自分から誘わないタイプ
大人になると、友達ができる機会が少なくなります。そのため、元々受け身で自分から誘わないタイプだと、友達作りも待ちの体制に入るため、少ないチャンスを逃してしまい、友達がいつまでもできません。大人になってからの友達作りは、積極性が不可欠なのです。
■4. 新しい関係を築くのが苦手
大人になってから友達がいないのは、新しい関係を築くのが苦手なのも原因です。人見知りで狭く深い交友関係を好み、しかも自発的に行動できない場合、今までの友達と疎遠になれば、友達ゼロ状態になってしまいます。
■5. 行動力と情報収集力がない
新しい友達が欲しいのにできない人は、行動力と情報収集力がないのが特徴です。今の時代、インターネットを使えば友達作りのチャンスはいくらでも作れます。
しかし、友達がいない人は自力で情報収集ができず、どうしたら良いかわからないまま立ち止まってしまいます。行動力もないため、友達がいない状況を改善できないのです。
友達がいない人はわがままで自己中?
わがままで自己中が過ぎると、周囲から人は離れていき、友達がいなくなります。しかし、適度にわがままで甘え上手だと、逆に人と距離が縮まりやすくなるため、友達はできやすいです。友達がいない人に性格的な欠陥が必ずあるとは言えません。
友達がいない人は、むしろ気を遣い過ぎ、ネガティブで遠慮するタイプが多くなります。人と距離を縮めるのが下手で、自分からなかなか行動を起こせません。「自分なんか好かれない」とコンプレックスがあるので、自ら壁を作ってしまうのです。
友達がいない人の問題点
友達の必要性を強く感じていないなら、特に問題はありません。高い自立心と行動力があれば、友達がいなくても豊かな人生を送れるでしょう。
しかし、友達が欲しいのにできない人にとって、友達がいない状態は大問題です。「なぜ、自分には友達がいないのか」と自己嫌悪し、場合によっては世間を恨んでしまいます。友達がいない人はネガティブ思考なので、悪い方ばかり考えてしまうのは、とても大きな問題点です。
また、客観的に自分を見つめ、問題に向き合う力が弱いのも、友達がいない人の特徴です。友達関係以外にも必要な能力なので、仕事や家族との間でも問題が起こりやすくなります。「友達が欲しいのにいない事態」を改善できないのは、他のことでも問題につながるのです。
友達がいない人の老後
1人が好きで行動力がありお金があれば、友達がいなくても老後を大いに楽しめるでしょう。このようなタイプは、友達がいなくても孤独を感じません。
一方、孤独に弱く、しかも経済的なゆとりも頼る人もいない人は、友達がいないと寂しい老後になります。誰とも会話せずに1日が終わり、節約しながら楽しみのない毎日を送るかもしれません。
しかも、孤独な状態は短命リスクを上げるという説もあります。寂しい生活で短命となり、友達がいないから発見が遅れて孤独死になる可能性も否定できません。
友達の作り方3個
大人で友達がいない人は「友達が欲しい」と思いながらも、行動を起こすのに面倒な気持ちがあります。重い腰を上げ、楽しく友達作りを始めるためにはどうするべきか、具体的に解説していきましょう。
■1. まずは人に興味を持つ
友達を作りたいなら、まずは身近な人に興味を持ちましょう。「この人と友達になりたい」という自発的な思いがなければ、大人の友達作りはなかなか進みません。人に興味を持って接し、相手の良いところをどんどん探しましょう。そして、仲良くなりたい人がいたら、あなたから積極的にコミュニケーションをとってくださいね。
■2. SNSなどで緩いつながりから始めてみる
友達が欲しいと思いながら、忙しさが理由で重い腰が上がらないなら、SNSなどで緩いつながりから始めて見るのも良いでしょう。
インターネットは手軽につながれるので、忙しくても人とのコミュニケーションが楽しめます。「人と交流を持つのって楽しい」と思えれば、リアルな友達作りをする意欲が湧いてくるでしょう。
■3. 趣味から人間関係を広げる
手っ取り早く気が合う友達を作りたいなら、趣味から人間関係を広げるのがおすすめです。同じ趣味を持っていれば、共通の話題に困りません。一緒に趣味をすれば一気に距離も縮まります。趣味の楽しさに友達付き合いの楽しさが加わるので、無理のない友達作りができるでしょう。
まとめ
友達がいないからといって、必ずしもやばい末路になるとは限りません。友達がいない寂しさを感じたときは、「本当に自分は友達を必要としているのか」「楽しい人生を送るためには何が必要なのか」を改めて考えてみましょう。