HSPの恋愛傾向とあるある10選 | 好きな人への態度は？冷めやすい？好き避け男性が多い？

繊細で心が傷つきやすく、恋愛ではすぐに疲れたり、向いてないと感じたり、考えすぎたりする方はHSPかもしれません。そんなHSPの恋愛傾向や、特徴はなんなのでしょうか？

本記事ではHSPの恋愛あるあるや、男女別HSPの好きな人への態度をご紹介しています。
また、HSPが恋愛を楽しむための対策や、相性がいいパートナーのタイプについても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン（Highly Sensitive Person）の略で、 繊細で心が傷つきやすく感覚が敏感で、様々な刺激を受けやすいという特性を生まれつき持っている人のことです。

HSPの大きな特徴として、 五感が敏感という特徴があります。
また、他人の目や感情にも敏感だという特徴もあり、怒っていたり悲しんでいる人がいたら、HSPはそれをすぐにキャッチし、共感して同じような気持ちになってしまうのです。

このように、外的刺激に敏感なHSPは、 恋愛において、苦痛やストレスを感じやすい傾向があります。

HSPの恋愛傾向や、あるあるは一体なんなのでしょうか。こちらではHSPの恋愛あるあるの代表的なものを10個ご紹介します。

HSPの恋愛での代表的な特徴は、 人に優しくされるとすぐに好きになってしまうというところです。

よく話したり、見かけたり、時間を一緒に共有している人で、自分のことを理解してくれている、と感じる人がいたら、すぐに好きになってしまいます。

「大丈夫？」などの優しい声かけに弱く、他の人や動物などに対しても優しい人がいると、自分の生きづらさを理解してくれるかもしれないと感じて、すぐに好きになってしまいます。

HSPは、恋愛感情がない友達のことでさえも、何かがあるとその人のことで頭がいっぱいになります。

それがこと恋愛ともなると、 24時間常に、といっても過言ではないくらい相手のことを考えてしまうのです。中には好きな人が夢に頻繁に出てくるHSPもいることでしょう。

自分に対する相手の気持ちや、何を考えているのかを常に考えて他人軸になりやすいので、そんなときこそ自分との繋がりを大切にしていましょう。

HSPは情緒的に敏感で、他人と深い愛情関係で結ばれたいという気持ちが強いです。そのため 「〜してほしい」というニーディーな欲求が強くなる傾向があります。
例えば、「自分だけを見てほしい」「連絡をしてほしい」「愛してほしい」などです。

主語が相手になると、すぐに他人軸の恋愛になり、振り回されて辛くなってしまいます。
自分はどう感じているのか、自分はどうしたいのかを意識して、自分軸でいることが大切です。

HSPはただでさえ他人の気持ちをおもんばかっています。 恋愛対象になると気を使いすぎてすぐに疲れます。

HSP自身が思っている以上に、頭をフル回転させて頑張っている状態です。常に相手の顔色を伺っていると恋愛関係どころか信頼関係を築くことも難しいです。

相手を心配するのではなく、信頼して、コミュニケーションをとってみると良いでしょう。

奉仕精神がとてもあるHSPは、 好きな相手の言いなりになりやすいです。

その方が丸くおさまるから、楽だから、という理由もあるかもしれませんが、自分が嫌なものは嫌だと相手よりも自分の感覚を信頼することが何よりも大切です。

また、DVやモラハラの対象にされやすいところもあるので、自分を一番に大切にして、相手に接するようにしましょう。

HSPは他人から嫌われることがとても怖いという性質があり、 他人の気持ちに敏感で、相手の気持ちを考えすぎて不安になりやすいです。
自分の気持ちよりもまず、相手の気持ちを一番に優先してしまうため、人間関係では疲れやすく、引きこもりやすいといった特徴があります。

嫌われるのが怖いというのは先天的な性質ですが、変えることも可能です。
HSPは敢えて鬼畜生になることで、自分軸を確立しやすくなるでしょう。確立してきたら違和感や不安がたくさん生まれるかもしれませんが、それはうまく成長できている証拠です。

HSPは 熱しやすく冷めやすい方が多いです。これは、HSPが感受性が豊かで繊細な特徴があるため、感情があちこちに分散しがちで、熱しやすく冷めやすくなるといわれています。

ひとつの恋愛が長続きできないと、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。ですが、これは短所ではなく個性です。
熱しやすく冷めやすい、という個性があることをただ認めることで、そのままの自分でも大丈夫だと、自分を責めることなく恋愛ができるようになるでしょう。

HSPは LINEでの連絡、突然の電話や、InstagramやTwitterなどの刺激が強いSNSなどが苦手です。
これは、HSPが他人の気持ちに敏感で、すぐに自分よりも相手の立場に立ってしまうため、自分を置き去りにして相手のことで頭がいっぱいになって心ここに在らずな状態になりやすいからです。

HSPは忘我でいられる時間が何より大切です。恋愛に疲れたときは、自然に触れたり、できるだけ一人の時間を確保しましょう。自分の心と繋がりやすくなり、孤独感が癒やされます。

HSPはLINEやSNSが苦手だという自分の特徴を把握し対策をすることで、穏やかに生活することができるのです。

HSPは基本的に 外出することが苦手で、デート当日に外に出たくない、と感じることもしばしば。
疲れが溜まっているときに刺激が多い外の世界に行くのは、HSPにとってとても体力がいることです。

HSPは無理をせず、相手よりも自分を優先してみましょう。また、パートナーにHSPの性質を説明することも大切です。

HSPのパートナーがいる方は、デートの際に自然の多い場所や、人の少ない場所を選ぶと、パートナーが安心してくれます。

HSPは相手の好みをすぐに理解でき、奉仕精神が強いです。そのため、 好きな人の理想のパートナーを演じてしまい、すぐに自分を見失ってしまいがちです。

怖いかもしれませんが、相手に愛されることよりも、自分を愛することを選択してみましょう。愛されるのは、愛されるということに対してサレンダー（手放し）ができたときです。

自分を愛し始めると、不思議とありのままの自然体な自分を愛してくれる人が現れるものです。

HSP男性の恋愛傾向は、 恋愛下手で不器用な奥手であることが多いです。

笑顔で対応されたり、優しくされるとすぐに好きになってしまいます。好きになるとその人のことしか考えられなくなり、音楽を聴きながら物思いに耽ったりするなど、ロマンチックな一面があります。
好きな人に対しては、 好き避けをすることもしばしば。

また、人の気持ちを感じ取り誰に対しても優しく対応するので、モテる人が多いのも特徴。そのためパートナーが嫉妬する場合もあるかもしれません。

そして一度、 信頼関係にヒビが入ると修復不可能な場合が多いです。HSPは他人の感情に敏感で、もともと人間不信な方が多いため、信じていたのに裏切られた、というような経験が一度でもあるともう元には戻れなくなる可能性が高いです。

HSP女性も、他人の気持ちに敏感で相手と居心地の良い人間関係を築くのが得意なので、モテる人が多いです。 誰かを好きになると、ずっとその人のことを考えて、夜も眠れなくなることすらあります。

好きになった人に対しては、相手に 好きバレしないよう接する人が多いです。これは、相手に好きな気持ちがバレることが人一倍怖いためで、恋愛関係になるまでに少し時間がかかるかもしれません。

情緒的に敏感なため愛情深い人が多く、 好きな人に対しては徹底的に尽くします。そして、パートナーに対しては愛してほしい、自分だけを見てほしい、という気持ちを強く抱く人が多いです。

HSPが恋愛を楽しむための対策は、 自分自身の感覚を一番に優先することです。

もしもHSPがパートナーに優しくしたいと思い、相手に合わせて行動して辛くなったとしたら、パートナーは辛さを感じているHSPに罪悪感を感じてしまうことでしょう。HSPの優しさを心から喜べないはずです。
（もっとも、他人軸の優しさは本当の優しさではないのかもしれません。）

HSPは人一倍繊細で、疲れやすい方が多いです。 自分がどう感じるか、どうしたいか、何が好きか、何が嫌いか、という自分に対する問いかけを頻繁にして自分軸をしっかり持つことで、恋愛を楽しむことができるでしょう。

HSPと相性がいいパートナーは、 HSPの特徴を理解してくれる人です。
HSPの性質は、生まれ持った先天的なもので、「クール」「おちゃめ」「楽天的」というような一つの個性です。

他人の個性を否定せずに尊重するのは、人付き合いにおいて大切なことです。
HSPは、「自分は自分、他人は他人」としっかりと線引きをし、他人の個性を尊重する人が相性が良いようです。

非HSPの感覚をHSPが理解できないのと同じように、HSPの感覚は非HSPには想像しにくいです。
ですので、 素直な気持ちを言葉で伝えることが大切になります。

HSP同士であれば、言葉で説明しなくても何かしら伝わることがあるでしょう。しかし、非HSPに対してもそのように考えていると、間違いなく誤解が生じます。

HSPは何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのかを心をオープンにして素直に伝えることで、コミュニケーションがもっと円滑になるでしょう。

HSPはデートの日を約束しても、当日になって外出できなくなる場合や、精神的に余裕がなく、連絡が遅くなる場合が多々あります。

本当はデートに行きたかったり、連絡したい気持ちがあるのにも関わらずできないのです。
頑張る、頑張らないという基準ではなく、頭痛で起き上がれない、などの身体症状と同じように、 頑張ることを選択できない状況です。

否定したり頑張れと根性論で対応するのではなく、 HSPのありのままの状態を認めてあげましょう。
何かをしてあげる、というよりも、ただ単にHSPの話を聞く、という風に寄り添うだけでいる方が、HSPとの信頼関係を築けるでしょう。

HSP同士の恋愛は長く深いお付き合いができるでしょう。お互いの気持ちを敏感に察したり、マイペースでいられる場合が多いようです。

HSPは相手の理想を演じようとするところがありますので、相手に対しても自分に対しても完璧主義になりすぎないことが大切です。
人間だからこういうこともある、と、理想を手放すことでより信頼関係を築けるようになるでしょう。

HSPは人一倍繊細なため、人付き合い、特に恋愛関係では苦しいことが多いかもしれません。
しかし、相手の気持ちが理解でき、相手を気遣う奉仕精神は、HSPの素晴らしい個性です。

自分を否定せず、一番の味方になってあげることで、恋愛も楽しむことができるでしょう。