運命線は人によって、いろいろな現れ方をする4大基本線として知られています。濃くしっかりと現れたり、手首のラインから中指の付け根のラインまで伸びている長いものもあります。薄く現れたり、全くない人もいます。
運命線がなくても運命がないわけではなく、それなりに意味があります。手相の中で重要な観点となる運命線は、人によっては2本現れることもあるのです。
それではこの運命線が2本ある意味について詳しく解説していきます。
手相で運命線が2本ある意味
運命線が2本ある場合、基本的に本業と副業、仕事と趣味などの何らかの2つの分野で活躍が期待できるとされます。
普通の人よりも社会運や仕事運が2倍良くなるので、本業で業績を伸ばしつつ、副業でも大きな成功が手にできるようです。女性の場合、仕事と家庭を両立させることに優れているとされます。共働きでも家事を上手にこなすので家庭円満になります。
この他、副業で稼ぐ以外にも本業の仕事の幅が今までより広がることもあります。運勢は自力で切り開きやすいと言えます。
2本の線が平行している部分が、2つの分野の両立時期となり、多忙になるとされます。運命線の長さが時期の長さとなり、濃かったり長いものが主となる運命線になります。
運命線2本が合流
この場合、本業・副業それぞれの仕事が、ある時期から互いに影響し合い、最終的には一つの仕事になるとされます。
運命線の副線が本線に合流する形ならば、副業が本業に吸収されることになります。本線・副線ともに向きを変えて合流すれば、対等に一つに合わさるとされます。
生命線から伸びている運命線の本線が副線と合流する場合、副業で今まで積み重ねてきた努力が、本業を支えるまでに成長することになります。
2つの仕事が影響し合ったり一本化される時期は合流する位置で読み取れます。運命線の手のひらの真ん中辺りを40才とするのが目安です。
運命線2本が交差
交差している運命線の片方が短いと運命線を横切る障害線となります。この場合、交差の時期に不運が起こったり、トラブルに遭いやすくなります。心身共にダメージを受けやすく、健康にも注意が必要です。
短くても薄い線が交差している場合、問題や障害は生じにくくなります。並行して現れていた運命線が、いつの間にか交差して障害線になることもあります。
2本の運命線がほぼ同じ長さで交差する場合、運命が思うようにならない時期がありその後、新たな運命が始まるとされます。いずれにしましても交差している時期には細心の注意が必要です。
運命線2本が平行
この場合、運勢的に上手くいかなかったリ困っている際に、人の助力が得られるとされます。運命共同体のような人が現れ、いろいろと手助けしてくれるはずです。
この助っ人は恋愛・結婚相手や家族のこともあります。物事に行き詰まった際に最良の道筋を示してくれる存在に巡り会えます。仕事などではちょっとしたミスでもカバーしてくる人がいるので、評価が下がることはありません。
思わぬ不運に遭遇しても、必ずそれを乗り越えさせてくれる人の手が差し伸べられます。様々な困難があっても実力以上の力が発揮でき、大きな成果や成功がつかめます。
運命線2本が薄い
現れている2本の運命線が薄い場合、2つの仕事で気持ちが揺れているとされます。どの仕事を本業にしようかとか、副業を持つか持たないかで悩んでいる可能性があります。
2つの仕事で活躍したい気持ちが強いものの、どちらも中途半端になり上手くいかないこともあります。何事にも飽きっぽさがあり、仕事ややりたいことに対する強い意志が乏しいとされます。本業も副業も成功するのが難しくなります。
本業が上手くいっていたとしても副業とのバランスが取れず、それがきっかけで両方とも失敗する可能性が高くなります。物事に対する見極めと慎重さが必要です。
運命線2本が濃い
現れている2本の運命線が濃い場合、意思が強く2つの仕事で成功が手にできるとされます。本業も副業も思い通りに進めることができ、常に安定した収入が得られます。
本業で大きな収入を得たことがきっかけで、副業に乗り出すこともできます。本業で充分稼げる上に、副業や趣味でも本業並みに稼げるとされます。運勢は自力で切り開くことに優れ、人生が計画通りになります。
2つの仕事に限らず、2つの分野でいろいろな仕事を手掛けて、全てが成功する可能性が高くなります。大きな企業グループの統括責任者としても活躍が期待できます。
運命線が2本に枝分かれ
運命線が大きく2本に枝分かれする場合、一つの仕事を続けるより、二つの仕事や分野に携わることで成功がもたらされます。
大きく枝分かれし木星丘に伸びる場合、強い願望や向上心を持ち、努力を惜しまないとされます。自らの力で目標や希望を達成させます。
大きく枝分かれし太陽丘に伸びる場合、その分かれる時期に幸運がもたらされます。芸術の分野でも成功する可能性が高くなります。
大きく枝分かれし水星丘に伸びる場合、コミュニケーション能力などに優れているとされます。
運命線の先端が小さく2つに分かれる場合、晩年に苦労するとされます。
運命線2本が短い
運命線が2本とも短い場合、やりたい仕事が見つからず迷っているとされます。今の所、これぞ生涯の仕事というものに出会っていないようです。それが見つかれば、前向きに取り組み力が存分に発揮できます。
人生をかけて取り組めるものが、なかなか見つからず若干焦りを感じているかもしれません。しかしいずれ、やりたい仕事や実益を兼ねた趣味見つかるはずです。
線が短くても運命線が2本あり運勢は人よりも強めなので、落ち着いて仕事選びができます。生涯の仕事や趣味などに出会えた場合、これらの運命線は少しずつ長くなっていくとされます。
運命線2本が長い
運命線が2本とも長い場合、本業と副業、仕事と趣味などを上手に両立できるとされます。昼間の本業で疲れても、それを癒すような副業が夜にできたりします。
本業の稼ぎが副業の稼ぎにつながり、互いに成功がつかめます。もし本業で失敗しても副業で補うことができます。女性では、仕事と家事の両立が上手くいき家庭円満になります。
運命線が長いので、何事も長期的にじっくり取り組むことができます。強運の時期が長いとも言えます。一度決めた目標などにブレることなく取り組むことができます。その分、大きな成果がつかみやすくなります。
まとめ:2本の現れ方で意味が変わる
運命線は人によって、いろいろな現れ方をしますが2本現れることもあります。運命線が2本あると本業と副業などの2つの分野で活躍できるとされます。社会運や仕事運が2倍良いので、本業副業共に大きな成功が手にできます。
運命線2本が合流すると本業副業が互いに影響し合い、最終的には一つの仕事になるとされ、運命線2本が平行だと困っている際に助力が得られるとされます。2本の運命線には、その現れ方で様々な意味があるのです。