本当はそうでもないのに、なぜか人には良い顔をする人があなたのまわりにも数人はいるはずです。その人はいい人ぶっていると言うことができます。
仲の良い気心知れた友達がいい人ぶっていたり、実は性格が良くない人がいい人のふりをしていたりするのは、人間不信になる原因になってしまうでしょう。
この記事ではいい人ぶっている人の特徴を紹介しますので、人付き合いの参考にしてみてください。
いい人とは?
性格がいい人は好印象を与え、男女問わず好かれます。本当に性格がいい人は素直で思いやりに溢れ、細やかな気配りで多くの人に平等に接することができる人です。また裏表がなく、嘘をつかないので信用することもできるでしょう。誰からも嫌われず、自然とまわりに人が集まってきます。
しかし心から感謝の気持ちを持ち、見返りなく人のために行動をできる人はなかなかいません。人は誰しも自分を良く見せたいものです。他人に思いやりを持ち、分け隔てなく接するように見えても実はいい人ぶっている人も多くいるのが現実です。
自分の目で本当にいい人と、いい人ぶっている人を見分けられるようにしてください。
いい人ぶってる人の特徴20個診断チェック
いい人ぶっている人の特徴には次のようなことがあります。
(1)うわべだけの誉め言葉を使う
(2)良いことしか言わない
(3)八方美人
(4)人に合わせる
(5)嘘をつく
(6)悪口を言う
(7)噂話が好き
(8)上っ面の笑顔
(9)人の目を気にする
(10)人の評価を気にする
(11)人がいない時には助けてこない
(12)損得勘定で動く
(13)責任感がない
(14)話を合わせる
(15)話を聞いていない
(16)いい人を嫌う
(17)他人と比べる
(18)見返りを求める
(19)自分より上の人を敬う
(20)態度が変わりやすい
などがあげられます。
人の前では良いことしか言わないのに、裏では嘘をついたり悪口を言います。また噂話が好きで相手に合わせてコロコロ態度を変えるでしょう。
自分より目上の人に弱く、うわべだけの誉め言葉で機嫌を取ります。その反面立場が下の人には冷たい態度です。
人の目を気にするので、見た目にも気を使います。目立ちやすい見た目を重要視し、頭から爪の先まで手を抜くことはないでしょう。また人の目とともに評価を気にし、人が見ている時にはいい人ぶって行動をしますが人がいない時には助けてくれません。
責任感がないので、相談をしても当たり障りのないことしか言わず、話を聞いているようで聞いていないこともあるでしょう。他人と比べるので本当にいい人を嫌っています。誰からも好かれる本当にいい人を認めることができないのです。
いい人ぶってる男性の特徴
家の中と外での顔が違うのは、いい人ぶってる男性です。家の中では亭主関白で威張っているのに、外に出るとペコペコした態度をとります。見栄っ張りで見た目を重視し、金遣いも荒いです。
責任感がなく、自分の意見をはっきり言わずに相手に合わせます。特に自分より目上の人には弱いので、お世辞を言ったり機嫌をとるようにします。損得勘定で行動をしているのです。その反面家族や部下には冷たいところがあるでしょう。口だけは上手く、行動が伴うことは少ないです。
性格にも裏表があります。表と裏の顔が違い、自分に利益がある時にだけ良い顔をします。相手と別れたとたんに真顔になることも多いです。
いい人ぶってる女性の特徴
いい人ぶってる女性は、人前ではきれいごとしか言いません。しかし相手がいなくなると悪口を言ったり、噂話で盛り上がります。サバサバ系を装っていることも多く、悪口を正当化するでしょう。
八方美人で相手に合わせて態度をコロコロ変えます。多くの人に好印象を与えたいのです。相手を過剰に褒めたり、相談をしても良いことしか言いません。話を聞いてないこともあるでしょう。
人の評価を気にし、優しそうに見えても人がいないところでは冷たい態度を取ります。自分に利益がない人のことは助けません。思いやりがあるように見えて実は薄情なのです。
いい人に見えて悪い人は怖い?恐ろしい?
いい人に見えて悪い人というのは、要注意人物です。いいひとのふりして実は恐ろしい人間という人がいます。
人前でいい人ぶってる人は、実はストレスをためています。本当の自分を我慢し、いい人を演じているのでいつかストレスが爆発しかねません。急に今までとは違う性格になってしまうこともあるでしょう。
いい人ぶってる人は明確に嫌な人と違い、一緒にいても心地良さを感じることができます。嫌な人とはすぐに距離を置くことができますが、いい人ぶってる人とは距離を置くまでに時間がかかるでしょう。ぬるま湯に浸かっている状態なので、相手に利用されていると気が付いた時には手遅れの可能性があります。
善人ぶる・いい人を演じる心理
善人ぶっていたり、いい人を演じていたりするのは承認欲求から来ています。自分を認めてほしいという思いから人に評価されることを望むのです。自分の良い印象や、努力をアピールし、自分の存在を多くの人に認めて欲しいと思っています。
自己愛が強い場合もあります。自分のことを何よりも大切にし、人に嫌われたくないと感じる人です。相手の機嫌を取りながら、心の中では軽視していることも多いでしょう。まわりの人に好かれる自分に酔っているとも言えます。
また人に嫌われることがとにかく不安な人もいます。いい人ぶることで、安心することができるのです。しかし本当の信頼関係を築くことができないので、不安がなくなることはありません。悪循環にはまってしまい、いい人ぶることを続けなければいけなくなります。
いい人と悪い人の見分け方5個
いい人と悪い人の見分け方を身につけましょう。
■1. 八方美人
いい人ぶってる人は誰にも嫌われたくないので、八方美人な態度を取ります。しかし本当にいい人というのは、全ての人にいい顔をしません。言うべきことはきちんと言い、相手に嫌われるのも恐れない人です。
いい人ぶっている人は、人に合わせて意見をコロコロと変えたり、誰のことも悪く言わずに良い顔をするでしょう。相手に対して真摯に向かい合うことができない人です。
■2. 自分に自信がない
いい人ぶってる人は、自分に自信を持っていません。頼まれると断れなかったり、呼び出されると予定があってもすぐにとんでいきます。常に受け身で、自分から行動を起こすことも少ないでしょう。都合の良い人になっているのに気が付いていないのです。
いい人は予定があったら断ることができます。自分に自信があるので、自分の気持ちを最優先にすることができるのです。
■3. 寂しがり
寂しがりやな性格もいい人ぶってる人の特徴です。いつも誰かと一緒にいたいと感じ、人から求められることを求めています。寂しさを紛らわすために、自分を犠牲にしてしまうこともあるでしょう。
いい人は自立しているので、自分の時間を楽しむことができます。自分と他人の境界線をしっかりと持ち、お互いの意見を尊重することができる人です。自分を大切にすることができるでしょう。
■4. 利害関係を重視する
いい人ぶってる人は、自分にとっての利害関係を重視しています。自分に利益をもたらしてくれる人には良い顔をし、嫌われないように気を使うでしょう。しかし自分にとって損な相手には冷たい態度をとることがあります。
いい人は利害関係を考えず、相手と真っすぐに付き合います。どんな人にでも平等な態度をとることができるのです。相手を尊重し、行動をすることができる人です。
■5. 自分の軸がない
いい人ぶってる人は自分を持っていないので、相手に合わせます。どんなことでも人に合わせるので、相手によって意見が変わってしまうのです。自分に自信がない表れでもあるでしょう。
いい人はきちんと自分を持っています。無理に相手に合わせることなく、自分の意見をきちんと伝えられる人です。自分の意見を伝えながらも押し付けることはなく、相手の考えを聞くこともできます。
まとめ
いい人ぶってる人は自分に自信がなく、人からの評価をとても気にします。その心理は承認欲求によるものですが、人に害を与えることもあるでしょう。いい人ぶってる人と、本当にいい人を見分け、利用されないように気をつけてください。