縁切り神社に行ってはいけない理由！自分に返ってくる？代償は？

縁切り神社に行って、自分と繋がっている不要な縁を切りたいと思う人もいるでしょう。

しかし、縁切り神社には「行ってはいけない」という説もあります。代償が自分に返ってくる、逆に不幸になってしまうなどの噂を耳にしたことがあるかもしれません。

そこでこの記事では、なぜ縁切り神社に行ってはいけないと言われているのか、理由を詳しく解説します。参拝時の注意点や、効果がやばい最強の縁切り神社も一緒に見ていきましょう。

縁切り神社には、あなたと繋がっている不要な縁を断ち切るご利益があります。人は様々な縁で繋がっており、その中にはどうしても嫌な縁、関係を切ってしまいたい縁もあるでしょう。

嫌な人との縁を切ることで、あなたの邪気との繋がりが切れ、結果として良い運気を引き寄せることができます。不幸を遠ざけ、幸運を呼び込むご利益が縁切り神社にはあるのです。

また、特定の誰かとの縁だけではなく、今後訪れるであろう不幸や、病気などとの縁を切ることもできます。どうしても変えられない自分の性格や悪習慣など、自分自身と何かの縁を切ることも可能です。

縁切り神社に行ってはいけない、お参りしてはいけないと言われる理由は何なのでしょうか。縁切りをしたい人にとっては、とても気になる点です。

縁切り神社に行こうと考えている場合は、その理由をしっかり確認しておきましょう。

縁切り神社は、非常にパワーが強く縁切りの効果が高いです。間違った参拝方法でお願いをしてしまうと、その代償が自分に返ってくると言われています。

間違った参拝方法とは、縁を切りたい相手の不幸を願うことです。相手に嫌気がさして縁を切りたい場合は、嫌いな相手に不幸が起きて欲しいと思ってしまう人もいるでしょう。

しかし、縁切りとは自分の将来を思って前向きに行う行為です。相手の不幸を願う行為は神様の意思に反するため、あなたに不幸が返ってくる恐れがあります。

縁切りを願うときは、「相手が幸福になった結果、自分との縁が切れますように」と願ってください。そうすることであなたに不幸が返ってくることもなく、縁切りを行うことができます。

縁切り神社の縁切りはとても効果が高いため、切りたくない縁まで切ってしまう恐れがあります。

縁切り神社はあなたと繋がった縁を切る神社です。願った通りに嫌な縁だけが切れれば良いですが、場合によっては大切な人との縁が切れてしまうかもしれません。

また、縁切り神社で参拝する際、大切な人のことを思い浮かべてしまうと、その人との縁が切れてしまうという説もあります。中途半端な気持ちで縁切りに行くのはやめたほうが良いでしょう。

縁切り神社は、自分と繋がった嫌な縁を切りたいと願い、たくさんの人が集まる場所です。縁切り相手に対してネガティブな感情を持っていたり、追い詰められた状態で参拝に来たりする人も少なくありません。

負の感情が集まる場所なので、敏感な人や霊感が強い人などは、そのエネルギーの影響を受けてしまう可能性があります。

人によっては、縁切り神社に行って気分が悪くなったり、マイナスの気を受けてしまったりするかもしれません。

縁切り神社は、遊び半分で行ったり冷やかし目的で参拝したりすると、バチが当たることもあります。神様への無礼に当たるだけでなく、神社に渦巻く負の感情によって不幸を引き寄せてしまう恐れがあるのです。

縁切り神社はとてもパワーの強い神社なので、自分に返ってくる不幸も大きくなるかもしれません。軽い気持ちで参拝に行くことは避けましょう。

縁切り神社に行ってはいけない理由を紹介しましたが、これらは全て、正しい参拝方法を知らないことが原因です。

正しい知識を身につけておけば、縁切り神社に行ってはいけないということはありません。縁切り神社の危険性やリスクを把握した上、注意点をしっかり守って参拝しましょう。

縁切り神社は、確実に縁を断ち切りたい、強い思いがある人が行くべき場所です。縁切りに迷いがある人、気持ちが定まっていない時などはお参りしない方が良いでしょう。

縁切りの効果はすごいものなので、中途半端にお願いをすると後々後悔する可能性があります。迷いがある状態では、縁を切りたい対象相手があやふやになってしまい、切りたくない人との縁が切れてしまうかもしれません。

本当に縁切りをしたいのか、よく考えてから参拝しましょう。

縁切り神社は、できる限り一人で行くのがおすすめです。恋人や家族、友人など、大切な人と一緒に参拝すると、その相手との縁が切れてしまう可能性があると言われています。

縁切りは「悪縁」のみが切れるため、大切な縁が無闇に切れることはない、とされている神社もありますが、縁切りのパワーは強力なものです。

念のため、可能であれば一人で参拝した方が無難になります。

縁切り神社に行く際は、早朝や日中にお参りするのがおすすめです。夕方や夜は参拝客のマイナスエネルギーが溜まってしまっており、その影響を受けてしまう恐れがあります。

一番良いのは、空気が浄化され邪気が払われている早朝です。特に、負のエネルギーの影響を受けやすい人は、できる限り早い時間に参拝に行くのが良いでしょう。

縁切り神社には、それぞれの神社ごとにルールが設けられています。「絵馬に願いを書く」「石碑をくぐる」「木に鎌を打ち込む」など、縁切りの方法も様々です。

正しい参拝方法で縁切りを行わないと、効果が得られないだけでなく、神様への無礼と捉えられる危険もあります。

訪れる前に、各神社の参拝方法や禁止事項などをしっかり確認しておきましょう。

縁切り神社で願いごとをした場合、お礼参りを忘れないようにしてください。そもそもお参りとは、神様に日頃の感謝を伝える場です。願いを叶えてもらったなら、きちんとお礼をすることが礼儀になります。

礼儀がなってなければ、神様の不興を買ってしまうかもしれません。遠方の縁切り神社に行きたい場合は、お礼参りに行くことも考えて計画を立てるようにしましょう。

縁切り神社は全国に数多く存在しますが、特に効果が高いと言われる最強の縁切り神社・寺院を紹介します。興味のある人はぜひ参考にしてください。

安井金比羅宮（やすいこんぴらぐう）は、京都にある縁切り神社です。非常に縁切り効果の強い「やばい神社」としても知られています。たくさんの形代が貼り付けられた「縁切り縁結び碑」が有名です。

安井金比羅宮へ気軽に行ってはいけないと言われているのは、崇徳天皇を主祭神としていることが一つの理由になります。崇徳天皇は幼少の頃からひどい待遇を受けていた天皇で、死後は祟り神になった「日本三大怨霊」の一人です。

そのような怨霊を祀っているため、怖いイメージが定着し、「行ってはいけない場所」とされているのでしょう。しかし、正しく参拝を行えば自分にとって不要な縁を断ち切れる上、縁結びも可能な神社です。事前にルールを把握してから参拝にいきましょう。

縁切榎（えんきりえのき）は、榎大六天神とも呼ばれる東京の神社です。とても小さな神社ですが、東京都内で最強と言われるほど絶大なパワーがあると言われています。

江戸時代には、横を通るだけで縁が切れると言われたほどです。結婚前の女性は、縁切榎の近くを通らないようにしていたという逸話も残っています。特に絵馬には強い縁切り効果があるとされているため、縁切りしたい人は絵馬に願いを書くと良いでしょう。

円珠庵（えんじゅあん）・鎌八幡（かまはちまん）は大阪にあるお寺です。境内にあるご神木に鎌を打ち込むことで、縁切りを行えます。

鎌は様々なものを切るために存在するものです。そのため、強い縁切り効果があるとして全国でも有名な場所となっています。

注意点として、円珠庵鎌八幡の境内では撮影が一切禁止です。ご神木に刺さる鎌を、長時間眺めるのも禁止されています。正しい参拝方法を確認し、マナーを守って参拝してください。

抜弁天厳嶋神社（ぬけべんてん いくつしまじんじゃ）は東京にある縁切り神社です。縁結びや縁切りの効果がある神社で、源義家が戦勝祈願をした神社としても知られています。

抜弁天厳嶋神社は、境内が南北に通り抜けられるようになっているのが大きな特徴です。通り抜けることによって苦難を切り抜けられたり、嫌な相手との縁を切れたりするとされています。

七福神の弁財天を祀っているため、金運や芸事に関することで参拝する人も多い神社です。

橋姫神社は京都府宇治市にある神社です。「丑の刻参り」のルーツになった橋姫を祀っています。

丑の刻参りは、丑三つ時（夜中）に髪を振り乱しながら藁人形に釘を打つ、かの有名な呪いの儀式のことです。橋姫は、現代にも伝わる強い恨みを持ち、鬼になったと言われています。

その伝説によって、橋姫神社には恐ろしいイメージがあるのかもしれません。縁切り効果も凄まじいと言われており、気軽に行ってはいけない神社とされています。

縁切り神社に行ってはいけない理由や、有名な縁切り神社を紹介しました。縁切り神社に行ってはいけないというのは語弊があり、参拝ルールをしっかり守れば問題ありません。

どのような理由があるにせよ、自分の人生のため、前向きな気持ちで縁切りを行うことが大切です。

また、縁切り神社に依存しすぎず、「より良い縁を生むために力を借りる」といった意識も忘れないようにしてください。