犬の犬種をかけ合わせたミックス犬。かわいい見た目で人気の高いミックス犬もたくさんいます。認知度が高まり、すでに人気のミックス犬も。
そんなミックス犬を人気ランキング形式で種類別に紹介します。珍しい種類もいますので、どんな種類のミックス犬がいるのか確認してみてください。
このランキングは、Googleの検索数をベースにしながら、Youtube、インスタ、TwitterなどのSNS投稿も加味しながらSpicomi基準でランキングを作成しています。
※検索数だけだと、別の意味のキーワードと被っている犬種もいます。また、SNSだと、特定のユーザーが頻繁にそのタグを使用しているケースもあるため、検索数をベースにしています。
ミックス犬とは?
ミックス犬とは、異なる2つの純血種を掛け合わせて生まれてきた犬のことを意味します。両方の親犬の良いところが発現することを期待して交配させますが、必ずしも思い通りの犬が生まれるとは限りません。たとえ同胎子であっても、体格・毛色・体の特徴などに個体差が出るのは珍しくないのです。
また、親犬の組み合わせによっては、一般的な可愛さからは外れた見た目――少々奇異に見える容姿になることもあります。しかしそれを「個性」として受け入れる飼い主は、意外にも少なくありません。ミックス犬は気持ち悪いという批判的な意見がなされる一方で、むしろ他とは違う見た目に魅力を感じ、世界で1匹だけのオリジナルとして喜ばれることもあります。
ミックス犬と雑種の違い
ミックス犬は雑種と混同されがちですが、この二つは別物です。
「ミックス犬」の両親犬は異なる種類ではあっても、それぞれの遺伝子は同犬種ゆえにどうしても近しくなりがち。そのため、ミックス犬の遺伝子は思いのほか純血種から遠ざかっていません。そのせいでそれぞれの親犬が持つ遺伝的な疾患を受け継ぐことがあり、病気が表に発現する可能性は期待されているほど低くないのです。
一方、ランダムな組み合わせの「雑種」は、基本的に遠い(似ていない)遺伝子同士が掛け合わさっています。そのため両親犬のどちらか、あるいは両方になんらかの遺伝的疾患があったとしても、クリアもしくは劣性となる確率が高いことから、病気が表に発現しにくいのが特徴です。雑種が病気に強いと言われるのはそのためで、これはミックス犬にはあてはまりません。
ミックス犬の人気ランキングTOP20
■1. チワックス
チワワとミニチュアダックスフンドのミックス犬で、チワワのようにクリクリの大きな目と、ダックスフンドのように長めの胴体が特徴的です。
足の長さはダックスより長めですが、どちらかと言えば短足の部類。長い胴体を華奢な骨格で支えるので、足腰への負担は厳禁です。
好奇心旺盛で遊び好きの甘えん坊ですが、知らない人や犬に対しては、やや警戒心が強い面も。他の犬と遊べる社交的な犬に育てるには、きちんとした社会化が必要です。
■2. マルプー
マルチーズとトイプードルのミックスで、つぶらな黒い瞳とホワンと垂れた耳が、ヌイグルミのように愛らしい容姿をしています。
両親のどちらに似てもシングルコートで抜け毛は少なめ。巻き毛とストレートのミックスのため、毛質はどちらに似るかによりますが、概ね巻きの緩いプードルといったところでしょうか。
マルチーズに寄ると、頑固で気が強い性格が前面に出ることも。しかし、もう半分のプードルは訓練性能抜群。子犬の頃からしっかりトレーニングすることが大切です。
■3. チワプー
チワワとトイプードルのミックスですが、見た目は小さめのプードルにそっくり。毛質はダブルコートのチワワに似ると、やや抜け毛が多くなります。
両親のどちらに似ても、遊び好きで活発な犬になるでしょう。しかし、両親犬ともに膝蓋骨脱臼に気をつける必要があり、チワプーもぴょんぴょん飛び跳ねるのはNGです。
チワワに寄ると警戒心が強く前面に出ることがありますが、プードルは物覚えの良い犬。きちんとしつけて、バランスの良い性格の犬に育てることが大切です。
■4. ゴールデンドゥードル
ゴールデンレトリーバーとプードルのミックスで、賢さ・運動能力・人懐っこさの三拍子揃った犬種です。サイズは大型犬~小さめの中型犬までと幅広いですが、日本では小さめのほうが人気。
毛質は両親犬のどちらに似るかで分かれます。ゴールデンに似ると巻きは緩めで抜け毛は多め、プードルに似ると巻きは強めで抜け毛は少なめです
人懐っこく物覚えが良いゴールデンドゥードルは、体格のわりに、初めて犬を飼う人にも扱いやすい犬と言えるでしょう。
■5. ポンスキー
ポメラニアンとシベリアンハスキーのミックス。欧米では人気の高い組み合わせですが、2021年現在、日本国内で子犬を手に入れることが難しい犬種の一つです。
成長してもハスキーの子犬にしか見えない犬や、キツネにそっくりの風貌など、見た目にはかなりのバラつきがあります。
性格的にはどちらに似てもエネルギッシュで遊び好き。しかしポメラニアンの気質が強く出過ぎると、慎重で無駄吠えが多い性格になることがあります。
■6. ラブラドゥードル
ラブラドールレトリーバーとプードルを主体に、スパニエル系3種とカーリーコーテッドレトリーバーを組み合わせて生み出されたミックス犬です。
ミックス犬の多くは、純血種同士を掛け合わせた一代限りが基本。しかしラブラドゥードルは同犬種同士で掛け合わせて、犬種の固定が図られている途上にあります。
体格は小さめの中型犬から大型犬までバリエーションがあり、抜け毛は少なめ。社交性と賢さを併せ持つ犬ですが、賢いからこそ適切なトレーニングが必要です。
■7. ポメプー
ポメラニアンとトイプードルのミックス。フワフワの被毛、愛らしい顔立ち、小ぶりな体格と、人気が出る要素を詰め込んだミックス犬です。
ポメラニアンに似ると抜け毛は多くなりますが、トリミングの頻度は少なくてOK。プードルに似ると抜け毛は少ないものの、定期的なトリミングが必要です。
明るく愛情深い性格の持ち主ですが、プードルの気質が強く出ると食欲にムラが出て、ポメラニアンが強く出ると食欲旺盛になる傾向にあります。
■8. キャバプー
キャバリア・キングチャールズ・スパニエルとトイプードルのミックスです。キャバプーはとても愛らしい容姿の犬ですが、魅力は見た目の可愛さだけではありません。トイプードルの賢さと、キャバリアの人懐っこさが合わさった性質は、家庭犬として理想的です。
コートはキャバリアに似ると抜け毛が多くなりますが、その分豊かな被毛はフワっとしてゴージャス。プードルに似ると抜け毛は少ないものの、定期的なトリミングが必要です。
■9. ポメチワ
ポメラニアンとチワワのミックス。ポメラニアンのような艶やかでフサフサの被毛と、チワワのようなつぶらな瞳がなんとも魅力的です。
どちらの犬種に似てもダブルコートのため、かなりの抜け毛を覚悟しなければなりません。
飼い主に対しては愛情深い性格を示す一方で、見知らぬ人や犬には警戒するところがあります。臆病や神経質の度が過ぎると、無駄吠えが多くなることも。子犬の頃からしっかり社会化させ、社交的な犬に育てる必要があります。
■10. コッカプー
アメリカンコッカースパニエルとプードルのミックス。アレルギーの人が飼えるように、毛の抜けにくいプードルと、穏やかな性格のアメリカンコッカースパニエルを組み合わせたのが始まりとされています。
陽気で活発な性格に加え、小さな子どもや他の動物に対して敵対心がありません。家庭犬に求められる資質が揃っています。
ただし、中型犬に近いサイズまで成長することがあるため、親犬のサイズはきちんと確認したほうがよさそうです。
■11. ダップー
ミニチュアダックスフンドとトイプードルのミックスです。ちょっと胴長のトイプードルに見える犬が多いですが、中にはダックスフンドそのままの姿でありながら、コートだけがプードルのような巻き毛をしている犬も。
サイズはトイプードルよりは大きく、ダックスフンドよりは小さめになることが多いようです。
性格は聡明で遊び好き。社交的な犬が多いので、初めて犬を飼う家や、小さな子どもがいる家庭でも飼いやすい犬と言えるでしょう。
■12. シュナプー(シュヌードル)
シュナウザーとプードルのミックス。欧米では小型~大型までサイズは幅広いですが、日本ではほとんどが小型犬です。
もともとシュナウザーの作出にプードルが使われていた歴史があり、見た目にも性質的にも無理のない組み合わせのミックス犬。トリミングによってシュナウザーにもプードルにも見えるところが魅力です。
非情に頭が良く人懐っこい性格ですが、甘やかすとワガママになることも。理想的な家庭犬に育てるためにも、きちんとしつけることが大切です。
■13. ポメ柴
ポメラニアンと柴犬のミックス。外見は被毛がフワフワした小さめの柴犬、あるいはちょっとガッチリめの骨太ポメラニアンに見えることが多いようです。
もともと大きくかけ離れた顔立ちではないからか、どちらの犬種によっても、あまり見た目に違和感がありません。
ポメラニアンと柴犬の、どちらに似ても警戒心が強くなる傾向にあり、番犬向き。知らない人にはなかなか心を許しませんが、知っている相手には友好的な態度が示せる賢い犬です。
■14. チワマル
チワワとマルチーズのミックス。どちらも見た目が可愛い犬で、掛け合わさったチワマルが可愛くないはずがありません。
全身白いコートの犬は、純血と間違われそうなほど、ほぼマルチーズ。しかしチワワ由来のコートが混ざったとたん、色々なカラーや模様が出現して個性的になります。
性格は甘えん坊ですが、万人に対してフレンドリーではありません。チワワの警戒心にマルチーズの頑固さが加わると、ワガママに拍車がかかることも。社交的になるように育てることが大切です。
■15. ペキプー
ペキニーズとトイプードルのミックスです。ペキニーズは短足がに股で、トイプードルはすらりと足長。その2つが合わさるので、ペキプーはペキニーズより足が長くなり、ぱっと見はシーズーと間違えそうです。
ペキニーズに寄った場合、噛み合わせがアンダーショットになることがありますが、異常ではありません。
甘えん坊のトイプードルと、猫のようにマイペースのペキニーズ。そのどちらの性格を強く受け継ぐかで、性格に違いが出るのは面白いところです。
■16. ポメックス
ポメラニアンとミニチュアダックスフンドのミックスです。一見したところでは純血のダックスフンドと間違えそうですが、ダックスより短めの胴体と長めの足が特徴的。
体格に対して骨格が華奢になりやすく、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼に注意が必要で、過度の運動は厳禁です。
懐っこく甘えん坊で、性格的な飼いにくさはありません。しかし、ポメラニアンの気の強さが前面に出過ぎると、思わぬタイミングで無鉄砲なことをしでかすので注意が必要です。
■17. チワパグ
チワワとパグのミックスです。短頭犬種同士の組み合わせのため、パグのマズルが少しだけ長くなったような顔立ちをしています。しかし、胴体はパグほどガッチリしていません。
良く言えばスマート、悪く言えば貧相な体つきのパグといったイメージ。チワワもパグも好発する病気が多いので、二重に注意する必要があります。
性格的にはどちらも愛嬌がありますが、チワワの神経質さとパグの頑固さが合わさると、しつけには少々苦労するかもしれません。
■18. チワブル
チワワとフレンチブルドッグのミックスです。フレンチブルドッグを小型化したような姿は愛らしいですが、妙にアンバランスな体型になってしまうことも。
チワワは骨格が華奢なため、本来ならがっちり体型の犬との掛け合わせに向きません。そのため、しっかり体重管理をして、体に負担がかからないように気をつける必要があります。
愛情深く活発な犬ですが、股関節の疾患や呼吸器系の病気を防ぐためにも、運動制限をしたほうがよさそうです。
■19. マルックス
マルチーズとミニチュアダックスフンドのミックスです。真っ白な被毛の犬は胴長のマルチーズに見えますが、ダックス由来のカラーが混ざったとたんに、犬種のわからない可愛いヌイグルミのような犬に変身します。
甘えん坊で人懐っこいマルックスは、比較的どんな家庭でも飼いやすい犬。ただし、マルチーズの頑固さが強く出てしまったり、ダックスの警戒心が前面に表れることも。
必ずしも穏やかな性格になるとは限りませんが、扱いにくさの少ない犬といえるでしょう。
■20. シバーギー(柴コギ)
シバーギー(柴コギ)は、柴犬とコーギーのミックスです。どちらもかわいい見た目なので、シバーギーもかわいらしく立ち耳で鼻筋の長い顔立ちをしています。普通の柴犬より足が短くなりがちなので、それで気づかれることも。
警戒心は高めですが、愛想がよく、人懐っこい性格です。足が短いため、ヘルニアなど腰や関節の負担に注意してあげてください。
21位以下の珍しいミックス犬ランキング
21位以下についてランキング形式で、名前と何と何の犬の種類をかけ合わせたものなのか紹介します。
順位 | 犬種の名前 | 親犬1 | 親犬2 |
---|---|---|---|
21 | プーキー | トイプードル | ヨークシャーテリア |
22 | ヨープー | ヨークシャーテリア | トイプードル |
23 | ペキチワ | ペキニーズ | チワワ |
24 | ポメキー | ポメラニアン | ヨークシャーテリア |
25 | ポメマル | ポメラニアン | マルチーズ |
26 | マルシーズー | マルチーズ | シーズー |
27 | シープー | シーズー | トイプードル |
28 | チワピン | チワワ | ミニチュアピンシャー |
29 | 柴プー | 柴犬 | トイプードル |
30 | パピチワ | パピヨン | チワワ |
31 | パピプー | パピヨン | トイプードル |
32 | マルキー | マルチーズ | ヨークシャーテリア |
33 | 柴チワ | 柴犬 | チワワ |
34 | ウェックス | ウエストハイランドホワイトテリア | ミニチュアダックスフンド |
35 | ゴベリアン | ゴールデンレトリバー | シベリアンハスキー |
36 | ビショプー | ビションフリーゼ | トイプードル |
37 | プーション | トイプードル | ビションフリーゼ |
38 | ポメヨン | ポメラニアン | パピヨン |
39 | バーニードゥードル | バーニーズマウンテンドッグ | プードル |
40 | ペキックス | ペキニーズ | ミニチュアダックスフンド |
41 | ポメパグ | ポメラニアン | パグ |
42 | キャバチワ | キャバリアキングチャールズスパニエル | チワワ |
43 | シーポメ | シーズー | ポメラニアン |
44 | シュナマル | ミニチュアシュナウザー | マルチーズ |
45 | チャウスキー | チャウチャウ | シベリアンハスキー |
46 | マルパピ | マルチーズ | パピヨン |
47 | ヨーチー | ヨークシャーテリア | チワワ |
48 | ヨーチワ | ヨークシャーテリア | チワワ |
49 | ゴールデン柴リバー | ゴールデンレトリバー | 柴犬 |
50 | チワズー | チワワ | シーズー |
51 | パグル | パグ | ビーグル |
52 | パピキー | パピヨン | ヨークシャーテリア |
53 | ピンプー | ミニチュアピンシャー | トイプードル |
54 | 豆プー | 豆柴 | トイプードル |
55 | チワギー | チワワ | コーギー |
56 | パグズー | パグ | シーズー |
57 | ホーギー | シベリアンハスキー | コーギー |
58 | 柴ックス | 柴犬 | ミニチュアダックスフンド |
59 | コーグル | ビーグル | コーギー |
60 | コギプー | コーギー | トイプードル |
61 | コッカークス | アメリカンコッカースパニエル | ミニチュアダックスフンド |
62 | シーグル | 柴犬 | ビーグル |
63 | チワニーズ | チワワ | ペキニーズ |
64 | パグ柴 | パグ | 柴犬 |
65 | ウエスプー | ウエストハイランドホワイトテリア | トイプードル |
66 | ビショマル | ビションフリーゼ | マルチーズ |
67 | ボーギー | ボーダーコリー | コーギー |
68 | 柴ウザー | 柴犬 | シュナウザー |
69 | マルフリーゼ | マルチーズ | ビションフリーゼ |
70 | コギックス | コーギー | ミニチュアダックスフンド |
71 | ジャーギー | ジャーマンシェパード | コーギー |
72 | レトリックス | ゴールデンレトリバー | ダックスフンド |
73 | プーギー | トイプードル | コーギー |
74 | ジャックラッセルチワワ | ジャックラッセルテリア | チワワ |
75 | パグブル | パグ | ブルドッグ |
76 | パピコギ | パピヨン | コーギー |
77 | ヨーシーズー | ヨークシャーテリア | シーズー |
78 | 豆コーギー | 豆柴 | コーギー |
79 | シークス | シーズー | ミニチュアダックスフンド |
80 | シェルギー | シェットランドシープドッグ | コーギー |
81 | ブル柴 | ブルドッグ | 柴犬 |
82 | ラブスキー | ラブラドールレトリバー | シベリアンハスキー |
83 | 秋柴 | 秋田犬 | 柴犬 |
84 | ショーギ | シーズー | コーギー |
85 | ダル メックスフンド | ダルメシアン | ダックスフンド |
86 | ダッキー | ミニチュアダックスフンド | ヨークシャーテリア |
87 | コックス | コーギー | ミニチュアダックスフンド |
88 | ショッカー | 柴犬 | コッカースパニエル |
89 | ウエスギー | ウエストハイランドホワイトテリア | コーギー |
90 | ケアティー | ケアーンテリア | ウエストハイランドホワイトテリア |
91 | コーギプー | コーギー | トイプードル |
92 | コッカーペイ | アメリカンコッカースパニエル | シャーペイ |
93 | シーギー | シーズー | コーギー |
94 | シェパードチャウ | ジャーマンシェパード | チャウチャウ |
95 | シャー バセット | シャーペイ | バセットハウンド |
96 | ジャーマンシャー ペイ | ジャーマンシェパード | シャーペイ |
97 | ジャッギー | ジャックラッセルテリア | コーギー |
98 | パグギー | パグ | コーギー |
99 | パグリーゼ | パグ | ビションフリーゼ |
100 | パピスティー | パピヨン | ウエストハイランドホワイトテリア |
101 | ビーグルマン | ビーグル | ジャーマンシェパード |
102 | ビショチワ | ビションフリーゼ | チワワ |
103 | ビショックス | ビションフリーゼ | ミニチュアダックスフンド |
104 | ビショペキ | ビションフリーゼ | ペキニーズ |
105 | ビショラニアン | ビションフリーゼ | ポメラニアン |
106 | ピスキー | ピットブル | シベリアンハスキー |
107 | ブルパグ | ブルドッグ | パグ |
108 | フレ柴 | フレンチブルドッグ | 柴犬 |
109 | ポインギー | ポインター | コーギー |
110 | ボーダックス | ボーダーコリー | ダックスフンド |
111 | マルスティー | マルチーズ | ウエストハイランドホワイトテリア |
112 | ラブギー | ラブラドールレトリバー | コーギー |
113 | ラブスティー | ラブラドールレトリーバー | ウエストハイランドホワイトテリア |
114 | 柴ーキー | 柴犬 | ヨークシャーテリア |
115 | 柴ーズー | 柴犬 | シーズー |
116 | 柴ード | 柴犬 | シェパード |
ミックス犬を飼う時の注意点
ミックス犬は異なる純血種を掛け合わせるため、その組み合わせは無限大です。しかし体格差や性質の違いを考慮せずに掛け合わせてしまった場合、見た目は可愛くても体になんらかの問題が生じることも…。
そのため、ミックス犬を飼うにあたっては、次のことに注意する必要があります。
・親犬に明らかな体格差がある場合、成長後に運動制限が必要になる可能性がある。
・親犬の毛質が異なる場合、子犬期とは異なる毛質や毛色に変化するかもしれない。
・親犬が遺伝子検査を受けているかチェックし、遺伝病の可能性を確認する。
・子犬の生まれ元を調べ、信頼に足るブリーダーであるかをきちんと判断する。
・親犬種の好発種を確認し、子犬にどのような病気のリスクがあるかを理解しておく。
ミックス犬は病気に強い?弱い?
ミックス犬は雑種とは異なり、必ずしも病気に強いとはいえません。だからと言って弱いとも断定できず、すべては親犬の組み合わせ次第です。
親犬が双方ともに遺伝子検査クリアであればいいですが、未実施の場合はなんとも言えません。万が一遺伝病を発症した場合は、血統書がないため血縁の追跡調査が困難です。
また、遺伝病の有無に関わらずミックス犬が気を付けるべきは、親犬の体格差です。極端に体格の異なる両親犬から生まれたミックス犬は、骨格が体格を支えきれなくなる可能性も。すると椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼などを発症しやすくなるため、日常的に運動制限をしなければならなくなります。
ミックス犬は賢い?
ミックス犬=賢いという考え方は少々短絡的ですが、犬種の組み合わせによっては訓練性能の良さを期待できる場合があります。
たとえばトイプードルは犬の知能テストで第二位を獲得しているとても賢い犬種です。非常に物覚えが良いため、親犬の片方がトイプードルの場合、生まれてきたミックス犬も訓練性能をしっかり受け継いでいるかもしれません。
ただし、トイプードルと掛け合わせる犬種が訓練等に向かない頑固な気質の場合、ミックス犬の訓練性能は、どちらの犬種に寄るかで変わりそうです。とは言え、訓練性能が良いのに頑固な犬というのも、それはそれで面白そうですね。
まとめ
どのくらい知っているミックス犬はいましたか。芸能人や有名人でミックス犬を飼う人もいるため、知名度の高い人気のミックス犬もいます。
飼うときにはミックス犬ならではの注意点もあるため、どんな特徴がある犬種なのか把握して大切に育ててあげてください。