2024年10月04日公開

【カバラ数秘術】運命数・年運数の調べ方！数秘術の種類や違いも解説

カバラ数秘術の運命数（誕生数）の計算方法・自動計算・調べ方について説明します。さらに、数秘術の種類や違いについても説明しますので、数秘術の神秘の奥深さをお楽しみください。

カバラ数秘術とは数を使った占いです。 1から9までの数字には、それぞれ奥深い意味が込められています。

数秘術のナンバーには、過去や現在・未来の運命がすべて詰め込まれており、自分の数を調べていくと、生まれてきたルーツなどを知ることも可能です。

古代ユダヤの時代から愛されてきたカバラ数秘術の魅力を、一緒に見つけにいきましょう。

カバラ数秘術とは？

カバラ数秘術とは世界でも人気のある「数の占い」です。数秘術の流派の一つで、古代ユダヤの神秘思想から生まれました。

「カバラ」とは、ヘブライの言葉で「受け入れる・認める」という意味があります。誕生数や姓名数を紐解くことによって、運勢や未来を読み解くことが可能です。

数秘術の数の神秘に気付いていくと、自分の持って生まれた才能やこれから進むべき道のり、周りの人との関わり方などが見えてくるようになります。

ありのままの自分を受け入れ「自分の武器」を知っておくことで、より良い人生を切り開けるようになるでしょう。

数秘術3種類の特徴と違い

数秘術には「ピタゴラス式」「カバラ数秘術」「モダンヌメロロジー」など複数の流派があり、それぞれ計算方法や数字の持つ意味、導き出せるサインが少しずつ異なります。

流派	導き出せるサイン	使用できるもの	計算方法
ピタゴラス式	運命数	生年月日	1桁になるまで計算する
カバラ数秘術	運命数（誕生数）・宿命数・未来数など	生年月日・姓名	ゾロ目になったらそれ以上計算しない
モダンヌメロロジー	・ライフパスナンバー・ディスティニーナンバー・ソウルナンバー・パーソナリティナンバーなど	生年月日・姓名	基本的にカバラ数秘術と同じだが、姓名（アルファベット）の変換方法が異なる

現代における数秘術とは、「カバラ数秘術」や「モダンヌメロロジー」を指すことが多いです。

主な3つの流派の違いを解説します。

■①ピタゴラス式

古代ギリシャ時代に数学者ピタゴラスが編み出したのが、ピタゴラス式の数秘術です。

哲学者としても活躍したピタゴラスは、「数には性格がある」と考え、それぞれの数に意味を付けました。「世界のあらゆる物は、すべて数字で創られている」というのが彼の思想です。

後から生まれた数秘術もピタゴラス式の哲学になぞらえて、その方式を占いに取り入れています。

ピタゴラス式は数秘術のご先祖様と呼ばれるものなので、数ある数秘術の中でも1番シンプルに作られています。

数秘術に初めて触れる人でも簡単に自分の運命数を計算していけるので、初心者の方にもおすすめの占いです。

【ピタゴラス式】運命数の求め方

ピタゴラス式の運命数の求め方はとてもシンプルです。

西暦の生年月日をバラバラに分け、足し算していきます。

足し算の結果が33などのゾロ目だったら、3＋3＝6と「1桁になるまで計算する」のもピタゴラス式の特徴です。

【例】1986年11月15日生まれの運命数
・1＋9＋8＋6＋1＋1＋1＋5＝32
・3＋2＝5
→運命数は「5」になります。

■②カバラ数秘術

数秘術の中でも的中率が高いのが「カバラ数秘術」です。ピタゴラス式の数秘術を基本にしながら、さらに緻密な計算を加えて生まれました。

計算が得意だったユダヤ文化から誕生した数秘術で、「数字それぞれに隠された意味がある」と考えているのが大きな特徴です。

ピタゴラス式が「その人の表の性格だけ」を表しているのに対して、繊細なカバラ式では「その人の裏の素顔」までくっきり映し出してくれます。

■③モダンヌメロロジー

数秘術の中でもより新しく進化したのが「モダンヌメロロジー」です。アメリカで生まれた数の思想で、「自分が変われば、世界は良い方向に変わっていく」という思想がベースとなっています。

モダンヌメロロジーには導き出せるサインが複数あり、占い師によって重視するサイン（ナンバー）や読み解き方、解釈が異なります。

基本的には5つのコアナンバーズがベースです。
・ライフパスナンバー
・ディスティニーナンバー
・ソウルナンバー
・バースデーナンバー
・パーソナル（パーソナリティー）ナンバー

一般的に重要視されるのが、「ディスティニーナンバー」と「ライフパスナンバー」です。

ディスティニーナンバーは「天の神様から生まれつき授かっている運命的な数字」を表しています。

それに対し、ライフパスナンバーはその人らしさを表している数字です。他の数秘術の運命数（誕生数）と同じ位置付けで、「生きていく間に染まっていく色」を教えてくれる重要な数になります。

【モダンヌメロロジー】計算方法

ライフパスナンバーの計算方法は、生年月日の数字をバラして足し算していきます。

ゾロ目である場合はそれで終わりにし、それ以外の時は1桁になるまで足し算をおこないます。カバラ数秘術の運命数（誕生数）と同様です。

ディスティニーナンバーの計算方法は、名前をローマ字表記に替え、アルファベットを数字に直して足し算していきます。

カバラ数秘術の姓名数と同じ算出方法ですが、アルファベットを数字に置き換える法則などカバラ数秘術とは異なる点もあります。

数秘術ディスティニーナンバーとは？計算方法と各数字の使命・仕事・運勢 | Spicomi

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数秘術の中の「ディスティニーナンバー」。ディスティニーナンバーとは他の数秘術の数字と異なり、どんな意味を示すのでしょうか。また計算方法や各数字の使命・仕事・運勢はどのようなものなのか詳しく解説します。

カバラ数秘術「運命数」の調べ方

カバラ数秘術にはいくつか導き出せるサインがありますが、中でも運命数は「本当の自分の姿」を教えてくれる心強い数字です。

運命数は誕生数（ルートナンバー）とも呼ばれ、自分がどんな才能を持ってこの世に生まれてきたのか、その意味を教えてくれます。

■運命数（誕生数）と姓名数の違い

カバラ数秘術の運命数は、生年月日から求める方法と、姓名（アルファベット）を数字に置き換えて算出する方法の2パターンがあります。

1：生年月日から求める→ 運命数（誕生数）
2：姓名を数字に置き換えて計算する→姓名数

運命数（誕生数）が「その人の本質」を表しているのに対して、姓名数は「隠されたもう１つの顔」を教えてくれる重要な数字と考えられています。

2つを重ね合わせていくと、恋愛や仕事でどんな進路を進めばいいのか、正しい答えが見つけられるようになるでしょう。

数秘術の誕生数とは？計算方法・各数字の意味・運勢・相性占い | Spicomi

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数秘術の重要な数字である「誕生数」。誕生数とは何なのでしょうか。誕生数の意味・計算方法、各数字の運勢や相性占いを詳しく解説します。あなたの誕生数をチェックしてみましょう。

■運命数の計算方法

【運命数（誕生数）の計算】

カバラ数秘術で運命数を調べるためには西暦の「生年月日」をそれぞれの数にバラバラに分け、改めて足し算していきます。

計算して合計が2桁の数字になったら、さらにその数字を分解してもう1度足し算していきます。

1から9までの1桁の数になったら、それがあなたの運命数です。

【例】1986年8月30日生まれの運命数
・1＋9＋8＋6＋8＋3＋0＝62
・6＋2＝8

→運命数は「8」になります。

カバラ式はピタゴラス式とは異なり、「11・22・33」などのゾロ目になったらそれ以上は計算しません。

ゾロ目は「マスターナンバー」と呼ばれ、カバラ数秘術においては神聖な数とされています。

生年月日の数を分けて足し算をし、マスターナンバーが出た場合は、それがあなたの運命数です。

【例】1985年7月21日生まれの運命数
・1＋9＋8＋5＋7＋2＋1＝33
→この場合、運命数はマスターナンバーの「33」になります。

マスターナンバーの運命数を持っている人は、カリスマ的な生き方ができる人。天から授けられたパワーが多いので、紆余曲折に富んだ華やかな人生を歩みやすくなります。

運命数がゾロ目だったら「自分の個性を生かす生き方」を見つけてあげることが大切になります。

多く授かったパワーをマイナスと捉えるのではなく、プラスの方向に活かしていくと、才能ある豊かな人生を手に入れやすくなるでしょう。

【姓名数の計算】

姓名数を計算する時には、名前と苗字をローマ字表記に置き換えて計算していきます。

アルファベットを数字に置き換え、足し算をすると姓名数が出てきます。

【アルファベットと数字の置き換え方】

アルファベット	置き換える数字
A・J・S	1
B・K・T	2
C・L・U	3
D・M・V	4
E・N・W	5
F・O・X	6
G・P・Y	7
H・Q・Z	8
I・R	9

【例】青木花子さんの姓名数

・AOKI HANAKOのローマ字に直す

・数字を当てはめていく。

・1＋6＋2＋9＋8＋1＋5＋1＋2＋6＝41

・4＋1＝5

→姓名数は「5」になります。

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数秘術のソウルナンバーの中で特殊な数字「マスターナンバー」。マスターナンバーとは何なのか？調べ方・計算方法は？また、マスターナンバーの各数字の使命や特徴・意味などについて詳しく解説します。

■運命数ごとの性格・恋愛・相性一覧

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カバラ数秘術で重要な「運命数」。あなたの運命数の相性が良い数字、悪い数字は何なのでしょうか。各数字の意味・性格・運勢・相性診断を詳しく解説します。

カバラ数秘術「年運数」の調べ方

数秘術で重要なポジションを占めるのが年運数です。年運数とは「その年が持っている数字」のことで、その年がどんな1年になるのか教えてくれます。

これに自分の誕生日を加えたのが「個人年運数」です。あなたにとって、今年がどんな1年になるのかを知ることができます。

絶好調であれば今の勢いを継続させていき、下り坂であればひと休みして「自分を見つめ直す」良いチャンスの年にもしていけるでしょう。

■年運数の計算方法

占いたい年と自分の誕生日の数字をそれぞれ計算で求めて、最後に足し算をおこないます。

最終的に11や22・33などのゾロ目が出たらそれ以上は足し算せず、2桁のままの数字で占いをします。

【例】2021年の年運数を占う場合

・占う西暦を足し算する

・2＋0＋2＋1＝5

→年運数は「5」になります。

【例】2020年の個人年運数を占う場合(4月17日生まれ)

①占う年の西暦を足し算する

・2＋0＋2＋0＝4

②誕生日の数を足し算する

・4＋1＋7＝12

・1＋2＝3

③求めた数をそれぞれ足し算する

・4＋3＝7

→個人年運数は「7」になります。

■個人年運数の数字別の意味

1：スタート
新しい事を始めるのにぴったりの年。迷ったらとにかく動き出してみること。駆けだした先に、必ずご褒美が待っています。

2：ひと休み
はやる気持ちを抑えて、ゆっくり過ごしたい年。計画は後ろに延ばして、目の前の作業を丁寧におこなってみること。

3：計画する
感情よりも、理論を優先させたい1年。思いつきで動くのをやめて、将来について思案すること。計画をしていくと、今何をしたら良いのか見えてきます。

4：我慢する
災難がきて、苦労しやすい1年。不愉快に思う出来事があっても、やり過ごしてみること。辛抱する強さを身に付けると、この先何が起きても怖くなくなります。

5：受け入れる
目の前の波に乗っていくと、最高の年に。自分1人で何もかも頑張らず、周りの人の持って来た話に乗っかると、良いリズムが作られていきます。

6：仲良くする
争いよりも「平和に生きたい」1年に。協調性が鍵を握ってくるので、文句があっても打開策を見つけて仲良くやっていくこと。味方は多い方が得だと、割り切っていきましょう。

7：余裕
忙しさは凶。スケジュールは意識して空白を作って、休みながら働くと吉に。心にゆとりが生まれると、自分を見つめ直す時間も増えていきます。

8：結果が出る
今までの努力が、大きな花や実となって表れる年になります。目に見えた成果が出やすいので、自分に自信を持ちやすいとき。大きな役は積極的に受けると、さらに運気が伸びます。

9：巣立ち
別れを感じる1年に。人間関係の片付けをしていく年になるので、腐れ縁は思いきって断ち切ってみること。卒業の先には、新しい出会いも待っています。

11：出会い
新しい関係を育む1年に。物怖じせず人の輪に入ると、幸運がやってきます。

22：夢が叶う
温めていた夢が実現し嬉しくなります。希望を持って進める1年に。

33：変化
激変していく年。変化は良い事の前触れ、果敢に立ち向かって。

まとめ

カバラ数秘術の数字には、生きる知恵が詰め込まれています。誕生数や姓名数を組み合わせていくと、これまでの足取りやこれからの未来が浮かび上がってくるようになるでしょう。

すべての過去に意味があり、これからの未来にどんなメッセージが込められているのか分かるようになります。数字の謎をひも解いて、今よりもっと幸せな明日をキャッチして下さい。