人間を決めるのは、ズバリ誕生日です。生まれる日は、本人は選ぶことはできず、親や祖先、そのまた祖先の因縁により決まります。生まれる瞬間、人ははじめて「おぎゃあ」と叫び、自分の力により呼吸をはじめます。
このときはじめて吸った空気(気)を「保気(ほき)」と呼び、これによりその人の核となる考え方や行動パターン=性格が決まるのです。
性格が決まれば、他人と出会ったときに、人間同士の作用・反作用が発生します。これが相性というものです。相性がよければ「あの人とは意思疎通がスムーズだ」、相性が悪ければ「あの人とはウマが合わない」といったことが起きます。
九星気学がおすすめの理由
「九星気学」は人を9パターンに分ける明快さがありながら、的中率もズバ抜けています。九星気学と同様に誕生日から占う「四柱推命」も当たると評判ですが、生年月日(場合により生まれた時間まで)がわからないと占えません。
その点、九星気学は生まれた年だけで占えるという利点があります。そのため、プライベートなことを聞きにくいビジネスの相手や、これから仲を深めたい異性には「干支はなんですか?」と雑談の中でさりげなく聞いて生年がわかれば、その人の性格と、自分との相性がわかるのです。
自分の本命星の調べ方
九星気学は、自分の本命星(9パターンのどれに該当するか)を知ることからはじまります。
以下が早見表です。
一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
昭和2年 | 昭和元年 | 大正14年 | 大正13年 | 大正12年 | 大正11年 | 大正10年 | 大正9年 | 大正8年 |
昭和11年 | 昭和10年 | 昭和9年 | 昭和8年 | 昭和7年 | 昭和6年 | 昭和5年 | 昭和4年 | 昭和3年 |
昭和20年 | 昭和19年 | 昭和18年 | 昭和17年 | 昭和16年 | 昭和15年 | 昭和14年 | 昭和13年 | 昭和12年 |
昭和29年 | 昭和28年 | 昭和27年 | 昭和26年 | 昭和25年 | 昭和24年 | 昭和23年 | 昭和22年 | 昭和21年 |
昭和38年 | 昭和37年 | 昭和36年 | 昭和35年 | 昭和34年 | 昭和33年 | 昭和32年 | 昭和31年 | 昭和30年 |
昭和47年 | 昭和46年 | 昭和45年 | 昭和44年 | 昭和43年 | 昭和42年 | 昭和41年 | 昭和40年 | 昭和39年 |
昭和56年 | 昭和55年 | 昭和54年 | 昭和53年 | 昭和52年 | 昭和51年 | 昭和50年 | 昭和49年 | 昭和48年 |
平成2年 | 昭和64年 | 昭和63年 | 昭和62年 | 昭和61年 | 昭和60年 | 昭和59年 | 昭和58年 | 昭和57年 |
平成11年 | 平成10年 | 平成9年 | 平成8年 | 平成7年 | 平成6年 | 平成5年 | 平成4年 | 平成3年 |
平成20年 | 平成19年 | 平成18年 | 平成17年 | 平成16年 | 平成15年 | 平成14年 | 平成13年 | 平成12年 |
平成29年 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | 平成24年 | 平成23年 | 平成22年 | 平成21年 |
令和8年 | 令和7年 | 令和6年 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | 令和2年 | 令和1年 | 平成30年 |
<注意> ※九星気学では、1年は立春から節分までとなります。よって、1月1日から2月3日ごろ(立春の前日=節分)の間に生まれた人は、前年の本命星となります。
九星気学の相性【早見表】
相手→↓自分 | 一白水星 | 二黒土星 | 三碧木星 | 四緑木星 | 五黄土星 | 六白金星 | 七赤金星 | 八白土星 | 九紫火星 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一白水星 | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ◎ | ◎ | ✕ | ✕ |
二黒土星 | ✕ | △ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
三碧木星 | ◎ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
四緑木星 | ◎ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
五黄土星 | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
六白金星 | ◯ | ◎ | ✕ | ✕ | ◎ | △ | ◯ | ◎ | ✕ |
七赤金星 | ◯ | ◎ | ✕ | ✕ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ✕ |
八白土星 | ✕ | ◎ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◎ |
九紫火星 | ✕ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | △ |
★一白水星
【大切にしてくれる相手】六白金星、七赤金星
【好意を持ち守りたくなる相手】三碧木星、四緑木星
【敵わないと感じる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【反発したくなる相手】九紫火星
【親しみを感じる相手】一白水星
★二黒土星
【大切にしてくれる相手】九紫火星
【好意を持ち守りたくなる相手】六白金星、七赤金星
【敵わないと感じる相手】三碧木星、四緑木星
【反発したくなる相手】一白水星
【親しみを感じる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
★三碧木星
【大切にしてくれる相手】一白水星
【好意を持ち守りたくなる相手】九紫火星
【敵わないと感じる相手】六白金星、七赤金星
【反発したくなる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【親しみを感じる相手】三碧木星、四緑木星
★四緑木星
【大切にしてくれる相手】一白水星
【好意を持ち守りたくなる相手】九紫火星
【敵わないと感じる相手】六白金星、七赤金星
【反発したくなる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【親しみを感じる相手】三碧木星、四緑木星
★五黄土星
【大切にしてくれる相手】九紫火星
【好意を持ち守りたくなる相手】六白金星、七赤金星
【敵わないと感じる相手】三碧木星、四緑木星
【反発したくなる相手】一白水星
【親しみを感じる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
★六白金星
【大切にしてくれる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【好意を持ち守りたくなる相手】一白水星
【敵わないと感じる相手】九紫火星
【反発したくなる相手】三碧木星、四緑木星
【親しみを感じる相手】六白金星、七赤金星
★七赤金星
【大切にしてくれる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【好意を持ち守りたくなる相手】一白水星
【敵わないと感じる相手】九紫火星
【反発したくなる相手】三碧木星、四緑木星
【親しみを感じる相手】六白金星、七赤金星
★八白土星
【大切にしてくれる相手】九紫火星
【好意を持ち守りたくなる相手】六白金星、七赤金星
【敵わないと感じる相手】三碧木星、四緑木星
【反発したくなる相手】一白水星
【親しみを感じる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
★九紫火星
【大切にしてくれる相手】三碧木星、四緑木星
【好意を持ち守りたくなる相手】二黒土星、五黄土星、八白土星
【敵わないと感じる相手】一白水星
【反発したくなる相手】六白金星、七赤金星
【親しみを感じる相手】九紫火星
九星気学の性格
★一白水星
頭がよく理性的で、感情にまかせて行動するようなことはありません。その代わり、神経が細かく小さなことで悩みやすいという傾向があります。異性関係では意外と激しい感情を持つ人も少なくなく、身を滅ぼす人もいます。
★二黒土星
9パターンの中で、もっとも地味で目立たない印象です。行動がスローで愚鈍な人が多いですが、コツコツと続けるような作業は得意です。まじめで忍耐力があるので、男性も女性も結婚相手として無難なタイプです。
★三碧木星
声が大きく、楽器や歌など、音楽の才能がある人が多いです。見栄っ張りで賑やかなことや場所を好みます。また、どことなく華があります。人生の前半は調子がいいですが、謙虚さを忘れると晩年に苦しみます。
★四緑木星
社交的でおしゃべり上手な人が多いです。どんな集団やグループでも風のようにすっとなじんでいきます。また、引き立てられる運もあります。その代わりに、流されやすく優柔不断という欠点があります。腸が弱い人が多いです。
★五黄土星
肝の据わった親分肌ですが、一度怒ると怖いタイプ。この星の人は敵に回さないようにしましょう。また、健康上の欠点がない人が多く、タフで行動力があります。女性も独立志向が強く、苦難を乗り越えながら成長します。
★六白金星
正義感が強いですが、権力志向があり尊敬されることを好みます。ただし、感受性にとぼしいため、他人の感情に共感しません。自分のことばかりを考えると運が開けないので、才能を社会に役立てるようにしましょう。
★七赤金星
おしゃべりや食など“口に関すること”に縁があります。女性はかわいらしい人が多いです。男性も同様で愛嬌がありますが、男としての迫力に欠けることもあります。ビジネスでも恋愛でも「詰めの甘さ」が出やすいのが欠点です。
★八白土星
岩のように強情で、かわいげがない人が多いです。ただし、一度信頼関係ができれば、決して裏切らない誠実さがあります。また、女性は結婚しても何かと実家に縁があり、男女とも墓を守ることになる人が多いです。
★九紫火星
美男・美女が多く頭脳も明晰です。文章、絵画などの芸術方面に才能を発揮する人も少なくありません。ただし移り気なところが欠点となります。恋愛においても同様で、一人に絞れず恋多き人も多いのがこの星の人です。
まとめ
九星気学により自分の性格を知ることは、何よりもまず大事なことです。これは、自分という人間を客観的に見る練習になります。
たとえば自分が七赤金星なら、「詰めが甘い」という運命的な欠点があるので、何事においても用心する、しっかりした人に補佐役を頼む、などの対策ができます。
また、社会においては相性のいい人ばかりとつき合うわけにもいきません。「あの人と相性が悪い」ということを事前に知っておけば、自分の主張を控えめにして、相手との摩擦が起きないようにすよう、などと対策することができます。
恋愛においても自分と相性のいい星を覚えておくといいでしょう。適齢期の人は、自分に合う本命星に絞って恋活・婚活することは非常に有益です。相性のいい同士は多少の困難があっても力を合わせて乗り越えやすいからです。一方、相性の悪い同士だと困難を乗り越えるのにお互いによる相当の努力が必要となります。
このように、占いは現実の生活に役立ててこそ、の実学です。人間関係がうまくいかないときなどは、九星気学の性格、相性診断を思い出してください。